短歌日記 2021/4/1~3
恋バナ、きゅんきゅんする。
イヤホンを忘れた朝の通学路
あなたが去った4月みたい
イヤホンを忘れた朝は少し心細くて、静か。先輩が出ていった校舎みたい。
人波に揺られて今日も行方不明
あの日千切った四葉の栞
4/28は四葉の日なんだって。千切らなければ、いつでも幸せになれたかな?
お互いの恋の話を少しずつ
とてもキレイな砂糖菓子だね
よくわからない砂糖菓子をつまみながらちょっとずつ恋バナするの、いいね
うたた寝てあなたの袖を掴む夢
着物だったら間に合ったかも
神社で七五三の写真を撮ってる子が多くて、思いついた歌
春が散る 美しすぎて気が狂う
不審者注意の張り紙がある
宮木あや子の『春狂い』を読み返したので、春狂いっぽい歌を詠みたくなった。
人生は常にサンプル数が1
何をやっても私が正しい
私の信条。強気で生きてこ。
知っといて、君だけが知る私より
君が知らない私がいるって
好きな人にしか見せない顔も、好きな人にだけ見せない顔もある、と思う。
私ならどこでも歩いて行けるから
先で待ってて、羽を持つ子よ
歩くの大好き
私からあげれるものはないけれど
心の中の海をあげるね
書店で『海をあげる』というタイトルを見かけて、心を打たれた。きっと美しくて、パステルカラーで優しい場所。
近所には獣害防止柵よりも
人害防止ネットが多い
畑にポイ捨てすんな。お前のサラダにアルミ片が混ざる呪いを受けろ。
今ちょうど、理性ちゃんはお出かけ中
どうする?私の部屋に来る?
親の不在中に誘う、みたいな。
運命の赤い糸があるんなら
電線ぐらいぶっとくあれ
目が悪いから、ぶっとくあって欲しい。
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