見出し画像

【AI投資】 AIを駆使した投資分析法:初心者でもプロ並みの結果を!

新NISA制度が始まってから、投資を始める人が増えましたね。かくいう私もその一人です。私のような投資初心者は、どこの株を買えば良いか分からないですよね。
私が最初に買った個別株は、MINK(三菱重工、IHI、日揮ホールディングス、川崎重工)でした。というのも、私が普段からウォッチしているエミン・ユルマズ氏が、とある記事について以下のように言及していたからです。

以下が言及されていた記事です。

株の初心者なので、株を選ぶ際は、エミン氏のような巨人の肩に乗るしかないのが正直なところです。それ以外の方法として、実はAIを使えば簡単に株式分析ができることに気がつきました。今回は、LLMを使った分析方法を紹介したいと思います。


1. どのLLMが良い?

分析に利用するLLMを何にするかは非常に重要です。2024年6月27日現在では、Claude 3.5 Sonnetが最も性能が高いと言われています。

LLM性能比較

Claude 3.5 Sonnetは、無料で使用することができますが、無料で使用できる回数は限られています。その時々の需要により上限が変化するようですが、少ない時は5回程度で上限が来ます。上限に達してから時間が経過すると、再度使用可能になりますが、回復するまでの時間が長いです。Proプラン(月額20ドル)に課金すると、この上限が5倍になるようなので、利用してみて良さそうならば、Proプランに課金してみてください。

2. もっと良いのがperplexity

Claude 3.5 Sonnetが良いと伝えましたが、Claudeの弱点はブラウジング機能がなく、最新情報にアクセスできないことです。この弱点をクリアできるのがperplexityです。
perplexityは、チャット形式でAIを用いた検索ができるサービスです。perplexityでは、独自AIに加え、他者のLLMをAIとして使用できます。そして、perplexityのProプランでは、Claude 3.5 Sonnetを利用できますClaudeの検索できない問題をクリアし、且つ、Claudeの高性能のLLMを利用できるのがperplexityです。
perplexityを利用するなら課金した方が良いです。最新のAIを自由に選択して使用できるメリットは非常に大きいです。ちなみに、携帯電話のプロバイダーがソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの方は、1年間無料で使用できるライセンスをソフトバンクが配布しています。以下のリンクから申し込めるので、ソフトバンクユーザーの方は、ぜひご利用ください。

3. 記事の内容から影響を受ける銘柄を探す

それでは、Claudeを使って記事の内容から株価に影響を受ける銘柄を教えてもらいましょう。次のプロンプトを入力してください。

以下の記事を読んで、株価に影響を受ける銘柄と、その理由を述べてください。
---
[ここに記事の内容を貼り付ける]

このプロンプトを投げると、以下の結果を返してくれます。

この記事を読んで、以下の銘柄が株価に影響を受ける可能性があると考えられます:

1. 三菱重工業(7011)
理由:
- パトリオットミサイルの日本国内でのライセンス生産を行っている
- F-35戦闘機の組み立て・整備工場を保有している
- 日米間の防衛装備品の共同生産や整備に関する協力が強化されることで、受注増加の可能性がある

2. その他の防衛関連企業(例:川崎重工業(7012)、IHI(7013)など)
理由:
- 日米間の防衛産業協力の強化により、ミサイルの共同生産や米軍艦船・航空機の日本での補修・整備などの機会が増える可能性がある
- サプライチェーンの強化に伴い、部品供給や技術協力の機会が増加する可能性がある

3. 造船業界の企業(例:三井E&S造船、ジャパン マリンユナイテッド)
理由:
- 米海軍の艦船を日本の民間施設で補修・整備する方針が示されており、これらの企業が恩恵を受ける可能性がある

4. 航空機関連企業(例:SUBARU(7270)、中菱エンジニアリング)
理由:
- 米空軍の航空機を日本で整備する計画があり、これらの企業が参画する可能性がある

5. 電機・電子機器メーカー(例:東芝(6502)、日本電気(6701)、三菱電機(6503))
理由:
- 防衛装備品の電子システムや通信機器の供給、整備に関与する可能性がある

これらの企業は、日米間の防衛産業協力の強化により、新たな事業機会や受注増加の可能性があるため、株価にポジティブな影響を受ける可能性があります。ただし、具体的な契約や受注の詳細が明らかになるまでは、株価への影響は限定的である可能性もあります。

ざっくりと関連銘柄を提示してくれましたね。ここで巷で話題のパワハラプロンプトを入力し、より良い回答を得たいと思います。パワハラプロンプトは以下の通り。

ちなみに、パワハラプロンプトは、Self-Improveと呼ばれる似たような概念が以前からあるようです。"パワハラ"だと気分が悪い人もいるかと思いますので、Self-Improveと呼ぶことにします。

