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カルヴァート・キャリーズ・オン・ザ・デス

 キョート、アンダーガイオン、第五層。平安時代から続く呪術的都市構造プロトコルに則った区画整理の結果、世界商品と形容しても過言ではない美しさを誇るキョート・アッパーガイオンが捨て去った闇がここにある。
 その闇とは?……人間である。より正確には、生命体としての人間の姿。人が生きる過程で生み出す衣服、食料、芸術……そのような成果のみが地上、アッパーガイオンへと煙めいて立ち上り、その過程で流された血と汗と、命の火花は暗く地の底に封じられた。そうして……文化という精髄を奪われた抜け殻の人々が、自分たちのためでないものを、自分たちに還ってこない歪な搾取サイクルのために、生み出し、送り出し、自分たちだけは墓場のシデムシめいて棲む街……それがキョート・アンダーガイオンである。

 ガコンプシューガゴンプシューガコンプシューガゴンプシュー……轟音とともに蒸気を吐き出す、巨大なモノリスめいたセミオートマチック機械群。その一基の前に座る男が、ちらと腕の時計を見た。午後七時十五分前。工場の就業時間が近づいていた。
 男は再び機械に向かう。顔全体を覆う透明ポリカーボネイトフェイスプレートに、眼前の織機が織り上げるニシジンオリが映る。図案はキョート・アッパーガイオンの街路を模したミニマルパターン。ここ、モチモリ・ワークショップの主力商品であり、アッパー層の観光客向けショップでの売れ行きも好調だ。そして、その主力商品の出力を任されている、彼はモチモリ・ワークショップの主任職人、タケヒト・オリーベ。ワークショップが抱える十人の職人集団の長であり、同時に二人の子供を養う良き父である。
「そろそろ時間だぞ」織機の駆動音に負けぬ大声で彼が告げれば、残りの職人たちが一斉に頷く。

 ……三十分後。機械を一斉に停止したタケヒトたちは、半ば開放されて、半ば心残りを引きずりながら、ぞろぞろとロッカー室へ向かう。モチモリ・ワークショップは健全営業を歌っており、実際残業がない。
 しかし、その代わりに作業中の休憩は許されない。さらに、どんなに仕事が残っていても、たとえそれが一分一秒を追加すれば完成するものだとしても、残業は許されない。職人の仕事は集中を要し、「温まった椀を急に冷やすと割れる」というミヤモト・マサシの格言のごとく、この不自由な業務形態に精神を疲弊させるものも少なくない。
 だが、それに異を唱えるものはいない。タケヒトのハンドリングがワザマエであり、彼の人間性が尊敬を得ている証拠である。実際彼は先代社長の頃からの生き残りであり、その技と地位は祖父の代から続く。まだ三十代半ばという若さだが、今やワークショップ内の地位は社長に続く高さであった。
「みんな、オツカレサマ」ロッカー室で、タケヒトはいつものように職人全員を労った。疲れ果てた職人たちの顔に安堵の表情が浮かび、それは自分も同じだとタケヒトは感じる。「明日もまたよろしく頼む」
「「「「「「「「「「アリガトゴザイマシター」」」」」」」」」」職人たちが一斉にオジギ。
「主任、今日はどうします?」主任補佐のボギジが声をかけてきた。
 タケヒトは自分のロッカーにヘルメットをしまいながら、「今日はお前にまかせる」と答えた。色あせたジーンズと袖の擦り切れたレザージャケットを身につける彼に、
「来られないんで?」とボギジ。
「ボギジ=サン、だめですよ。今日は主任、アレじゃないですか」若手職人の筆頭であるミウラが言った。
「アレ……しまった、そうでしたね主任」ボギジもすぐに気づいたようだった。「野暮はいけねえや、俺達は俺達で打ち上げときますから」
「そうしてくれ、すまんな」タケヒトは丁寧に詫びた。
 手早く着替えを終え、ロッカーから取り出した紙包を抱えて工場を出た。
 ゲートの守衛が読んでいた新聞をたたみ、「オリーベ=サン、なんかのお祝いかい?」
「ええ。今日はうちのやつと一緒になった日なんで」
「そうかい、そりゃあ結構なこった」笑いかけてきた。
「ハイ、アリガトゴザイマス」タケヒトがオジギすると、
「ひきとめてすまんな。奥さんによろしくな」守衛は言って、新聞を再び広げた。
 その一面に『凶悪犯刑務所を脱獄』とあるのを目に止め、しかしタケヒトは足早にゲートを出た。

