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英語学習の停滞期を脱するために、無謀なことを試みる。

英語学習の停滞期で、ラジオ・テレビ番組の通常の学習メニューをダラダラとすすめていました。相変わらず身が入りません。ホント困ったものです。

 「Animal Farm 動物農場」その後で、

ペンギンリーダーズのレベル3の「Animal Farm 動物農場」を機嫌良く、勉強していましたが、次のプログラムである高校の文法の教科書に入りました。ところが退屈で、つまらなくて、やる気が起きません。なんとか課題を提出しましたが、添削で真っ赤になりました。かつて落ちこぼれていた、嫌な記憶が蘇ってきました。

やはり、英文購読と並行して勉強するべきだ。しかも面白い本というのが大前提です。ということでテキストを探しに出かけました。

テキストを探そう

「面白い本じゃないと、先を知りたいという気持ちにならない。ハイジもグリム童話の先が知りたくて、字を覚えたから、その気持ちがないと英語などやってられんよ。」

わたしはアニメ「アルプスの少女ハイジ」を思い出しては主張しました。私は自分のアホさを棚に上げて持論を訴えました。先生が、額に手を当てて「とほほ」となっていました。

ところがペンギンシリーズは背表紙も英語なので、どのような内容の本なのかが、検討もつきません。ラダーシリーズは日本語ですが、興味を惹きそうな本は、だいたい読んだことがありました。自分では本を選べません。これは他力本願でいくしかない。

「先生、絶対に面白い本を選んでください。このさい私の好みなどどうでもいいです。」と先生に下駄を預けました。
先生は、でも絶対、文句をいうぞ・・・という表情をしましたが、黙って本を選んでくれました。

そこで先生が出してきたのが、「The Invisible Man 透明人間」 Level5でした。透明人間はまずまず面白そうです。しかし映画「インジビジブル」を見ていた私は、バイオレンスを感じさせない下手くそな挿絵がイマイチでした。

「殺人もなさそうだし、ドキドキワクワクしない本は、いやだなぁ。殺人事件か、もしくはブラックなユーモアな内容がいいです。宝島かロビンソンクルーソーみたいな冒険系も悪くはないです。」

「 Nineteen Eighty-Four 1984」

先生の苦悩はより深くなりました。次に出されたのが、「動物農場」と同じ、オーソン・ウェルズの「 Nineteen Eighty-Four 1984」でした。解説を聞くと、私が求めていた条件にピッタリの内容です。

ところが、英文レベルが、Level 7と「動物農場」の倍以上の最高ランクの難しさだったのです。でも読みたい。内容を知りたい。いっそのこと翻訳本を探す方が手っ取り早いかもしれない。でも挑んでみたいとの葛藤がありました。

わたしの心と裏腹に先生は「これを読めたら、もうなんでも読める。そうだこれで、私の役目を終わりですね・・・」後半は声が小さくなっていましたが、ちゃんと聞こえていました。

「よしこれにしよう!」
「これに決めよう!」

ぼちぼち読み始めます。

ということで、今日から着手しはじめました。
活字が小さいから、正直老眼には厳しいです。拡大コピーをするのも一案です。工夫しながら少しずつ読んでいきます。


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