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ながら食べを止める

最近心掛けていること、食べる時に他のことをしないようにするということ。これが、なかなかに難しい。ついつい間でスマホに手を伸ばしたり、動画を再生したくなったり、ビックリするくらい心も体も落ち着かなくなる。

何故そうなるかは認識していて、それは、食べている時間が勿体ないという意識があるから。決して食べるのが嫌いなわけではないのだけど、食べている時間はロスタイムだという感覚がある。

ここ数年は常に時間がないという意識に囚われていて、本当にビックリするくらいプライベートの時間が充実感ではなく不足感で溢れている。実際、休みが以前よりかなり少なくはなっているけれど、それだけではないように思う。

この不足の意識をどう変えていけるかは今後の課題ではあるのだけど、まずは、食べるということを雑に扱うのをやめる。

食べるということは、自分を生かす大切な行為であり、また食べられるということは有難いことだ。しかも、動物や植物の命をいただいているということ、またそれが調理され私の口に入るまでにたくさんの人達の働きがあるということを忘れてはいけない。雑に食べるということはそういったすべてのことへの敬意が欠けていると思った。

食べることに集中するというのは、想像を超える難しさだけれど、まず心構えから。食べることを大切にしていけたら、それは自分を大切にすることに繋がり、さらには食に関わるすべての存在も大切にしていることに繋がっていくだろうから。

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