 ……十分後。タケヒトは地下鉄駅のホームで、電話をかけた。相手はもちろん妻のホダヨである。
『あら、どうしたの?』
「仕事が終わった。これから帰る」
『うん。早く帰ってきてね』
「ああ。子どもたちは?」
『パパを待ってるわ』
「そうか」
 電話を切ろうとした時、タケヒトの耳にその音は飛び込んできた。……ゴボゴボ
「どうした?」
『え?』
「変な音がするぞ」
『何かしら……ああ、また下水が詰まってるんだわ』
「そうか、じゃあそのうち修理を呼ばないとな」
『そうね。うちは川に近いから、こういう時困るのよね』

 ……改めて電話を切り、地下鉄に乗り込んでから、タケヒトは家庭のことを考えていた。主任職人となっても、生産量が調整されているため、賃金は増えない。もう少し月給が上がればいいところに引っ越せるのだが……。
 オリーベ家が棲むのは、キョート・アンダーガイオンを流れる暗渠の側であった。アンダーガイオン五層までの住民の下水と、アッパーガイオンの下水が、さらに下層へと流れる下水の両岸は、賃料の安い家が多く、オリーベ家はその一つにある。自分と妻、そしてパダコとタキシの二人の子供が棲むのにちょうどいい部屋は、工場の近くだと五割ほど高くなる。仕方のない選択であった。
 しかし……
((これまでなんとかやってこれた))
 と思うタケヒトである。
 地下鉄を降り、繁華街を足早に抜けると、下水の臭いが近づくと、その感慨もいや増した。この臭いの側で、今日まで五年、二人の子供を育ててきた。長女のパダコは来年小学校に上がる。その金はなんとか工面できそうだ。
 やがて暗渠が見えてきた。暗渠と行っても、それはキョート全体からしての見え方であり、彼にとってはただの川だ。排水が流れてきて、また去っていく中で、臭いばかりを振りまく川。しかし自分たちの工場から流れる排水もまたここに流れこむ。そう考えると、そんなに悪いものでもないと思う。
「オット」
 物思いにふけっていたタケヒトは、誰かにぶつかりそうになった。「ア、スイマセン」タケヒトは奥ゆかしく謝辞を述べた。
「ン?」
 その人物が立ち止まり、二人は顔を合わせた。
「あンたさァ」
 その人物が言った。フードを目深に被った、妙に痩せた男だった。フードと、鼻先まで引き上げたジッパーによって、顔はよくわからなかったが、タケヒトの知らない男だった。
「どっかで嗅いだ臭いがすンなァ」
「なんですか?」彼は訝しんだ。
「ヘヘヘ、ゴメンしてくれ」
 男は去った。

 ……五分後。タケヒトは違和感を覚えつつ、アパートの自室前に立っていた。
 違和感の原因は、臭いである。下水の臭い。それが今日に限ってやけに強い。
 振り返れば、三十メートルほど離れて、暗渠が静かに流れている。
 再び自室に向き直れば、下水の臭いはさらに強くなる。
((まさか))
 タケヒトは顔をしかめた。妻に電話した時の奇妙な音がニューロンに甦った。
((結婚記念日が下水の処理で終わるのか?))
 そして苦笑した。いや、それでもいいだろう。どうせしばらくは、この臭いと付き合っていかなければならない。
 だが……
((ホダヨがいる。パダコがいる。タキシがいる。……俺には、家族がいる))
 そうニューロンに唱えた。すると、妻の可愛い笑顔が、娘のこまっしゃくれた顔が、歯の生え始めた息子の顔が浮かび、彼は下水の臭いに捲かれて、しかし微笑んだ。
 ささやかな幸福を味わう男の顔だった。
「ただいま」タケヒトは自宅の戸を開いた。

 ……一瞬のち、彼は覚醒した。体がバランスを失い、後ろに倒れかけるのを、取っ手に捕まりどうにかこらえているのだった。
 ……それほどの悪臭が、あたかも質量を備えたかのごとく、彼を打ちのめしたのだった。
((なんだこれは……))
 タケヒトは呆然と立ちすくんだ。悪臭は彼の正面、つまりオリーベ家の中からしていた。下足場の正面、板張りの廊下の先、居間から臭ってくるのだった。
((まさか、本当に、今日という日に下水工事を呼ばなければならないのか?))
 しかし、彼もモチモリ・ワークショップの主任職人である。作業中事故を認識した瞬間と同じく、即座に気持ちを切り替えた。
「ホダヨ!」妻の名を呼んだ。
 返事はなかった。
「ホダヨ!」再び呼んだ。
 返事はなかった。
「ホダヨ!……パダコ!」娘の名も呼んだ。
 返事はなかった。
「パダコ……タキシ?」息子の名も呼んで、そこではじめて、彼は自分の声が震えていることに気がついた。何か異常な事態が起こっている。タケヒトは既にそう気づいていた。妻が応えないのはその証である。
 それでも……だからこそか、奥ゆかしく靴を脱ぎ、廊下に上がった。小脇に抱えた紙袋がガサリと音をたてた。そこではじめて、彼は自分が静寂の中にいることに気がついた。
 パダコの声も、タキシの声も、……ホダヨの声もしない。
 水音もない。
 ――静寂。
 タケヒトの全身がぶるりと震えた。
 しかし踏み出した足はとまらず、廊下を二、三歩進んだ。ギシギシッ、廊下がきしんだ。
 悪臭が強まった。
「ホダヨ!」彼は叫んだ。腹がきゅうっと引きつれた。「誰か!?」
ほとんど駆けるようにして居間に飛び込んだ……そして、タケヒトは、見た。

