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らかんの湯 武雄温泉 佐賀


ついにこの日がやってきた

7月下旬。佐賀武雄温泉らかんの湯。今回は飛行機で福岡空港へ。博多駅から特急に乗って武雄温泉駅。

武雄温泉駅

ホテルにチェックイン

ホテルロビーはチームラボの照明で演出されている。チェックインの手続きを待つ間、ウェルカムドリンクをいただく。

らかんの湯ロビーの照明

大浴場メインサウナ

部屋の確認もそこそこに大浴場へ。まずはメインサウナ。照明は暗めで、外光をちょっとだけ取り入れたサ室。ストーブはタワー型で、上段から下段までしっかり熱が循環している。15時の利用開始時刻と共に大浴場へ行ったため、サ室を独り占め。

人がいないからだろうか。かなり熱く感じる。足を火傷しないように、下にマットを引いた方が良かった。メインサウナではほうじ茶のセルフロウリュができる。香りが最高。香ばしい香りに心踊る。

水風呂には細長いビード板のようなものがある。体を預けて浮くことができる。気持ちいい。休憩のための椅子は十分用意されている。山の緑が美しい。蝉の鳴き声を聞きながら外気浴。

ミストサウナと休憩スペース

続いて、薬草ハーブの香りが立ち込めるミストサウナ。かなりの広さ。しっかり体を温めることができる。

水風呂を楽しんだ後、なにやら2階へと伸びる階段を発見。なんとこのミストサウナの建物の2階部分が室内休憩スペースになっていた。インフィニティ系の寝転び椅子がいくつかある。さらにデトックスウォーター、ドライフルーツ「みかん」、かんころもちが食べ放題。冷蔵庫には一人一個までの塩プリンも用意されていた。かんころもちは、焚き火で炙っていただく。ぱちっ、ぱちっという音が心地よい。

薪サウナと水風呂のキラキラ

3セットめは薪サウナ。男女でストーブを共用。男性スペース、女性スペースは相互に見えないつくりになってはいるが、同じストーブに対して水をかけることができるという珍しいつくり。今回は階段を降りてもう一つの水風呂へ。こちらの方が広い。天井部分に水がキラキラ。音が反響。宮沢賢治の『やまなし』のような気分になる。

翌朝は入れ替えで女性側サウナへ

宿泊すれば、朝風呂時間帯に男女が入れ替わるので、どちらも体験できる。というわけで朝風呂へ。

こちらのメインサウナは白い壁が印象的で、キューゲル(クラッシュアイスをボール状に固めたもの)がある。冷凍庫から自分で1つ選んで、サウナストーンへ置く。香りは薔薇とハッカから選べる。日によって違うのだろうか?薔薇の香りは、非常にふくよかでリッチな気分になる。ハッカはさっぱりしていて目が覚める。

セルフロウリュのための水も用意されていて、湿度の調整ができる。セルフロウリュの醍醐味は「自分で調整できる」ことにあると思っているので、その点も満足度が高い。

休憩スペースは、なんと羊羹が食べられる。ゴムに入っている丸い形で、爪楊枝でツンツンすると包装が破れて食べることができる。冷えていて美味しい、嬉しい、楽しい。

朝食の味噌汁がうまい

朝食のレベルも高かった。味噌汁は自分で油あげを炙って入れるスタイル。サクサクと炙りたての香りが幸せ。有明海の海苔の香りも素晴らしい。

ご飯と味噌汁はお代わり自由

15時から大浴場へ行き、途中部屋で休憩しつつ、22時までしっかり大浴場を味わってしまったのに、翌朝は5時から朝食までしっかりと入浴。

大浴場のワクワクが止まらなかった。次は冬に行ってみたい。

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