企業法務あるある【2】
私は企業法務という仕事をしています。どんな仕事にも「あるある!」と共感できるネタがあるかと思いますが、このシリーズ(今後シリーズになる…はず。)では、企業法務のあるあるネタを投稿しようと思います。
ちなみに、企業法務の仕事については↓の記事をご覧ください。
同業の方には、「あー、あるある笑」と笑ってもらえれば何よりですし、他の業種の方には法務ってこんな感じなんだと雰囲気が伝われば嬉しいです。
※このシリーズはちゃんと仕事はしているけど、正直腹立つという内容を投稿するので、「こうすればいいだろ」とか「そんなの我慢しろ!」といったツッコミ厳禁!ゆる~い気持ちで見てください🙋
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あるある① 手書き修正が入った、先方からのPDFの契約書修正案にイラっとする
通常、契約書のやり取りはWordファイルの修正履歴やコメント機能を用いてやり取りされる。ただ、たま~に、手書きで修正案が書き込まれた契約書のPDFファイルが送られてくることが。
なぜ、wordで送ったものをPDFにする?そしてなぜ手書きで修正する??原始人の会社なのでしょうか?しかも、そういう場合、手書きの文字が達筆すぎてほぼ読めない。
こういう時、担当者に「修正案の文字が読み取れませんので、内容をご教示ください。」と返すか、「Wordファイルで修正案をいただいてください。」と差し替えします。先方の手書きの修正案を反映する義理はない。
あるある② 法務よりも特定の法律に詳しい現場担当に感動する。
同じプロダクトをずっと担当していたり、法務担当が何度も変更になったプロダクトを担当している現場担当の中には、その領域の法律に異様に詳しい現場担当がいることがあります。
門前の小僧習わぬなんとやらですが、そんな現場担当に対峙した際に、法務の中には委縮してしまったり、自信を無くしてしまう法務もいます。
ただ、こういった担当者を味方につけて力を借りられるようになると仕事もスムーズです、自分で勉強することも必要ですけどね。
あるある③ 先方法務からの「他社にも許容いただいているので…」
契約書の条件を先方法務とやり取りしている際に繰り出される「他社にも許容いただいている条件ですので、問題ないかと存じます。」
「許容頂ければと存じます」なら分かるが、「問題ないかと存じます」という一方的な返信にムカつく。問題ないかを判断するのは契約当事者なので、他社は関係ない。
こういう時に、譲れない条件であれば、「弊社においては、他社との契約でも修正を検討いただいている箇所ですので、再度ご検討ください。」と返信します。
先方法務も一旦ごねているだけで、意外とその条件にこだわりが無かったりするので、一度押し返すと、結構修正を飲んでくれます。
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今回は以上です!全国のサラリーマンのみなさん、ゆる~く頑張っていきましょ~。
では!
今後も継続的に記事を書き続けていく予定です。 100円くらい投げてやっても良いかなという方がいらっしゃったら、とっても嬉しいです。ぜひよろしくお願いします!