見出し画像

短歌日記 2021/03/31

明日から4月が始まりますね。心の準備、出来てます?

繊細で壊れやすくてカピカピで
私の心みたいなパスタ

パスタが食べたすぎて考えていた時の歌

タピオカはパスタs.p. なんだって
熱弁してる彼女はビスコ派

そういやタピオカのブームって去ったんですかね?「ビスコ派」は森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』のワンシーンから。

桜降る街灯の下 手をとって
Shall we ロボットダンス?

これも『夜は短し〜』からロボットダンス連想。shall we を7文字という解釈にしています。

死にかけのイヤホン刺してスクラッチ
頭の中に響けばオーケー

私のイヤホン、かなり前に片耳が死んでいて、もう片方も調子が悪いんです。くねくねしながら聴いてる。

茹で卵 殻ごと食べたその日から
ニンゲンではない、何かになった

これは相沢沙呼さんの『雨の降る日は学校に行かない』のワンシーンからの連想。家に帰ったら茹で卵を作ろうと思った時に思いついた。

茹で卵 殻ごと呑んだその日から
クラスに浮いた窒素になった

上の歌を変えた。窒素って浮かないけど、ご愛嬌ということで。窒素にしたのは、人間では無いけど、空気の成分としてはマジョリティだから。

アンディもボブも言ってた。イエローはサンって意味でモンキーは猿。

ともすると、僕/私/彼/彼女/君を多用してしまうので、他の人称(?)を使いたくて。アンディもボブも、なんだか失礼そう(ど偏見)

こだわりの洗剤選ぶのは大人っぽい
私は大人じゃないけれど、

こだわりの香りの洗剤を買っている時だけ、素敵な女性になれた気がする。気がするだけ。

コンパスを片手に自転車またがって
夜のコンクリ・ジャングルをゆく

好きな人が、以前、こんなことを言っていました。ジャングルだからgoogle mapがなくても迷わないよ、って。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?