見出し画像

リップルは他の通貨を否定していない

リップル社は中央集権的に仮想通貨のテクノロジーを活用しようとしています。ビットコインを始めとした仮想通貨は一元的に管理する事を目標としておらず、一部のビットコイン信者は「非中央集権こそ偉大」と考えていることがインターネットでは見受けられます。ただ、非中央集権だから良い訳ではない事、世界共通の通貨が現実的に世界共通で利用される訳ではない事は感覚的にも論理的にも理解できます。

リップル社はクローズドな方針を取っている為(企業なので当たり前ですが)その動向が怪しいと思われがちな事、そして実際にリップルの発行するXRPの価格がリップル社に握られている事が問題視されます。実際にリップルが詐欺なのかどうかは置いておき(詐欺と言うには尚早だと私は考えます)リップル社が行おうとしている事の重要さを知る事で、ビットコインやその他仮想通貨が抱える問題点を知る事ができると考えます。

ここから先は

3,163字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?