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短歌日記 −1日目

iPhoneのメモ帳に蹲っていた短歌たち。と、その自己解説たち。


雪が付く 貨物列車の 先頭に はるかに遠い あの人を見た

お察しの通り、これは「推し」ではなく、「恋」だと思います。元気かどうか気になるから。

背景を雪の画像に変えてみた。溜まる未読に耐えられなくて

亡くなったことを認めたくなかった。でも未読が溜まれば実感しちゃう。雪は全部を沈めてく。

たぶんもう存在しない。星たちも
星をきれいに見られる場所も

星シリーズ。いつか阿智村に行きたい。

雨女だから一生見れないよ。満天の星、追いかけるわたし

星シリーズ。いつか阿智村行きたい(2)

あれはベガ、あれは牡牛座、アルタイル いまだに旅に星座盤をもつ

星シリーズ。いつでもリュックに入れてるけど、出番はない。

あれはベガあれがデネブでアルタイルいつでも星を夢見る少女

星シリーズ。くどいね。

新刊が出るから未だ、生きている。死んじゃいたい時に限って。

あの日の私を救いたいから生きてる。最初で最後のファンレターは、3ヶ月に1冊の本を出して、私を救った作家さんへ出しました。勝手に救われてるだけ、って言うんだろうけど。

「痩せなくちゃ」「ハンドクリーム塗らなくちゃ」「メイク落として早めに寝なきゃ」

女の子でいることは嫌いじゃないけど、たまにめんどくさい。これはめんどくさいものトップ3です。

こんな日は生きてるだけで偉いのです。たとえベッドから動けなくとも。

生理シリーズ。腹痛よりメンタルに来るタイプ。夜が嫌。だれかに隣にいて欲しいからタロット占いの動画を聞く。

夜用のナプキンがなくてトイレにて静かに一人絶望涙

生理シリーズ。ちなみに、夜用ナプキンから漏れてたときも泣きます。

透明な時間流るる午後3時ベッドの上で血を流す私

生理シリーズ。腹痛より睡眠に出るタイプ。起きたらほぼ全ての授業が終わってた。絶起、どころではない。

寂しさに触れる瞬間手を握るあなたはいつもズルい大人だ

クズ男なら、こうするかな。。って妄想です。ライン来る、でもいいかな。だから、離れがたい。

「愛してる」その一言を待っている。たまらず私は雪を眺める

雪が音を消すから、痛いくらいの静寂が二人の間に胡座をかいてる。触れて欲しいのに触れてくれない。泣きたいけど泣けない。でも鼻は赤くなる。って妄想。

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