二度あることなのに三度目がない

 きのうおとといと二日連続でお出かけをした。近所の図書館まで片道一時間の散歩をして、ついでに資格の勉強。試験日が近いから気合を入れてこのサイクルを回すぞと意気込んだのもつかの間、三日目にしてベッドから起き上がる気力を失った。三日坊主の下位互換。

 一万と五千歩がそんなに負担だったのか。テキストとのにらめっこがそんなにつらかったのか。それとも二日目の大雨か。ズボンが濡れるのもかまわず、小さな折りたたみ傘を頼りに走ったのがまずかったか。

 とにかく、今日ベッドから出たのは14時半ごろである。こんなに貧弱だと、どこか悪いんでないかと心配になる。少なくとも熱はないようだ。風邪は嫌だが、風邪でないのもそれはそれで不安になる。

 いつからこんな脆弱になった。いちおう成人男性なんですよ。大きな病気もせず、大きな怪我もせず、ぐだぐだと健康に生きてきたはずなんですよ。それがどうしてここまでスタミナ不足になるんですか。

 嘆いていても仕方がない。明日の予定を考える。今日動けなかったのが単に体調不良ならしっかり休めばよい。だが、根本的にスタミナがないとなると手間だ。体力の増強が必要になる。図書館までの遠出を諦めて、少しずつ運動量を増やすしかない。こういう地道な努力がいっちばん苦手なのに。

 身体は資本。資本主義の現代において、資本たる身体の性能はすべての状況を左右する重大な要因である。ぶつかつ言う前に(ぶつくさ言うHIKAKIN)、まずはストレッチでもやりますか。

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