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卒業してからが真のスタートだったのです。

大学院の友人とオンラインで話すたびに、

「卒業してから、自分がいかに勉強不足だったかに気がつくね。」

「卒業してから、じわじわとあれは恥ずかしいレベルの論文だと思ったわ。」

 学校を卒業したから偉いわけでなく、自分たちは論文のお作法を勉強したヒヨッコに過ぎなかったことを、痛切に自覚しているのでした。

 看護師も看護学校の苦しい実習を経て、国家試験に合格してやっと1人前ですが、そこからプロとしての経験を積んでこそ、学んだことの裏付けになるのです。

本当のスタートは卒業してからなのです。

 どうやら大学院も同じでした。

「卒業して論文を書かないと、ただ大学院を卒業しただけになる!」

在学中に指導教官に言われて、反発していましたが、今ならわかります。

「仰る通りです!」

 やはり年長者であり、その道のプロフェッショナルです。今はその言葉を素直に受け止めれるようになりました。

 そもそも学校や病院など、論文を発表するような組織に属していない、私と先輩は、発表の機会を与えられ、卒業後も、「論文を書きなさい」の圧迫に耐えながら、論文を書いているのです。

 でもその指導は、相変わらず粘着質で陰湿で重箱の隅をつつくように厳しいので、教授にはあと1年ぐらい過ぎてから感謝しようと思います。

ただいま打倒〇〇教授!と奮起して書いているので。来週の最終締め切りに向けて、頑張ります。


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