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京都の秋といえば 2023... 京の奥座敷「紙屋川沿いの紅葉」をまとめました

みなさん、こんにちは。
彌榮自動車公式note編集部です。
前回の祇園祭からあっという間に京都は夏を過ぎ、もうすぐ秋本番です。
ちなみに、祇園祭の記事にが気になる方はこちらをご覧ください。

11月が近づき、桂坂のモミジバフウが赤く染まり

桂坂のモミジバフウ並木を抜けるヤサカバス(2022年10月末撮影 望遠レンズを使用)

嵐山がカラフルに染まりだすと、もうすぐやってくるのが秋本番。

カラフルに染まりだした渡月橋(2022年11月上旬撮影)

ということで、今年も昨年Instagram&Facebook担当が訪れた秋の紅葉で「ここは」というところをご紹介する企画がやってきました。

昨年も色々なところに足を運んだ担当。
そのなかでも、今年は京の奥座敷としても知られる、紙屋川沿いの紅葉をご紹介いたします。

ちなみに「紙屋川」という言葉を始めて聞いた方も多いのではないでしょうか。紙屋川とは、淀川水系の河川で、右京区の鳴滝に端を発し、最終的には桂川に合流します。以前は桂川までが紙屋川と言われていた時期もあるそうですが、多くの方には「天神川」とお伝えしたほうがおなじみかもしれません。

というのも、天神川と言われるようになったのが、北野天満宮の境内西側を流れることに由来してそういわれるようになったそう。そしてこの辺りからはいくつかの場所で、かの豊臣秀吉が洛中と洛外の境とした「御土居」が残っており、今でも「御土居を境に洛中か洛外か」という話題が出ることも(笑)

ということで、今回のスタートは北野天満宮の御土居沿いにある「もみじ苑」からスタートします。
※写真は注釈がない場合は2022年秋の撮影です

境内にある「御土居」の案内板

この時期の御土居は一般公開されており(2023年は12月3日まで公開予定、詳細は北野天満宮公式HPをご確認ください)、一部日程ではライトアップも行われていて、そちらもおすすめです(2023年は11月11日から12月3日までの予定、こちらも北野天満宮公式HPをご確認ください)

もみじ苑ライトアップ(2021年秋撮影)
もみじ苑ライトアップ(2021年秋撮影)

さて、話を戻して。
お昼のもみじ苑はこんな感じです。

いつもは西側から眺めることができない本殿をじっくり眺められる点、
そして秋らしい晴天に紅葉の紅、銀杏の黄、そして木々の緑というコントラストを味わえる点がおすすめです。ちなみにここはもみじ苑入口から歩いて5分ほどで右側に見えてくる展望台からの景色です。

そこから御土居に沿って歩くことしばし。
後半は御土居から階段を降り、紙屋川の流れに沿って歩くのですが、そこで見えてくるのが朱塗りの「鶯橋」です。

御土居自体に高低差があるため、前半の紅葉と後半の紅葉の色づきは少々違うのですが、それはそれで趣があり、「盛りの紅葉と、これから盛りになる紅葉」が同時に味わえるのが特徴ではと担当は思います。

北野天満宮は比較的交通アクセスも容易ですので、ぜひ参拝の折にお立ち寄りになってはいかがでしょうか。

そして、次にご紹介するのが「京の奥座敷」、鷹峯にある「しょうざんリゾート京都」の紅葉です。

「しょうざんリゾート京都」はその広大な敷地に、料亭、レストラン、ホテルなど、数々の施設があり、近年は外資系ホテルが新たにできたことでも話題となってりますが、こちらの紅葉も圧巻なのです。

まずは敷地南側から紙屋川沿いに沿って遊歩道を歩いてみることにします。
もう、川沿いの紅葉からして、真紅の紅葉が出迎えてくれます。

ちなみに下を流れるのが紙屋川です

途中の景色も素晴らしく、自身が京都市内を飛び出したのでは…と思う世界

そして、途中に見える北山杉とのバランスも圧巻。

これだけでも素晴らしいのですが。
これで終わらないのが「しょうざんリゾート京都」のすごいところ。
この先にあるのが「日本庭園」で、こちらの紅葉も圧巻なのです。

奥に見えるが「日本庭園」の入口。
この時点で、わくわくさせてくれます。

庭園に入り、後ろを振り返ると…

真紅に染まった紅葉と庭園入口の瓦が素晴らしいバランスで出迎えてくれます。そして順路の先の紅葉も真紅の世界、そしてその下に積もる紅葉もまさに「紅のカーテン」です。

入口で圧倒された担当。
そのまま先に歩を進めていきます。

北山杉とパステルカラーのバランスが綺麗。
中ほどにやってくると、こんな景色が待っていてくれています。

担当はいつもこの時期(と春)に思うことがあります。
それは「紅葉と水の流れ」「桜と水の流れ」は反則級の雰囲気を醸し出すということ。こちらでもその例にもれず、幻想的な雰囲気です。

見えてきたのが隆々と佇む北山杉と深紅の組み合わせ。
そこに壁紙のように彩る青空、しばらくファインダー越しに圧倒されていました。

そして、先程の流れの先はこのようになっています。
やっぱりこう見ると「紅葉と水の流れの組み合わせ」は反則です。

これでお腹いっぱいと思い、出口に向かおうと進む担当。
ところが、最後にこれまた素晴らしい景色が待っていました。

庭園内の「峰玉亭」越しの紅葉です。
しかも、ガラスに反射している紅葉も素晴らしいの一言。
こちらでもファインダー越しに見つめ続けたのはいうまでもありません。

ここでファインダー越しに紅葉を見つめながら思ったことが「紅葉の素敵さは、ほかの色合いと組み合わさることでその魅力を増す」ということ。
特にこちらの紅葉は日々のメンテナンスが丁寧だからこそ感じられる真紅と、緑のバランスが絶妙なのです。

担当もここ数年、色々な紅葉を見てきましたが、その中でも「素晴らしいです!」っておすすめてできる紅葉でした。

今年の秋も多くの人で賑わうであろう、京都の街。
そのなかでも、すこし足を伸ばしてみれば、静寂のなかに圧巻の景色を愉しめることができます。

この記事を見ていただいているみなさんの参考になれば、そして京都の秋をを一足先に感じてみたいと思っていただいている方にこの景色が届けばありがたいです。ちなみに担当者はFacebookInstagramを主に活動しています(最近は停滞気味が課題ですが…)。もしよろしければフォローいただけますととても喜びますので、ぜひご覧ください。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また次の機会にみなさまのお目にかかれること、楽しみにしています。

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