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対話は呼び水。自分を見つけるのは自分。

侑ちゃんは何かを求めて人に語りかけます。
でも、その「何か」をその人は持ってないのです。実は侑ちゃんがたくさん語るのは、侑ちゃん自身の中にある「何か」を形づくろうとしてるからです。

それを知らずに対話を介して相手に何か「与えなきゃ」と思ってる人は苦しくなるかもしれませんね。
何を与えても「もっともっと」と言う渇望しか感じ取れないからです。

でも、実は侑ちゃんは自分の内にその渇きを癒す泉を掘り起こしているのだとしたら、どうでしょうか?

対話は自分の内をみつめる手段です。1人で語っていても対話的な場合がありますよね。

ある日のやりとり


「こんばんは。

歳上の人達が
注意してくるのは
本人達が経験して
痛い目を見てるからなんですよね。
同じ目に合わないよう。
だから
「危険」を教えてくれているんですよね。」


「自分が痛い目見たから
教えてくれても、
反発して痛い目みれば、
「ああ、やっぱり言う事聞けば良かった」ともなりますね。
自分の場合、同じ事繰り返して
「ああ、またやっちゃった」と
なります。
学びがないんですよね。
その渦中に居たら、
「またやっちゃった…」と
なり。」

……


「朝早くにすみませんでした🙇‍♀️」


「また謝ってるね。電話じゃないから時間については謝らなくて良いよ。

不安で返事がすぐほしかったのならごめんねー。今仕事中なんだ。

同じことを繰り返すのは、それくらい本山にとって「些細なこと」なんだよ。

何回繰り返しても大したことないくらい気にとめる必要もない事なんじゃないかな?

他の人にとってどんなに大切なことでもね。

私も何回言われても畳んだ洗濯ものをすぐに仕舞わないし、夜も早く寝ないよ(笑)。」


「これ自体が自分の言った
「またやっちゃった…」ですね😓
今日も作業所で3回謝って
「謝りすぎだよー!!」
と言われました。

変な事を書いたから
返事がなかったのかと
思いました🙏

自分にとって
「些細な事」でも、
周りからすれば
「嫌な事」だと思いまして。

認知機能障害のせいにしたら
いけないんですけど、
すぐ忘れる事が副作用で
出るようになり…。

なんかいつも甘やかして頂いて
すみません。」


「自分全く人の事考え無いんですよ。
自分が良けりゃそれで良いみたいに。」


「多分そう言う性格なんだろうね(笑)
仕方ないよ。気付かないんだから。」


「あまり傷ついて無くて、
相手の事を傷つける
事しか出来ないのです。」


「自分は裏の顔があるので。」


「誰でも裏の顔があるんだよ。

生まれつき持ってるキャラクター(性格)

と、

社会で認知されるパーソナリティ(人格)

って言う2つが必ずあるね。

忘れっぽくて自己中で素直な本山はキャラクター。いじられる方だね。

パーソナリティって、ペルソナって言う言葉が語源で、ペルソナは「仮面」って意味があるんだよ。」


「そうなのですか?
生まれつきのもの、
社会で持っているもの。
その2つは大切ですね。

キャラクターの方なのですね!!
パーソナリティ、ペルソナ
難しいですね😓

でも先生は忘れっぽい自分と
自己中な自分を
受け入れてくれるのは
何故でしょうか?

もともとの性格だからでしょうか?
素直なんて可愛いものでも
ないのに、素直と言ってくれますし。
素直も言われますが、
頑固とも言われるので。」


「自分なんて
「自分で分かってて偉いでしょ!!」みたいな感じですし。」


「多分元々の性格だからだよ。

ペルソナ形成時に上手くいかなくて苦しんでる人はいっぱい居ると思うし、ペルソナって、自分が所属する社会が変われば変わるものなんだよ。

「家族」
「学校」
「地域」
「会社」
「旅行の時」
「趣味の仲間といる時」
「恋人といる時」

全部ペルソナなんだよね。

私との間には「ペルソナ」が無いね。笑」


「元々の性格!!
仕方ない面もあるんですね。

確かにいる場所によって
色々な感じで変わりますね。

その7つはペルソナなのですね!!

自分が素で先生に
接しているのが
分かってくれるのですね!!

自分、一応人には素で
明るく接しているつもりですが
自己満足なんですよね。

いじられキャラ、
ムードメーカー、
それも自分のものに
しようと思っています。」


「先生には
パーソナリティ、
パーソナルスペース
近すぎですよね。」


「自分では思って無かったですが
謝りゃ済むと思ってんのか、
甘いなって感じですよね。」


「でも、今日もうるさくして
すみませんでした🙇‍♀️
また関係を続けさせて下さい。」


「今日も有難うございました🙏
これからもよろしくお願いします!!
先生、大好きです!!
お休みなさいませ。」


「あとまたメッセージ送っても
よろしいでしょうか?
これで今日は最後です。」

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