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商売というモノは利益を出さないといけないんですよ?

市場で知り合いの八百屋に会うと、高確率で売れないねーと言う会話になります。ある意味挨拶言葉の様になっています。

八百屋にも色んなタイプが存在していて、

●良いモノをそれ相応の価格で売る八百屋

●標準的なモノを標準的な価格で売る八百屋

●売れるもモノは何でも安値で売る八百屋

おおざっぱに分けてこの3通りだと思います。


別にどのタイプが正解という事はありません。

自分が個人的な感想を言えば、規制が多いこのご時世において、最も元気が良いのは一番最後のタイプの様な気がします。

とにかく、今はお客さんの財布のヒモは締まってますから、上の2タイプはスーパーマーケットと商材が殆ど被ってしまうので、近所にスーパーマーケットが出来れば、よっぽどの御贔屓さんが複数居ない限り、スーパーマーケットにお客さんが取られます。


ある日、上の2タイプの八百屋と売れないからどうしたものか?と世間話をしていた時、”こういうご時世だから売れる物は何でも売って、利益を上げなきゃ駄目なんだよ?商売は利益を上げてなんぼなんだよ?”と自分が放った言葉に、彼はハッとした顔を見せました。

時代はどんどん変化しています。

自分はこういう売り方で行くと決めるのはいいのですが、時代の波に乗れなければ店は利益が出ず潰れます。

商売というものは、利益を出してなんぼです。意外とこの事を忘れてしまっている商人が多く、ボランティア活動の様な商人が八百屋には多い気がします。


自分に利益がしっかり取れて、それでいてお客さんにもしっかり還元していく。これこそが本来の商売の様な気がします。

”商売は利益を出してこそ”なんですよ?


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