短歌日記　2021/4/13〜17

プリーズ・新しい季節とネイル

今日の自己解説はお休み。

制服のあなたを凝視できるのは、未来の彼氏もできない悪事

初恋はホワイトデーのキャンディーを溶かしてしまっておしまいだった

わたしだけ気づいてしまった。あの二人、爪の伸縮周期が同じ。

朝起きて顔を濡らしてしまうから、学校へ行く元気が出ない

ペヤングを見かけるたびに思い出す、花壇にお湯を捨ててた先輩

真っ暗なステージの下から見上げてた、彼女たちの命の煌めき

スカートが風を巻き込む瞬間が美しいから後ろにいたい

目が合うと微笑むあなたは誰にでも微笑む人少し悲しい

さよならで貴女が灯したこの光
次は私があの子に灯す

春なのに布団で足が温むのに思ったよりも時間がかかる

指揮者だとスポーツ刈りをさせられる。木星ならば法律かもね。

木星でスポーツ刈りにさせられた指揮者は今日も仮病で休み。

消毒で指がしんしん痛むからホモ・ファーベルはしばしお休み

巷では鬱が治ると言われてる動画を見ながらオーバードース

身ではなく光る部分が好きなので、貝というより恋というべき

花が咲き実を結んで行くように、あなたのなかに私はいますか

見えました。窓辺に置いた花瓶からいのちがそっと浮かんでくとこ。

花瓶からするりと浮かぶ魂が天国の場所を知っているから