“越後人はPRするのが下手”ではすまない。

越後人がどうしてPRが下手くそなのか。

その理由を自分なりにいろいろと考えてきた。従来から指摘されているように、たしかに技術的な未熟さもあるのだろう。

それに加えて、「PRする」という行為に対しての意識的なブロックは全くないのだろうか。

たとえば、「他人より目立つと角が立つ」とか、「あんまり大々的にすると妬まれる」とか、そういう感情。その裏側には、「他人がうまくやっているとおもしろくない」というやっかみもあるのだろう。

田舎の人たちはそれらの感情とうまくバランスを取りながらイベントを考えていかなければならないから、めんどくさい。妬み、僻み、自分たちだけがうまくいけばよい←この感情が、PRどころか、すべての企画を委縮させて、つまらないものにしてしまう根本原因だと考える。PRしないことは、謙虚さではない。PRできないことは、単に無能ということである。

PRできないことは、自分たちのやっていることの良さを他人に伝える能力がないということだ。空気を読むな、忖度するな、良いことは良いと伝える勇気を持とう。まずはそこからだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?