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月見湯 札幌

札幌市内、日常使いの銭湯。月見湯。市街地の地域密着型銭湯。そこには皆に愛される「毎日来たい温浴施設」があった。

行列!?

13時45分開店に合わせて来訪すると、なんと入口に人だかりが。どんどん車も入ってくるし、徒歩で来店するナイスミドルの皆様も。人生の先輩方が今か今かと開店を待っている状態だった。と思うと、若いカップルもいるし、一人で来ている人もいる。

これはもしや皆に愛される温浴施設なのでは!?と興奮していると、開店に合わせて、皆が一斉に入店し始める。

その勢いに押さえて、ちょっと焦りながら参戦。銭湯価格、銭湯脱衣所、銭湯洗い場と、銭湯の良いところをしっかりと感じられる。

みんなで肩を寄せ合いながら入るサウナ

奥に小さなサウナ。サウナのキャパに対して利用者が多すぎるため、サウナ待ちの列もできる。しっかり熱されたサ室は、ほんのり湿度も感じられ、狭い室内で肩を寄せ合いながらテレビを見る。なお、サウナマット必須とのこと。常連さんたちは皆マイサウナマットをもっていた。

同じチャンネルのテレビたち

温まって外へ出ると、すぐ横に水風呂。導線が完璧。外気浴スペースには露天風呂とテレビがある。サ室のテレビ、浴室のテレビ、そして外気浴休憩スペースのテレビは、全て同じチャンネルで設定されている。

これまでもテレビがある温浴施設には何度も行ったことがあるが、そういえばチャンネルがそろっているところってあまりないかも?普段野球など、ほとんど見ないが、今回初めて野球の始球式やセレモニーをじっくり見た。チャンネルをそろえるという配慮もまた、地元に愛される銭湯ならではの心遣いなのかもしれない。

熱波師によるイベントもある

また熱波師によるイベントもあるようで、カレンダーには、結構ぎっしり予定が書かれていた。普段遣いの銭湯で、これだけの楽しみがあるのであれば、開店待ちの列にも納得ができる。

毎日来たいと思える温浴施設の代表例を見たような気がした。うっかりお土産コーナーでタオルを購入してしまったのだが、ロゴ入りのタオルは温浴施設来訪の証として価値が高い。

「フロとサウナ月見湯」のタオル

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