移住とキャリア

いずれ「仕事」はAIに置き換えられる

近しい友人に、移住をきっかけにいったん仕事から離れるという話をしたら、不安はないか?と聞かれました。

自由に専門職を楽しんでいるように見える友人は、一方で、30代のうちにどこまで自身のキャリアを高められるかに力点を置いているようで、意外でもありつつ、頼もしく感じました。

私は、数年ほど前から仕事観が大きく変わりました。リニアな成長をしたところで、自分の仕事の大部分はAI に置き換えられるし、そうなるべきだと感じています。

やるべきことは「遊び」

シンギュラリティが実装された社会で、やるべきことは何か?それは、よく言われるように、遊びしかないと思います。こんな楽しいこと、他人(AI)に代わりにやらせてたまるか、みたいなこと。頼まれてもいない仕事。

自分にとっての遊びを確かめに、「仕事」から少し離れて、移住することにしました。不思議と不安はありません。むしろ、やりたいことを先送りして、立ち止まっている時間の方がもったいないと感じます。そう思えるのは、東京で魅力的な出会いを経験し、人間関係のセーフティネットを十分に育めたことと、多様な生き方のサンプルを知ることができたからかもしれません。

いつか、という日はない

昨年末、コロナ禍で人と会う事のままならない中、東京の恩人のひとりが旅立ちました。いつでも会えると思っていましたが、その日は永遠に来ません。

いつか、という日はない。何かをするべきだと思ったら、今行動するべきなのだとあらためて感じました。人生には今しかなく、今が人生で一番若いのだから。

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