冷水シャワー&氷水風呂を5年間続けて実感した変化
オーストラリアの田舎町ヤラビルバでカイロプラクターをしています、Dr.ユースケです。昨日は現在のモーニングルーティンについて書きました。朝活で、5年間ほぼ欠かさず毎日続けている習慣が「水シャワー」です。冷たい水で浴びるというだけの習慣です。水シャワーを始めてから私自身が感じた変化を書き出したいと思います。
まず私がやっている水シャワーの方法は、シャワーを一番冷たい水にして2、3分浴びるだけです。この習慣を始めたのは冬でした。オーストラリアは南国のイメージがありますが、私が住んでいるブリスベンでも冬は最低気温6度くらいまでは落ちます。始めた最初の2週間は、呼吸ができないほどの冷たさだったのを覚えています。30秒数えて、飛び出すようにシャワー室から出ていました。ただ、不思議と2、3日と繰り返す度に冷水にも慣れて来て、呼吸も自然にできるようになり、そこから1度もやめることなく、ほぼ毎日5年間続けられています。
水シャワーを5年間続けて実感した効果
1. 冷え性が解消した
もともと冬場は靴下を履いて寝る日もあるくらいの冷え性がありました。家族に足が当たると、冷たっ!と言われるほど。水シャワーを始めたのが真冬だったのですが、始めて1週間後には冷え性が良くなっているを実感しました。水に打たれているときは冷たく感じますが、出た瞬間ぽかぽかしてきて、つま先まで一日中ぽかぽかするようになりました。むしろ冷え性解消を通り越して、かなり暑がりになってしまったくらい。冬でも、周りは寒がっているのに自分だけ暑く感じてしまう日もあります。
2. 自制心が強くなった
2分程度の短時間ですが、毎日冷たさに「耐える」ということを積み重ねることで、忍耐力や自制心が強くなりました。高校球児が真夏の炎天下の中、死にそうになりながら練習をしたということで、その後の人生「あの時に比べたら」という気持ちの余裕が生まれ、ちょっとやそっとの困難を困難とさえ思わなくなる感覚に近いです。
3. 朝の生産性が上がった
毎朝3:55に起きていますが、モーニングルーティンの一番最初は「目を覚ます」という役割が重要です。現在は、起きたら洗濯機を回して、すぐにジョギングに行き、体を動かすことで眠気を覚ましています。そこから筋トレをして、汗を流したあとに水シャワーでスッキリするというルーティンですが、以前は朝起きた瞬間が水シャワーでした。ここで目をバチっと覚ますことで、そこから先の朝習慣の濃さが変わってきます。
4. 疲労回復が早くなった
冷たい水を浴びることで一時的に血管を収縮させ、シャワーから出たら血管が膨張し血流が一気に流れるような感じがします。ホースの先っぽをつまんで、一気に放すようなイメージです。とにかく疲労が溜まったなと感じる時は、疲労感を感じる部位に重点的に冷水をあて、血流を良くするようにしています。
5. ストレス耐性がついた
自制心の向上に似ていますが、ストレス耐性が強くなりました。サウナとか水風呂という極端な環境に身をさらすと、体は危機を感じストレスホルモンを分泌するらしく、日常的にストレスを感じておくことで、実際ストレスを感じるような出来事があっても、動じなくなります。毎朝、ストレスに対しての避難訓練をしているようなイメージ。
6. 肌が綺麗で強くなった
水シャワーを始めてから、肌にハリがでて、強くなったもの実感しています。もともと、汗もでかぶれたり、すぐに草まけしたりしていましたが、ちょっとしたことでは、肌トラブルを起こさなくなりました。
実感していないけど、効果があると言われているもの
「免疫強くなり、風邪をひきにくくなった」と言いたいのですが、そもそも小さな頃からほとんど風邪をひかないので、さらに免疫が強くなったかは「?」です。ただ、風邪気味だったり、体がぐったりしてるなぁと感じたら、水シャワーで奮い立たせるようにしています。
水シャワーは、褐色脂肪細胞を活性化し、代謝が上がるので、「痩せる」という話もよく聞きますが、私の場合、水シャワーをはじめてから痩せたというよりは、その時の食事により大きく体重が変化するので、痩せたと言う実感はありません。
日本は「サウナ⇔水風呂」、オーストラリアは「氷水風呂」がブーム
日本だとサウナ⇔水風呂を繰り返すというのがブームみたいですが、オーストラリアでは、気軽に毎日通えるような銭湯もないし、風呂に浸かるという文化がなく、浴槽がない家も多いので、ここ数年、水シャワーがブームでした。ただ最近は氷水風呂が流行してきており、1人用の五右衛門風呂サイズの氷水バスタブと、製氷機を家に買う人もちらほら出てき始めました。
私自身、氷水風呂も週に1度やっているので、それについてもまた別の機会に書きたいと思います。
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