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テセウスの船のパラドックスを現実に置き換えて考察してみると?

竹内涼真クンと鈴木亮平サンに、榮倉奈々チャン、上野樹里ドンらがメインキャストで放映されている「テセウスの船」がいよいよ最終回だね!

3月15日の放映は14.9%の高視聴率をマークするなど、9週間連続で2桁の視聴率という人気ぶりだったようだ。うん、私も観ていた。

物語のあらすじは詳しく書かないでおく。要するにタイムスリップもののサスペンス仕上げのドラマとなっているので、知りたい人は検索してね?

タイトルにもなっている「テセウスの船」だが、ギリシャの伝説が由来となっていてギリシャ神話に登場するアテナイ(現在のアテネ)の王・テセウスがクレタ島から帰還した時の船のことを差しているのだ。

この英雄と讃えられたテセウス王の船は保存されていたが、長い年月の間に朽ち枯れた木材を順次新しい部材に置き換えられたのだ。要するに修復を繰り返していった結果、テセウスが帰還したときと同じ船ではあるが、果たして全ての部材が入れ替わってしまっても、同じ船と言えるのだろうか?

そういうパラドックスをテーマにした設問なのだよね。似たような話では「おじいさんの古い斧」というのもあって、長いこと使われてきた古い斧は柄が新しいものと替えられて、刃も刃こぼれしたものを新しい刃に替えてずっと使っていたら、同じ斧と言えるのか?

この設問に対してある者は、最初とは違う材料に変わっているから、同じものじゃないと主張し、ある者は連続的な時間軸の中で入れ替わっていても存在そのものは物体としてあるのだから、同じものだと主張するわけ。

このへんの解答についてはアリストテレスやヘラクレイトスがお馴染みのお友達っていう哲学好きな人に解説してもらってね?ここで説明するにはちょいとめんどい、しんどい、恥さらしになるかもしれんので、遠慮するね。

まぁそんなような意味を持つタイトルなワケだ。
過去に遡って起こるはずの犯罪を阻止したら現在が、変わってしまうというよくあるパターンだよね?

このことをちょっとまじめに考察してみたのだ・・・。うむ、なんかカッコ良くないかい?ふんふん。^^

今後の科学の進歩を考慮しても、タイムスリップして過去をいじったり変えたりするのって、できないだろうというのが結論だ。

仮に、仮にだよ、過去に遡れたとして考えたら答えは出るけど例をあげてみよう。40才になるAさんが自分の生まれる40年前に遡って、生まれたばかりの自分と対面したとする。別に10年前でもいいのだけどね。

生まれた自分をB君とすると、いや10年前のほうがわかりやすいね?
10年前のB君と出会ったAさん(40才)がB君に株価暴落や東日本大震災のことを教えたとして、B君のその後はどのように変わっていくのだろうか?

もしAさんがそのままB君と一緒に10年間を過ごしたとしたら、同じ人間が時間差で生まれて同時にふたり存在することになってしまうよね?

またAさんが消えた途端の現実社会はAさんが戻ってくるまで、タイムストップして待っててくれるのだろうか?戻ってくるまでが10年だとしたら、その間の出来事は何も知らないわけだ、Aさんは。戻ってきたAさんは10才若いままということになるね。

だから戻れるとしたらその当時の自分に入り込む、という形しか無いようだけど、それすら自分が関わった出来事や人間関係の全てが瞬時に変わらなきゃおかしいということになるから、結論はムリということだ。

まぁずいぶんと経ってからバーチャルリアリティのように、傍観者として過去の出来事を眺めることぐらいはできるかも知れないけど、実体として関わることは現実的にはムリということだね。

あらら、なんてこったい!
頭がこんがらかってきたぞ!

地球から離れて銀河系の彼方に出てしまえば、時間の経過を緩めることは可能だよね?でも地球の回転を逆にすることはできないから、若さの維持は少しできても若返りまではむずかしいってことか!時間軸じゃそうなるね!

ってことは、せいぜい若さを維持することに努めるべきだな。

ということで 今回のテーマは
「テセウスの船のパラドックスを現実に置き換えて考察してみると?」
というタイムスリップの話。

では!

今日も のほほん。


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