◆ ◆ ◆

 ……十分後。男は先ほど出てきた家へと戻った。戸が開け放たれているのを目にし、にんまりと笑みを浮かべた。その笑みは、彼の顔と一体化している、凶悪犯拘束具めいたマスクの奥で、次第に半月の形に釣り上がっていった。
「やァーッぱりなァ」
 男は嗤った。そして、踊るようなステップで下足場に踏み込み、奥ゆかしく揃えて脱がれた靴を踏み越え、軽くスキップしながら居間へ踏み込んだ……そして、彼も、見た。
 彼が……そして十分前、家主であるタケヒト・オリーベが見たものは……ALAS……それは悪臭芬芬たるヘドロの海、かつて幸せな家族の団欒の場であった場所。黒々とした汚水がカーペットを、チャブ・テーブルの足を、ベビーチェアを、片付けられぬおもちゃを濡らす汚穢の底。そして……そこに横たわる三人の人間、その亡骸と、呆然と膝をつく一人の男、タケヒト・オリーベの背中を、後から入ってきたフードの男はにんまりと眺めた。
「ヨォヨォ」男は陽気に声をかけた。「やッぱり、あンた、旦那さんだろ」
 男の声に、タケヒトの体がびくりと震えた。
「いややッぱそうだよ、俺の鼻はキくンだよな。おんなじ臭いだったもンな。あんたの嫁さんだろ? そこの……死んでるの」
 タケヒトはゆっくりと振り返った。細い足が目に入った。顔を上げた。パーカーを着た痩せた体が目に入った。小刻みに震える体の上に、フードをかぶった男の顔があった。ジッパーが引き上げられて口元は見えぬ。フードをかぶって額から上も見えぬ。……目だけが見えた。
 その目は笑っていた。ぎらぎらと光る目が笑っていた。
「ックックック」声が漏れでた。声も笑っていた。
 そこでタケヒトは、男が震えているのが、笑っているからだと気がついた。
「アハ」男が嗤った。「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハヒャ、ハハハハッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!」「何がおかしいッッ!」

「あンたの顔だよ」男が言った。「いィーい顔してる。いや、俺、うれしくなっちゃうよ。やッぱり戻ってきてよかった。いいもン見れたから」
 男はふらふらと歩み寄ってきた。その時には、タケヒトも体を男に向けていた。立ち上がろうとして、膝に力が入らない。
 だが、立った。
「お前か」
「そうだよ」
「お前がやったのか」
「そうだッつッてンじゃン。あンた、ここ(男は自分のこめかみをつついた)ダイッジョブ?」
「ウオオオーッ!」
 タケヒトは男に襲いかかった。あっさりと押し倒した。
「貴様ーッ!」殴った。「ヒヒ!」男が嗤った。
「おまえーっ!」殴った。「ヒハ!」男が嗤った。
「お前がーッ!」殴った。「ヒヘ」男が嗤った。
「ホダヨを!」殴った。「ヒヒ」男が嗤った。
「こんなに!」殴った。「いてえや」男が嗤った。
 タケヒトは男の首に手をかけた。怒りが、悲しみが、苦しみが、憎しみが、タケヒトの両手に宿った。男の細い首をギリギリと締めあげた。
「死ね」「グヘッ」男がうめいた。
「死ね」ギリギリと締めあげた。
 ボキリ。骨の折れる音がした。

 次の瞬間、タケヒトの腕から力が抜けた……正確には、肩から。
 タケヒトの肩が砕けていた。
 タケヒトはゆっくりと自分の左肩を見た。汚水まみれだった。汚水がまとわりついていた……床を浸す、悪臭を放つ汚水が、鎌首をもたげた蛇めいて立ち上がり、タケヒトの背中を覆い、肩を掴み、砕いていた。
「……ゴホッ」男が咳をした。
 タケヒトはゆっくりと、自分が組み敷いている男を見下ろした。……度重なるタケヒトのマウントパンチに、男のフードは剥がれ、その顔があらわになっていた。
「アッ……」タケヒトはぶるりと震えた。全身の血の気が引いた。……見てはならないものを見たと思った。「ニンジャ……?」我知らずつぶやいていた。「ニンジャ……ナンデ……!?」
 タケヒトは見たのだった……男のフードに隠された素顔を。
 凶悪犯拘束具めいたマスク……いや、メンポ(訳注:面頬か)を半ば顔に融合させた痩せた男の顔を。
 ぎらぎらと愉悦に光る、凶暴な獣の顔を。
「ドーモ、旦那さん」男が再び嗤った。「デスドレインです」

