見出し画像

怪獣8号

とにかくワクワクしたい!安心してワクワクしたい!

◆著者 松本 直也
◆発行元 集英社
◆既巻 5巻

◆キーワード
#アクション
#バトル
#友情
#王道

◆こんな人におすすめ
王道系少年漫画が読みたい
絵力あるアクションシーンがみたい



◆ざっくりあらすじ
ウルトラマンに出てきそうな怪獣がまぁまぁの頻度で発生する日本が舞台。対抗組織として怪獣の防衛隊が存在する。主人公のカフカ(32歳)は防衛隊の試験に落ち続け、怪獣掃討後の後処理をする民間のクリーニング屋に在籍しながら日々を送っていた。ある日とあるきっかけで防衛隊の試験を受ける機会が巡ってくるが、なぜか直前で自分が怪獣になってしまう事態が発生。怪獣であることを隠しながら防衛隊の試験に挑むが…


◆感想
タイトルで読まず嫌いする人が一定層いそう。特に女子。かくいう私もその一人でした。もし怪獣ってワードと主人公おっさんじゃん、で一旦置いとこって思っている人がいたらとりあえず読んでほしい。とにかく出てくるキャラ出てくるキャラ全員カッコいいから!主人公が少年誌にしては年齢層高めなのもいい。普通だったら主人公枠っぽい子が相棒なのもよいし、部隊の上長陣から同期から魅力的すぎて、読んでて黄色い声が出るレベル。女の子が強い漫画は良作。個人的には保科さんというキャラクターのビジュアルも性格も好みど真ん中射抜いてきててほんとに胸が苦しい。単行本で読んでるけど次の巻への区切り方が絶妙で、次は?次は?っていう盛り上げ方がとても上手。戦闘シーンも線が綺麗で見応えがある。純粋に漫画の構成としてとても完成度が高い。強い怪獣が出てきて、人類対怪獣の構図は変わらないんだろうけど、怪獣の出没は世界中でとか言ってるし、そのうち世界の防衛部隊も出てくるのかしら。主人公が怪獣に乗っ取られてるけど最終的に怪獣を根絶やしにしていくのが着地だとしたら主人公どうなっちゃうのか、、、物語の終わり方が見えない。戦闘部隊の話だからキャラクターが死んだりすることも後々あるのかもと思うと今から少し悲しい。今後に期待。

話逸れるけど、夢女子とか二次創作とかの界隈が盛り上がりそうな作品だと思ったけれど私が把握してないだけでもう盛り上がってるのかな。と思ったりする。
中学生時代にその辺の界隈に大変お世話になり今は純粋に作品楽しむことの方が多いけど。昔のアンテナが反応するような、そんな作品。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?