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タワーマンションに憧れるな!タワマン居住のメリットとデメリットとは?

大まかなイメージではあるけど、首都圏のタワーマンションを購入したいとか賃貸でいいから住んでみたいという、ある種の憧れの住まいのような気持ちを抱いている人が多いのではないだろうか?

そこでタワーマンションに住んでみて良かったことと、不便というか具合の悪かったようなこと、つまりタワマンに住むことのメリットとデメリットを考えてみたのだ。

これはあくまでも個人の意見ということであり、住んだのも32階建てと23階建てのタワマンに限った話で、通算でも10年間ほどのタワマン居住体験談でしかない。だから、その辺のところはよろしくね?

少しはタワーマンションの購入を検討している人や、賃貸で入居を希望していたり、住み替えの候補に入れている人のお役に立つかもしれないという思いから、タワマンに住むメリットとデメリットを書き出してみた。

タワーマンションになぜ住むの?

まず、タワーマンションにすんで良かったことといえば、何といっても眺望だろうか。ある程度の高層階であればタワーマンションでなくても、それなりの眺望は得られると思いがちなんだけど、実はそうでもないのよね?

10階建て程度のマンションの場合は、敷地を有効に活用して住居をなるだけたくさん確保できるような設計をするから、どうしても入り組んだ構造と配置になりやすいのだ。

シンプルな構造というか、すっきりとした配置の住居だと外観上も安っぽく見えてしまうためか、グレードの高い物件では外観的にも威圧感を醸し出すような複雑な形状の構造体建造物が多くなるよね。

なので、エレベーターを中心にして動線が四方に出ていることも多く、住居も東西南北に突き出た棟に分かれてしまいがちなのだ。だから、どの住居も一方向か二方向にベランダや窓の開放部が設けられていることが多いよね?

仮に二方向に開けていても、隣の建造物にさえぎられて眺望が悪くなるのはよくある話だ。また三方向や四方すべてに眺望があるタイプだと、最上階の住居しかなかったりするから特別フロアとしてとても高額になってしまう。

そういった点から眺望の良い物件を探そうと思えば、どうしてもタワーマンションになってしまうんだよね。タワーマンションだと上層階からの眺望は申し分ないのだけど、下層階になるとタワマンに入居したメリットの大半は消し飛んでしまうよね?

マンションそのもののグレードや共有スペースに魅力を感じて入居するならアリだけど、そうでなければもったいないと思うね。ただ、地震の時や火災を怖がって下層階にこだわる人もいるにはいるよ。

タワマンに住むメリットは眺望だ!

タワーマンションの一番のメリットは何といっても眺望だと思うね。都会部のタワマンでは夜景が特にきれいなことに驚くと思うよ。ただ、この眺望も物件次第ではあまり良い眺望が得られないこともあるから、住みたい物件の立地や隣接環境に注意すべきだね。

眺望以外に良かったことは、高層構造だけに免震や制震の最新技術が投入されており、地震の時がさほど揺れずに怖くなかった点かな。揺れは簡単に収まらず長く続くけど、ゆっくり時間をかけて収束していくので安心感はあったよね。ただ、ギィッギィッという音が長く続いたけど、気になるほどじゃなかった。

それとエレベーターが高速型で目的階までの到着スピードが速かったこともよかった点だった。一般的なエレベーターの4~5倍のスピードはあったんじゃなかろうか?だから時間でイラつくことはなかったよね。

どのタワマンでも超高速のエレベーターを設置してると思うから、高層階だからといって到着時間のスピードを問題視する必要はないと思うね。

部屋については比較的に角住戸の設定が多いので、二方向の視界が開けた眺望になるからお好みの方角を選べば、毎日眺望を楽しんでいられるよ。

ただ眺望に関してはせいぜい25階~30階くらいまでが良いと思う。それ以上の超高層階になると、ただ視界が開けているというだけで景観を楽しめるほどの視界はない。見えないのだ小さすぎて。

それに立地が海に近いと霧や霞が覆って視界がゼロということも起こるよ。
こんな時は不気味な感じだぞ、コワいよぉ~。(*´Д`)

眺望と裏返しになるけど、隣接しているタワマンがなければプライバシーにあまり気を配る必要もなく、好き勝手な格好で過ごせることもメリットかな?でも隣接のタワマンがあれば、その方角のカーテンやブラインドを下すので眺望も犠牲になるのは仕方がないね。

こうやって書くと、タワマンでのメリットは隣接物件があれば減退してしまうということだね?隣接・近接物件も確認して購入・入居を決めるべきよ。

タワマンに住むデメリットは?

タワマンのデメリットといったら、地震災害や電気系のトラブルで発生するエレベーターの停止だよね。20階以上の高層階から降りてくるのはまだいいとして、上るのは大変な労力になるね。

おまけにタワマンの非常階段というのはエレベーター設置スペースと同じで、構造上の理由からマンションの中心部に設けてあるから、窓が一切ない締め切られた空間になるのだよ。

この締め切られた空間を昇り降りしているうちに息苦しくなって、外界の新鮮な空気が吸いたくなってしまうのだ。足腰のトレーニング代わりに非常階段の昇降運動をすることがあったけど、酸欠になりそうで続かなかったもんね。

そうは言っても停電の時や災害の時は非常階段を使わざるを得ないので、その点がデメリットになるかな?

その他のデメリットを挙げるなら、パーキングになるね。どうしても平地の平置き駐車場の確保は困難なので、パーキングも機械式のパーキングタワーか、上・下の二段式か上・中・下の三段式パーキングにならざるを得ない。

この方式だと車の出し入れがめんどうなのだよね。下の段だとパーキングを持ち上げて車を出庫した後に、元の状態に戻す手間が必要になるから大変。それに入庫や出庫が同じブースで重なった時が、もっと時間がかかる。

パーキングタワーになるともっと時間がかかってしまうから、車を所有している人は考えておいたほうが良いと思うよ。車はあるのに出かけるたんびに出し入れする手間がめんどうで、乗らなくなることもあるからね?

あとタワマンに憧れだけで入居を決めてはいけない理由が他にもあるのだがちょっと長くなりそうなので、別記事で続編を書くことにするね?

ってことで 今回のテーマは
タワーマンションに憧れるな!タワマンに住むメリットとデメリットとは?」という話の前編部分。

続編は
「タワーマンションに憧れだけで入居するのはダメよ!-Part2-」というこちら。


では!

今日も のほほん。






この記事をわざわざ読んでいただいたご縁に感謝します! これからもクリエーター活動にがんばります!サポートを心の支えとクリエーター活動に活かしますので、よろしかったら応援よろしくお願いします。