あなたの回答が60点だとすると、100点にするために不足している要素を全て挙げてください。その後に100点の回答を出力してください。

最終的な回答は以下になります。

日米防衛産業協力が株価に与える影響の包括的分析

1. 影響を受ける主要企業とその理由

1.1 三菱重工業(7011)
影響: 強いポジティブ
理由:
- パトリオットミサイルの国内ライセンス生産
- F-35戦闘機の組み立て・整備工場の保有
- 日米共同生産・整備協力による受注増加の可能性
予測: 短期的に5-10%の株価上昇の可能性、長期的には年間売上高の10-15%増加

1.2 川崎重工業(7012)、IHI(7013)
影響: ポジティブ
理由:
- ミサイル共同生産への参画可能性
- 米軍艦船・航空機の整備事業拡大
予測: 短期的に3-7%の株価上昇、中長期的に防衛関連売上高の20%増加

1.3 造船業界(三井E&S造船、ジャパン マリンユナイテッド)
影響: 中程度のポジティブ
理由: 米海軍艦船の日本での整備計画
予測: 短期的に2-5%の株価上昇、長期的に造船部門売上高の5-10%増加

1.4 航空機関連企業(SUBARU(7270)、中菱エンジニアリング)
影響: ポジティブ
理由: 米空軍機の日本での整備計画
予測: 短期的に3-6%の株価上昇、航空機関連事業の売上高15%増加

1.5 電機・電子機器メーカー(東芝(6502)、日本電気(6701)、三菱電機(6503))
影響: 軽度のポジティブ
理由: 防衛装備品の電子システム・通信機器供給
予測: 短期的に1-3%の株価上昇、防衛関連事業の売上高5-8%増加

2. マクロ経済的影響
- 防衛産業への投資増加によるGDP成長への寄与(0.1-0.2%程度)
- 雇用創出効果(推定5,000-10,000人の新規雇用)
- 技術革新の促進と民生技術へのスピルオーバー効果

3. 政策と規制の影響
- 防衛装備移転三原則の運用緩和の可能性
- 防衛予算の増額(GDP比2%へ)による業界全体の成長
- 米国の対外武器販売規制(ITAR)の影響

4. 国際情勢の考慮
- 中国・北朝鮮の軍事的脅威の増大による防衛需要の継続的増加
- ウクライナ戦争の長期化による米国の武器不足と日本への期待増大
- インド太平洋地域における地政学的緊張の高まり

5. 業界全体への影響
- 防衛産業の国際競争力向上
- サプライチェーンの強化と多様化
- 中小企業を含む裾野産業の活性化

6. 投資家の視点
- 防衛関連銘柄への注目度上昇
- ESG投資との両立に関する議論の活発化
- 長期的な成長セクターとしての位置づけの強化

7. リスク要因
- 政権交代による防衛政策の変更可能性
- 国際的な軍縮努力による需要減少のリスク
- 技術流出や知的財産権侵害のリスク
- 為替変動リスク(円高による競争力低下)

8. 長期的展望
- 日本の防衛産業の国際的地位向上
- 米国との技術格差縮小と対等なパートナーシップの構築
- 民生技術との融合による新産業創出の可能性

この分析は、日米防衛産業協力が日本の関連企業の株価に与える影響を多角的に検討したものです。短期的には特定の企業の株価上昇が見込まれる一方、長期的には業界全体の構造変化と成長が期待されます。しかし、国際情勢や政策変更などのリスク要因も考慮に入れる必要があります。投資家は、これらの要素を総合的に判断し、自己責任の下で投資判断を行うことが重要です。

各企業の株価が上がる要因、どの程度上がるかの予測値、マクロ環境分析と、より良い分析結果を出してくれました。ただし、perplexityではなく、Claudeを使っている方は、古い情報を参照していることに注意してください。Claudeが持っている情報は、2024年4月までの情報なので、回答に使われている情報が古いです。なるべく最新の株式の情報を与えて分析してもらうようにしましょう。

4. 最新の株式情報を分析してもらう

SBI証券から以下の画像をスクショし、株式の分析をしてもらいました。

IHI - SBI証券の株式情報

プロンプトは以下になります。

添付画像は、IHIの株式に関する情報です。この画像からIHIの株式を分析してください。

以下が生成結果になります。ちなみに、以下の回答を得るためにSelf-Improveを一度実行しています。

1. 長期的株価トレンド:
IHIの株価は過去5年間で約69%上昇し、特に直近1年間で18.56%の上昇を記録している。33年間では71.80%の上昇となっており、長期的に堅調な成長を示している。ただし、IPO以降では24.63%の下落となっており、長期的には変動が大きい。

2. 業界動向と競合比較:
IHIは過去1年間で日本の機械業界平均(17.4%)を上回る18.6%のリターンを達成し、相対的に強い業績を示している。PERは11.07倍と、川崎重工業や三菱重工業と比較して割安感がある。

