見出し画像

素直さへのアプローチ〜今の私の感情はなあに?

丸島先生は侑ちゃんが素直だと確信しているので、いつでも直球をぶっこんでます。

侑ちゃんじゃなかったら「プライドを傷つけられた」と思うかもしれないことを平気で伝えます。

そこは侑ちゃん。

素直に納得。

統合失調症は鬱を併発していることが多いです。行動と認識と理解と感情がバラバラになっちゃう。

1度一つの思考のクセに入るとなかなか自分では出られません。情動系の揺さぶりが、全て「否定的」に感じてしまう。
アスペルガー傾向の方の一部もそうなると話に聞きました。

アスペルガーの方も自認段階では鬱になりやすい、と言いますね。

仕事のストレスとかが原因だと症状は違うと思いますが、自分の病気や生まれ持った特性でそう言う思考的クセがある鬱に陥る人は多いのかもしれません。

でも、侑ちゃんには全身全霊で一瞬だけ向き合えば、素直にきくからあっという間に負のスパイラルから抜け出せる。

丸島先生は粘り強くも忍耐力も無いですが、事故や天災の時に現場を切り抜ける集中力があるかもしれません。

先生にとって侑ちゃんとの対峙はそう言う時の集中力に似ています(笑)。

要らないですよ。ガマンと待ち続ける姿勢。


2018年7月6日のやりとり

どうやら、侑ちゃんは隣のクラスで担任をしていた伊賀先生のFacebookをみつけて、「担任会議で名前が出てたからよく覚えているよ」と言われた模様。

…丸島先生はその事を知らなかったけれど、突然連絡をもらうところから始まります。


「担任会議で名前が上がるほど
問題児だったのですね( ゚д゚)
伊賀先生にも話すほど、
迷惑かけていたのですね😭」


「すみません😭」


「面倒な人間で申し訳ないです。
_| ̄|○」


「?なんかあった?
担任会議はクラスの子のことをみんなで情報共有する会議だから、本山だけじゃなくみんなのことを話して伊賀先生や高杉先生や校長先生も、みんなで全クラス全員のこと考えてる学校だったよ。
それを私が本山のこと「問題児」扱いしてる、って感じるなんて心外だな。
みんなで見守ってたことを、そう言う言い方したらいけないよ。
愛情を持って接しているのに、「問題児」扱いされてる、と感じるのは間違いだね。喜んでもらう義理はあるけど謝られる筋合いはないかな。
伊賀先生に変なこと言ってないかい?
ありがとう、
嬉しいです、
感謝してます、
は言っていいけど、

すみません、
ごめんなさい、
は人を嫌な気持ちにさせるから言わない方が良いよ。」


「そうだったのですね。
いつも凄く考えて
頂いているのに。
問題児だったから
みんなから嫌われているとも
思っていました。
凄く優しくして頂いていたのに。
今メッセンジャーで話して頂いているのも有り難いと思っているのですが…。
関係を壊すような事しか言えずすみません。
伊賀先生にも同じ事を言ってしまいました。
みんなの事を考えていたのは分かっていた事なのに。
小中高と問題児だったもので…。
これからは言わないようにします。
これからも関係を続けて頂けますか?
こういうしつこくした事で
友達を失っていっているのに。
丸島先生には有り難いと
思っています。
沢山お世話になって頂いているし、大好きです。
なので今回こんな事言った
自分が情けないし、
先生を傷つけてしまい、
申し訳ないです。」


「うんうん、そう言うところの判断が出来ないのが本山の特質で、こちらがハッキリ言えば判るのも本山の特質だよね。

だから、周りが理解すれば本山にとって良い社会の接点として学校が存在出来ますように、ってみんなで会議してたんだよ。

伊賀先生には見守ってくれてること、ずっと覚えてくれてることを感謝すること。

嬉しい感情を表現出来なくて謝ってしまったんだよね?

●本山のお母さんの心配⇨怒る
●本山の喜び⇨反省と謝罪

って言う風に、本山家は感情表現とコントロールが下手くそだから、今度から「申し訳ない」気持ちが湧いてきたら、「?もしかしてこれは喜ぶべき?感謝すべき?」って一回考えてみてね。

音楽きいたり漫画読んで「楽しい」感情と、「喜び」の感情は全然違うよ。

人と関わった時に生まれる複雑な感情の一つが「喜び」だからね。心配、や申し訳ない気持ちもそうだね。

よくよく、自分の感情の特質を分析すると良いよ(^^)」

侑「上手く感情表現ができないのもありますね。
有り難いと思っているのに、その人に確認した訳でもなく、嫌いなのに一緒に居てくれていると思ったり。

周りの理解は凄く求めていた事です。
だから先生は分かってくれていて嬉しかったんです。
病院の先生に高杉先生と話を聴きに行って頂いたり。

伊賀先生も覚えていてくれてフェイスブックでもたまに話を聞いてくれます。
感謝します。

素直に有難うを言えば良いものを、すみません、ごめんなさいと言ってしまう癖があります。

確かにお母さんは心配だから
怒るんだと思います。
自分もつい反省、謝罪を
会社でもしてしまい、余計に怒られます。

お母さんも感情表現が下手なのですね。
申し訳ない事でも喜びや感謝になるかもしれないのですね。

音楽や本は趣味ですからね。

こうして分かってくれる人が1人でもいると嬉しいです。

その1人が丸島先生です。

怒らず諭して頂いて
泣いてしまいました 笑

先生は人一倍人の事を考えて
くれてると思います。

いつもくだらない事で
悩んだりしているのを
励まして頂いたりして頂いて有難うございます😭」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?