「光老化」対策で若々しい人生を
目も肌も日焼けする
生き物は太陽によって生かされています。地球という星の奇跡ですよね。私たちも太陽光を適度に浴びることで身体の中にビタミンDが生成され、健康に暮らすことが出来ます。
とはいってもビタミンD生成に必要な光線量は、沖縄なら手の甲を太陽に10分もあてればOK。地域によって差があります。
太陽の下で長時間、無防備に過ごすのは「光老化」の原因となります。
光老化とは、太陽が原因で発生する皮膚の老化現象のこと。白内障、黄斑変性などの眼疾患もまた「光老化」によるものです。
実は、年を取ることによる生理的な自然老化と、光老化は別物なんです。
自然老化は、ふだん衣服に隠されている部分の肌の変化とみることができます。
一方、太陽にさらされやすい顔や手足は、自然老化と違う経年変化を起こします。肌の色がくすみ、張りがなくなり、しみ、しわ、たるみとなり、皮膚ガンが生じることもあります。これが「光老化」です。
紫外線、可視光線、赤外線など波長によって呼び名は変わりますが、それぞれに肌と目に影響を与えます。
美しく年を重ねていくためには光老化を防ぐことが大切なんですね。
※紫外線の強い時間を避ける
※日陰を利用する
※日傘、帽子を使う
※衣服で覆う
※サングラスをかける
※日焼け止めを上手に使う
最近、ネットで盛んに広告している「飲む日焼け止め」については、米国食品薬品局(FDA)が「誤った安心感を与え、人々の健康を危険に晒している」と指摘していますので気を付けてください。
そしてサングラスなんですが、濃いレンズは要注意。瞳孔が開くことで余計に紫外線を目に入れてしまいます。UV(紫外線)だけでなく、酸化変性を促すとされるHEV(高エネルギー可視光線)カットのレンズにすべきです。
ちなみにビッグメガネでは、健康と美肌のための目元対策を可能とするハイブリッドレンズをお客様におすすめしています。
それは、紫外線、HEV、ブルーカット、そして、近赤外線カットを兼ね備えた高機能レンズ。
肌の深部に届く近赤外線がシワ、タルミの原因?
近年、光老化には紫外線だけでなく近赤外線がシワ、タルミの原因になっていることが解明されました。
太陽光の半分を占めるのが近赤外線。なんと紫外線の6倍もの量が地上に降り注いでいるそうです。
この近赤外線とは760~1400㎚の電磁波なんですが、紫外線よりもさらに深く皮膚の真皮の深層部から筋肉にまで届いていることが近年になって分かってきたんですね。
しっかりと日焼け止め対策をする必要がありますが、目元の皮膚は日焼け止めのサンスクリーン剤によるケアが難しいです。近赤外線カットのサングラスやメガネが有効です。
各レンズメーカーでは、眼に有害な光を様々な観点でカットできるレンズを次々に開発しており、瞳と肌を守るスキンケアレンズも誕生しています。
ビッグメガネではハイスペックレンズを装着したオーダーサングラスを提案しています。フレーム持ち込みの場合はレンズ代6600円のみです。加工費はサービスしております。このサングラスはヴィンテージフレームに近赤外線カットレンズを装着したものです。おしゃれでしょ。
▶紫外線カット率 99.99%
▶ブルーライトカット率 66%
▶HEVカット率 99%
▶近赤外線カット率 90%
屋外ではサングラスとして、室内ではPC・スマホメガネとしても機能します。色は茶色ですが、薄いので違和感がありません。こちらはお客様のオーダーで制作した小ぶりのサングラスです。
また、度付きレンズを希望される場合は、イトーレンズの近赤外線カットコート「IR-SKYⅡ」を装着してお作りします。
それにしても近年は色々なことが科学的に解明されて、技術開発が加速しています。それがシミやシワ、タルミといった人間の老化現象すら激変させてしまうのですから、世の中、すごいですね。