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【リマスター】年末年始をまとめて楽しむ方法 -ちょっとだけ季節外れにしてみるとどうなるか-(2010年1月6日)

過去に書いたブログ記事を少々のブラッシュアップを加えて再掲載する試みです。今回は2010年1月アメブロで公開した「ちょっとだけ季節外れ」という記事です。


年末年始を一気に味わいたい

明けましておめでとうございます。

昨年に開設しましたこのブログもおかげさまで新年を迎える事ができました。もっと興味深い事、もっと面白い事、もっと素敵なサムシングを探して紹介したいと思っておりますので、今年もよろしくお願いいたします!


なんて、季節を感じさせる出だしですが、今回はその季節にちなんだ事を取り上げます。昨年末は忙しくてクリスマスをお祝いできずに今日まで来てしまいました。一緒にお祝いしてくれる人がいないという問題もあるのですが、それを考えないにしても、クリスマスがなかったなんて哀しいです。だから僕はお正月を迎えたにも関わらずクリスマス気分を味わいたいと思ってしまったのです。そこで、ある工夫をしてクリスマス不足を補ったのです。

早速その工夫をして書き初めをします。

正月といえばこのセット以外考えられない

当然ただの書写ではありません。何が工夫かというと……

部屋が汚いのは気にしないでください。
今年の目標「鳥肉」。クリスマスは七面鳥を食べるからである

そう。一週間前に着られなかったサンタさんの服装をしてみたのです。和筆で書写をしつつサンタクロース。ちょっとだけ季節外れな気がしますが、こうでもしないとクリスマスを消化することが出来ません。まだまだクリスマス気分が足りないため、さらに正月とクリスマスを融合させようと思います。

正月あそびをやってみよう

「♪お正月には凧揚げて~」
歌に唄われるように、正月といえば凧揚げです。続いてサンタさんが凧揚げします。京都から車で30分。広々とした空と比良おろしが吹く琵琶湖の湖岸での挑戦です。

新春の琵琶湖。湖岸の新築がうらやましい

凧といえばゲイラカイト。一昔前はTシャツのモチーフにもされたほどメジャーな凧ですよね。現代風のイメージもありますし、サンタさんが凧揚げしていても違和感は無いはずです。きっと正月とクリスマスが解け合うことでしょう。

凧を持ち湖岸の公園に佇むサンタ。ちょっと腰が引けてる。

この湖岸の公園には家族連れが一組、犬の散歩をする人が数名いました。子供が「サンタさん!!」と声をあげた以外は特に反応はありませんでしたが、かなり遠巻きにサンタさんを観察しているように感じました。やはり正月にサンタは無理があったのでしょうか。肝心のゲイラカイトもうまく飛んでくれず、公園内を走り回ります。

一生懸命走るサンタ。真冬なのに汗だくである。
ここまで上がると必ず反時計回りに降下。本物のサンタの呪いか?

やはりサンタの服装は恥ずかしいです。僕の羞恥心が運動神経を鈍らせていたのかもしれません。せめて凧だけでも和風に近づけようと、念の為に購入しておいた連凧もあげてみます。

サンタさんは用意周到なのだ。ただ、凧糸を絡ませてしまったのは反省だ。

連凧は成功です。みごと比良おろしの風を捉えました!和風のものを使用する事により、正月らしさをアピール。サンタさんでも違和感がなくなったのも勝因といえると思います。もうこれで正月=クリスマスと言っても間違いはなさそうな気がします。

♪せーうん それうぁー きみがーみたひかりぃー。この状態で安定
移動します

おめでたいキャラで初詣

第三の正月行事は定番の初詣です。京都の初詣は伏見稲荷や八坂神社が有名ですが、有名どころは大変な混雑です。先ほど「正月=クリスマス」という方程式を導き出す事に成功していますが、当然一般市民の皆さんはそれを知りません。初詣にサンタさんが来たら驚くかもしれません。という事で、その次くらいに有名スポットである平安神宮でお参りです。

夕方になってしまって焦るサンタ。やはり腰が引けてる。

神社とサンタ。こうやって並べてみると、意外に違和感が無いのがわかると思います。そう、神社の朱色とサンタの赤が同系色で、サンタが建物と同化できるのです!これなら恥ずかしくても大丈夫!安心してお参り出来ます。

厄年を気にするサンタ。既に五五の厄年は克服しているので安心だ。
おみくじをひくサンタ。「『争事、心正しくせねば破れる』だってさ。七福神に勝てるかなぁ」

神社神社した場面だけではなく、お祭り気分になっているサンタからも違和感が感じられません。ここまで馴染んでいればサンタクロースが正月の風物詩と呼ばれても良いのではないのでしょうか?

「おいオヤジ、山盛りにしてんか!!」

まとめ

やはり僕が最初思った通り、実際にサンタを正月に参加させてみると、かなり自然に過ごす事が出来る事がわかります。年末は坊主が走り回るほど忙しい時期。そんな時にサンタクロースの格好をして浮かれていられない人は大勢います。今後、そういう忙しい人たちも、サンタを正月に持ち越せば問題が解決する事がわかりました。もう安心してクリスマスをスルーできますね!と結論づけたところで今日はこれで終わります。

平安神宮からの帰りの駐車場でも子供から声をかけられたが、覇気のない顔つきだったためか「サンタさんじゃない!!」と言われた

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