感覚的違和感を解消すること

勉強でも仕事でもいいのですが、言ってることは分かるし間違ってないとは分かってるんだけど、感覚的にしっくりこないなと言うことがあるかと思うんです。物理現象を考える時に、数式を変換すると確かにそうなんだが、なぜそのような現象になるのか分からないといった時です。こんな時にしっくりこない状態を解消する効果に関する意見です。

自分自身が学生の時にこのような状態に陥った時、とりあえず数式だけ覚えて問題を解いたりした事もありますが、基本的にはじっくりと考えて自分なりの解釈を組み立て、感覚的な違和感・しっくり来なさを無くすようにしていました。そうすると、スムーズに解けるんですよね。そしてその知識の上に成り立つ内容も理解しやすくなった気がしていました。

社会人になり、顧客向けにトレーニングを実施したり、他の人が行なっているトレーニングを後ろから見る機会があるのですが、人によって理解度は様々です。理解できなくなる人が増えたなと感じられるポイントでよくあるのが数式が出てきた瞬間。頭上のハテナが一気に増えているのが見えるような気すらしてきそうなほどです。
そもそも数式が変形して確かに○○が成り立ってますねーなんて事を言ったりする時に出てきますが、いきなり数式出されてサクッと変形されて理解できる?そりゃ難しいよ。しかも、数式出しても式自体は重要では無く、その現象の事実だけが重要だったりして。
話が逸れた。数式自体は確かにそうだと理解できても感覚的にしっくり来ないという話だった。個人的には数式をこねくり回すよりも、実例を何個か積み重ねたり、厳密ではないものの納得できる簡単な内容から正しそうでしょ?って言ってくれるだけの方が遥かに有り難い。数式だけ書いといてくれれば必要なら自分で考えるし。厳密では無いだろうけど、なんと無く正しそうだなぁという感覚を積み重ねたうえで先に進めるので、こんな考えの講習会の方がありがたいんだけどなぁ。

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