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殺し愛

執着と愛憎絡まり過ぎてさあ大変

◆著者 Fe
◆発行元 KADOKAWA
◆既巻 11巻

◆キーワード
#殺し屋
#マフィア
#執着愛
#アクション

◆こんな人におすすめ
アクション映画がすき
ヤンデレ気味のヒーローがすき
戦う主人公が好き

◆ざっくりあらすじ
賞金稼ぎを生業とするシャトー・ダンクワーズの前に現れたのは、ソン・リャンハと名乗る正体不明の男。彼はなにかと理由をつけてはシャトーに接触を図っては、胡散臭く口説いてくる。
警戒するシャトーだったが、不本意に行動を共にするうちに、だんだんと警戒心を解かれていく。さらにはソン・リャンハとシャトーの間には何やら因縁があるようで…

◆感想
まるでアクション映画を見てるような構図とストーリー。一度読みだすと止まらない。
殺し屋題材だからもちろん結構グロいんだけど、絵柄のせいかそこまでくどくなく、ストーリーの邪魔をしないし、むしろ2人のいる世界観を上手に表してる感じ。コミカルとシリアスを行ったり来たりするので、読者的には気持ちが楽。ずっとシリアスな漫画って読んでる方も気を張ってなきゃいけないから中には結構疲れちゃうのもあるのだけど、この漫画に関してはちょーーど良い!
2人とも大人なので恋愛要素も大人風味。キュンキュンというよりドキドキ。戦闘シーンだったりとか、常に命ギリギリのところでドキドキさせるからこれが吊り橋効果ってやつかなって思う。
真面目でなんだかんだ優しいシャトーちゃんが、胡散臭くて腹の底がみえない男に振り回される図がほんとに可愛い。そしてたまに純粋で真面目な優しさをストレートに食らって動揺するソン・リャンハも推せる。これはいい。
あと、脇役のキャラが立ってる漫画は良作。

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