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組織文化の役割

組織文化のことを前回に書きました。

組織文化がいい方向に発展したら、みんな幸せになるんでしょうけど、そういう訳にはいかないのが世の常です。

なんとなく手にした権限を都合のいいように利用したりする、ねじれた考えを持つ人がいることも少なくないと思います。
本人は悪気もなく、良かれと思ってやってることでしょうが、周りの人からみたら、その人や集団をネガティブに捉えるんだと思います。

でも、それが毎日繰り返されることで、だんだんとその行為が普通に見えてきて、気が付いたら自分自身や周りの人たちを、その組織色に染めてしまうんでしょうね。

怖いことです・・・・。


やはり、いい組織文化に染まることは、いい経験が出来たり、新しい創造を学んだりと、人生のプラスになるのだと思います。

そうでなければ、時間が無駄かもしれません。
残念なことですが、そういう意味では私もかなりの時間を無駄にしました。
無駄があるから、学びもあるんですけどね。

組織文化は、組織の内部において、内部統制(健全な運営する仕組み)という機能もあると思われます。

健全な運営が出来ていない組織は、不祥事や事故が起きる可能性が高まります。ニュースで報じられる会社の恥ずべき行為は、そういった組織文化のネガティブな部分です。
組織文化が良くない方向に向かうことを「組織文化の逆機能」という言い方もされています。

どこかで、歯止めをかけるチャンスがあったかもしれません。
言いたくても言えない・・・、「見ざる」「言わざる」「聞かざる」という態度にならざるえない状況にあったかもしれません。



でも、結局は組織の信頼が低下することで、利害関係者を含めて迷惑をかけることになってしまいます。

改めて、組織文化は「健全な運営する仕組み」という内部統制の役割は大きいのかもしれません。

同時に、組織文化がいい方向に向かってると、新しい創造など、戦略的にも優位になるんでしょうね。

なんとなく漂う雰囲気上に、人為的に創られた組織文化が重なっていると考えています。
組織文化ってひとことで片付ける人もいますが、組織に属する人たちが創り上げてきたことです。
新しい文化を構築することは、本当に大変だと考えています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。



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