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ザ・眼鏡職人

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那覇のビッグメガネから、眼鏡のマニアックな世界をご紹介します。一番目立つブランドアイコンというファッションアイテムであると同時に、ライフスタイルを左右する大切な医療ツールでもある…
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#サングラス

機能色々 用途色々 サングラスの選び方【その2】

以前にもお知らせしたのですが、「サングラス」は、次の3つに大別されます。 ■サングラス=歪みの少ない自然な見え方のもの ■偏光サングラス=サングラス+光の反射を抑えるもの ■ファッショングラス=それ以外のもの 気を付けていただきたいのはファッショングラスです。国の定めるレンズ光学試験をクリアしていないものが殆どです。例え「UVカット」や「偏光」と書かれていても、根拠がないわけですね。しかもレンズに歪みがあったりしますから、眼を守る意味でも心配です。多くは、メガネ専門店では

色で激変? サングラスの選び方【その1】

「夏だなぁ、眩しいなぁ、サングラスでも買うか~」といった感じで選んでいたサングラス。一番のポイントはデザインでしたよね。それとブランド。 「これ、カッコいいね~」 「こっちのほうが似合うかな」 こういったチョイスの仕方は、今や昔の話となりました。 気候変動も含めて、太陽が私たちに及ぼしているプラスマイナスの影響が理解されるにつれて、サングラスはファッション性と同時に、機能性を重視したものが好まれるようになっています。 もちろん、色の持つ効果についても、科学的に解明され

「光老化」対策で若々しい人生を

目も肌も日焼けする 生き物は太陽によって生かされています。地球という星の奇跡ですよね。私たちも太陽光を適度に浴びることで身体の中にビタミンDが生成され、健康に暮らすことが出来ます。 とはいってもビタミンD生成に必要な光線量は、沖縄なら手の甲を太陽に10分もあてればOK。地域によって差があります。 太陽の下で長時間、無防備に過ごすのは「光老化」の原因となります。 光老化とは、太陽が原因で発生する皮膚の老化現象のこと。白内障、黄斑変性などの眼疾患もまた「光老化」によるもの

紫外線が子どもの目に及ぼす影響は?

最近、サングラスをかける子供たちを垣間見るようになりました。人数的には圧倒的に少数派。でも、子供は、大人以上にサングラスが必要かもしれないのです。その理由を、紫外線研究の第一人者、金沢医科大学眼科学講座の主任教授、佐々木洋先生の研究結果からご紹介します。 佐々木先生は、紫外線が眼に与える影響を検証するために、赤道に近く、また住民の野外活動時間が長いとされるタンザニアで調査を行いました。 紫外線で進む眼の老化私たちのイメージとして「アフリカ人は目が良い、日本人は目が悪い」と

女性のためのメガネとサングラス???

メガネを常用していると鼻パッドの当たる部分が気になる、という方、おられますよね。私もです。でも、私の場合は重くて派手な、男性向けのメガネフレームが好きなので仕方ないか~(-_-;)。 数年前から、鼻パッドの悩みを持つ方のためのメガネフレームやサングラスが登場しているのをご存じですか? 中でも、先駆者として知られる商品が「Choco Sun・ちょこサン」と「NEOJIN ・ネオジン」です(^^)v 女性のためのサングラス「ちょこサン」2016年度のアイ・オブ・ザ・イヤー、サ