3. 財務指標の推移:
予想PERは11.07倍、PBRは1.77倍と割安感がある。ただし、直近の業績では赤字転落しており、今後の回復が焦点となる。自己資本比率は17.9%とやや低いが、D/Eレシオは1.43倍と許容範囲内にある。

4. 事業セグメント分析:
a) 航空・宇宙・防衛: 民間航空エンジン事業の回復と防衛事業の拡大が期待される。
b) 産業システム・汎用機械: 車両過給機事業での価格転嫁が進展。
c) 資源・エネルギー・環境: カーボンソリューション事業が成長中。
d) 社会基盤・海洋: 社会インフラ整備需要が堅調。

5. 技術革新とR&D:
航空エンジン、エネルギー、社会インフラなど幅広い分野で高い技術力を保有。燃料アンモニア20%混焼実証試験など、先進的な取り組みを行っている。

6. ESG要因:
カーボンニュートラルへの取り組みや社会インフラ整備など、社会課題解決に貢献。ガバナンス面では子会社の不正問題への対応が課題。

7. リスク要因:
a) 航空エンジン事業の回復遅れ
b) 原材料価格の高騰
c) 為替変動
d) 子会社の不正問題の影響

8. マクロ経済環境:
世界経済の不透明感はあるが、防衛需要増加や脱炭素化の流れはIHIにとって追い風。インフレや金利上昇には注意が必要。

9. 経営陣の戦略:
「グループ経営方針2023」に基づき、民間エンジン・防衛・宇宙を成長事業、燃料アンモニアバリューチェーンを育成事業と位置付けている。

10. 投資推奨と目標株価:
アナリストの平均目標株価は4,150円だが、現在の株価4,388円はこれを上回っている。ただし、長期的な成長ポテンシャルを考慮すると、中長期的な投資対象として魅力的である。目標株価を5,000円とし、段階的な投資を推奨する。

テクニカル分析の見解が薄いので、テクニカル分析をするように指示しました。

これまでの分析結果に、チャートのテクニカル分析も加えてください。

1. 株価動向:
現在の株価4,388円は、前日比-89円(-1.99%)と下落しています。日中の値動きを見ると、始値4,460円から高値4,493円まで上昇した後、安値4,373円まで下落し、やや戻して引けています。

2. トレンド分析:
短期トレンド: 5分足チャートを見ると、午後から下落トレンドが強まっています。
中期トレンド: 日足チャートでは、直近の高値4,565円から調整局面に入っている可能性があります。
長期トレンド: 年初来安値2,729円からは大きく上昇しており、長期的には上昇トレンドにあります。

3. テクニカル指標:
RSI(14): 68.806と70を下回っていますが、やや過買い圏に近づいています。
MACD(12,26): 122.5と正の値を示しており、買いシグナルを出しています。
ボリンジャーバンド(10日): 上限4,481円、下限3,465円と、現在の株価は上限に近い位置にあります。
移動平均線: 短期(5日、10日)の移動平均線は下向きですが、中長期(20日、50日、100日、200日)の移動平均線は上向きで、株価はこれらの上に位置しています。

4. ボリューム分析:
出来高は4,269,300株と、やや多めの取引量となっています。売買代金は約188億円で、活発な取引が行われています。

5. サポートとレジスタンス:
サポートライン: 4,365円付近(フィボナッチ・ピボットポイントS1)
レジスタンスライン: 4,436円付近(フィボナッチ・ピボットポイントR2)

6. 市場センチメント:
テクニカル指標の多くが買いシグナルを示していますが、一部のオシレーター系指標では過買い警戒感も出ています。

7. 今後の見通し:
短期的には調整の可能性がありますが、中長期的なトレンドは依然として強気です。ただし、RSIやストキャスティクスが高水準にあることから、一時的な調整のリスクにも注意が必要です。

8. 投資戦略:
中長期保有を考える投資家にとっては、短期的な調整局面を買い増しの機会として捉えることができるでしょう。ただし、短期トレーダーは利益確定や損切りラインの設定など、リスク管理に留意する必要があります。

5. まとめ: 初心者ほどAIを活用しよう!

ここまでの結果からお分かりの通り、初心者ではできない分析をAIがしてくれるので、初心者の方は積極的にAIを利用することをお勧めします。私は、エミン氏の助言とAIの助言に則り、個別株を購入した結果、見事に株価が上がる体験をできました。みなさんもぜひAIを活用して投資してみてください。


この記事でご紹介したAI技術の応用方法について、もっと詳しく知りたい方や、実際に自社のビジネスにAIを導入したいとお考えの方、私たちは、企業のAI導入をサポートするAIコンサルティングサービスを提供しています。以下のようなニーズにお応えします。

  • AIを使った業務効率化の実現

  • データ分析に基づくビジネス戦略の立案

  • AI技術の導入から運用までの全面サポート

  • 専門家によるカスタマイズされたAIソリューションの提案

初回相談無料ですので、お気軽にご相談ください。以下のリンクからお問い合わせください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?