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[1月20日]ナスダック底打ち間近!

1月20日はGoogleのレイオフのニュースとNetflixの決算によってナスダック中心に大きな上昇となった日でした。特に金利が上昇する中でテック株が上昇したのは印象的です。ここ最近、ナスダックがアウトパフォームする日が続いており、すなくともS&Pかナスかという選択ではやはりナスダックが優勢になりそう日々が続いてます。今日は、ナスダック底打ち間近という記事ですが、結論的にはGAFAMの決算次第では底打ちの可能性があるという内容になっております。まだ底打ちかどうかを判断するには時期尚早だと思っています。ちなみに、S&Pに関しては引き続き警戒してます。

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Netflix良決算

昨日、Netlixの決算がありました。売上は予想を超えたものの、EPSが予想を割れましたが、本日+8%と大きく上昇しナスダックを牽引しました。

決算の詳細は上記記事に書きましたが、なかなか良い決算というのが正直な感想です。特に重要な点を挙げるのであれば 1) EPSの予想の引上げ 2) ドル安による売上増はファンダメンタル的には大転換になりえます。

Googleついにレイオフ発表

最後までなかなか発表しなかったGoogleがついに12,000人のレイオフを発表しました。今日はこのニュースを受けて+5%と大きく上昇し、ナスダックを牽引しました。

レイオフは米国企業にとって、決して業績が悪いとか倒産しそうだからやるという意味だけではなく、新陳代謝の一環として行われます。Googleは引き続き盤石ではありますが、不採算部門などからの撤退や低パフォーマー人材に去ってもらうということは景気関係なく経営判断として必要でしょう。タイミングとして今のようなタイミングであれば批判は浴びにくいのでテック企業はこういったタイミングを受けて一気にレイオフをすることはしばしばです。ちなみにレイオフされたからといって必ずしも能力が低いというわけではなく、不採算事業を従業員ごと丸っとリストラすることも多いのでレイオフは本人の能力に関係ないことも多いです。

 話は戻りますが、Googleは前回の決算で従業員拡大による利益率の悪化が指摘されてましたので、過剰雇用だった点は否めません。そのような背景でレイオフを発表すれば利益的にはプラスの材料になります。

今日は深くはやりませんが、下落が続いてきたGoogleのEPS予想もついに今週わずかながら上昇しました。23年の上方修正も増えてきてます。これで決算が良ければ後押しになりましょう。同様にAmazonも今週わずかに上昇しました。少しずつですが良いトレンドが見えてきてます。

所感・今後の見通し

引用: https://www.edwardjones.com/

23年のパフォーマンスは今の所、ナスダック > S&P > ダウの順番でアウトパフォームしています。まだまだインフレや金利に注意は必要ですが、長期的に見ればインフレはピークアウトし、金利も24年前後には下がってくると思いますので、去年のような逆金融相場的にテックが売られるリスクは落ちてきてます。ただ、今年気をつけなければならないのはEPSの成長低下です。S&P全体のEPSは私はまだ警戒してますが、ナスダックに関してはEPSの予測が底打ちする可能性をNetflixの決算は示唆してくれました。

GAFAMの決算があけるまでは引き続き警戒が必要ですが、これらの決算がNetflixのような決算内容であれば、長期トレンドにおいて底打ちの可能性が出てきます。ただし、反発力はまだまだ弱いと考えてます。来週はテスラとマイクロソフトの決算なのでこちらをしっかり確認していきたいと思います。

ちなみに、S&P全体は厳しい状況が続くと予想されます。詳細は後日にしますが、今週の決算を経て、EPSの成長予測が下落してます。

去年から積み立ててるQQQ

去年の7月くらいから少額ですがQQQを積み立ててます(メインは債券です)。基本的には毎月1回、株価が下がったところで積み立ててましたが、今の所パフォーマンスは-3.76%です。去年の7月からといえば、まだまだインフレリスクも根強く3、4回大きな下落局面を乗り越えてこのパフォーマンスですので、もし決算で業績見通しが良くなれば、去年ほど下落のリスクは低いと考えられるでしょう。ただ、買うタイミングは重要ですし、仮に底打ちしたとしても本格上昇はQ1以降になると考えてます。今年の後半から来年にかけては金利低下や業績回復も期待できるので、そのトレンドを迎えるまでに、コツコツ積み立て大きく仕込めると良いなと考えてます。

今は準備を

準備というのはすぐに買うという意味ではありません。少なくとも今まで意識してなかった決算に目を通し、業績回復のトレンドを追っていく、業績回復の見通しが良くなれば徐々に入れていくという思考を持ち始めても良い時期と考えてます。また、グロース株も今回の決算は色々注目しておくべきでしょう。これはまた別の機会に記事にしたいと思います。

引き続き債券中心に

今現時点ではGAFAMの決算があけるまで、業績見通しについては予測が立ちませんので、基本的に債券中心に積み立てるという方針でいいと思います。GAFAMの決算後、Netflixのようなトレンドが見られれば、早ければ2月に債券とQQQをバランスよく積み立てていくのは良いかもしれません。

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