◆ ◆ ◆

 ……三十分後。
「アッアッ」「ンでよ」「アグッアッ」「尻はやだ尻はやだッつうからさ、前もシてやったワケよ。そしたら泣くんだぜ」「アギッグア」「なア、旦那さん、あンた、娘にどういう教育してンの?」「アグッアッアッ」「知らない人になンか言われたらいうこと聞いとけって、なァ」「でもよ」「アッアッ」「いい匂いすンのな、子供ってよ」「アギッ」「俺、楽しくなっちゃってさ。先にシメちゃった。ここで奥さんギャン泣きだよ」「アグウッ……ホダヨ……」「あ、そういう名前なの? そうそう、それでホダヨ=サンだよ。この人もいい匂いすンのな。何? 石鹸かなんか?」「グウッウウッ」「それともアレか?俺みたいな薄汚れたのとは、なんか育ちとか違うのかなァ?」「ウウッウッッ」「でよ、だからよ、あンたの匂い嗅いだ時にさ、ピンときたンだよな。『あー、こいつは俺がファックした幸せ家族のパパさんだな』ってヨ!」「ウオーッ!」

 ……タケヒトは生きていた。全身を汚水に取り巻かれ、口孔を除く穴という穴に侵入され、燻されるような不快感と、絶え間ない鈍痛と、皮膚の引き連れるような痒みと……絶望に取り巻かれて、それでもなお、彼は生きていた。いや、生かされていた。
「ウゴッゴロッ」「ン?」
 目の前の男が……彼の妻子を辱め、殺し、彼もまた辱め、いずれ殺すであろう男が……恐ろしいニンジャが彼を見た。
「なに?」
「ゴロ」
「ア?」
「ゴロ……ジデ……」
「エッ!?」ニンジャが驚愕の叫びを上げた。「そんな! そんなひどいこと、俺にさせようってのか!?」
「ゴロジデ……」
 タケヒトは言った。泣いた。泣いて懇願した。
「ゴロ……ジデ……」
「やめてくれよ!」ニンジャが叫んだ。「そンなことできるわけないだろ!」
「ゴロゼ……」
「旦那さん、あんた、俺を人殺しにしたいのか?」
「ボウ……ヤベデ……」
「また、人を殺させたいのか!?」
「ウグッ……」
「アレッ?」ニンジャが言った。「死んだ?……死んだの?」
「ウグッ」タケヒトがうめいた。
 それを見て、ニンジャはにんまりと嗤った。
「アーなンだよ、生きてンじゃねェか! ビビったわ。もうちょっと楽しめるかと思ってたから、な、もったいねエだろ?」
 その言葉に、タケヒトははらりと涙をこぼした。
「アッ、あンた、泣いてンの?」ニンジャが嗤った。「アーアーいいオトナが泣いちまってよ。カワイソウだなァ。じゃあ、ここで奥さんになぐさめてもらうといい」その目がぎらりと光った。
「アッ……アーイエエエエエエエエエエエエエエエエ!」
 声の限りに叫ぶタケヒトの視界……正面に立ち、彼を見上げているニンジャ……その背後に、ゆっくりと立ち上がるものがある。それは……。
「『アナタ、アナタ、ダイッジョブ?』」ニンジャが甲高い声で言った。
 その声に合わせ、タケヒトの視界で、起き上がった妻の亡骸が、ジョルリめいてがくがくと動いた。
「『アカチャン、泣かないで、オッパイ、触る?』」ニンジャが甲高い声で言った。
 意思あるもののごとく動く汚水に操られた妻の亡骸が、ジョルリめいてがくがくと動いた。
「『ファックしてもいいのよ』……やっぱうまくいかねェわ」
 ニンジャが吐き捨て、次の瞬間、妻の亡骸はばしゃりと汚水を巻き上げて崩れた。
「なンか飽きてきた」ニンジャが言った。「なんだこれ、初めてから二時間も経ってンの? もう十一時半? アッヘ」ニンジャが嗤った。タケヒトは死んだ。

(おしまい)


初出
「カルヴァート・キャリーズ・オン・ザ・デス」(https://togetter.com/li/802110


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