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「ご縁」の天使たち

今週の私は、新しい出会い、昔の知り合いとの再会と、近年稀なる忙しい毎日でした。たくさんの人たちと会ってきました。

再び繋がる「ご縁」
もう会うこともないかなとと思っていた人から「再びご縁が繋がりましたね。」との言葉をいただき、心から嬉しく思いました。出会った頃、これからどうしていこうか模索をされていた人ですが、10年近い日々の果てに、自分の信念に基づき精力的に活動をしてらっしゃいます。私の知らないところで、随分努力を重ねてこられたのだと思いました。これから毎月お会いすることになるので、楽しみです。

やっぱり切れていた「ご縁」
一方、喧嘩したわけではないけど、縁が切れた人と駅の改札で見かけました。声をかけるべきか思案していたら、コンビニの方向に行ったので、再会はありませんでした。ホームでも見かけましたが、向こうを向いているし、同じ車両に乗り合わせるなど、偶然が重なっても、そのまま行きすぎることになりました。これが今の関係です。だから声をかけないまま、私は雑踏に紛れて消えました。おそらくこの人とは、2度とお会いすることないような気がしました。

切れた「ご縁」
もうこの人とはダメだなぁと思う人もいました。これで終わりだと思いますが、その先にまた「ご縁」が繋がることもあるでしょう。楽しいこともありました。お世話にもなりました。でも少しずつ方向性や考え方が違ってきました。あとを追うことはありません。

長く続いている「ご縁」
転校した先の同じクラスの友だち、元同僚の友だち、支援学校で知り合った友だち、全国にいる大学の友だち達、ガイドヘルパーさんたち、事業所のスタッフさんたち、市役所の人たち、母校の先生方・・・

もう何年も会わなくても途切れることなく「ご縁」が繋がっています。ありがたいことです。

新しい「ご縁」
私は無職で、基本的に引きこもって生活しています。町内会も辞めています。人付き合いが面倒なのです。ということで、ここ数年、新しい出会いは稀でした。こんな私が、外に出て行こうなんて、まったく、人生なんてよく分かりませんね。

たくさんいただいた名刺を整理しながら、お名前と顔の記憶を思い起こしていました。
この広い世界で人と出会うことはまさに「ご縁」です。私も少しずつ外界に出て行く時期なのかもしれません。今週、穴蔵から前脚を出して思いました。

一目惚れした人たち
怠け者の私が、この春、友だちの誘いで講演会に参加しました。そこで講師として来られていたAさんと出会いました。話を聞いているうちに、じわじわと好きになっていきました。講演が終わってから衝動的に「なにかお手伝いとさせてください!」と手を挙げてAさんに突進して行ったのです。これはある意味、人生初の「一目惚れ」だったと思います。

私はAさんの力になりたい。その思いをぶつけ訴えました。嬉しいことに彼女はそれに応えてくれました。そしてAさんからBさんを紹介していただきました。Bさんも素晴らしい方でした。この2人ために頑張ることは、彼らの背後に待っている多くの人を助けることに繋がるような気持ちになりました。私よりはるかにお若い人たちですが、賢く優しく常に行動的で、いつも尊敬しています。

「ご縁」は流れてくるもの
私は一目惚れなんてしたこともありません。そんな警戒心が強く、ものぐさな私がただひたすら「この人たちの力になりたい。」と、穴蔵から出て行こうとするなんて、自分でもよく分かりません。

この人たちと、なんとなくスルッと出会いました。そしてヌルッと一緒に活動をさせていただいています。(あとから活動希望者が多数いたと聞きました。)振り返ればこんなにも単純で不思議な出会いでした。

今のところ予算もないので無給の手弁当、名刺も自腹で無理のない範囲で活動しております。大発見ですが、私は意外にも尽くすタイプだったのです😊

でもね、相談室の活動に行くたびに思うのです。この活動は自分のためなのだと。だって行くたびに、出会いがあり、再会があり、なにより私自身が救われているような気持ちになるのです。

このような場を私に与えてくれたAさんBさんは私にとって導きの天使です。一見するとおばちゃんとおじさんですが天使なのです。



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