パクりも組み合わせ次第でオリジナルになる
やんやんは、普段様々な活動をしていますが、これだけは自信持って言える。「やんやんは、輸入の天才や!」と。
ながおか史遊会、まわしよみ新聞、当事者研究スゴロク、直感読みブックメーカー、ヒューマンライブラリー、デスカフェ、種々マルシェイベント。
これまで様々な企画を考えて、実現してきましたが、元々どれも他人様のアイディアを輸入して、地元風にアレンジしてリリースしてきただけだからね。いわば「他人の褌で相撲を取る」を地で行くようなもの。
一見、唯一自分自身が創った‟ながおか史遊会”だって、原型となるものが奈良県にある社会教育団体であり、それを自己流にアレンジしただけに過ぎないからね。
とまあ、あえて誤解されるかもしれないような、ショッキングな書き出しから入ってしまったが、何が言いたいかって、世の中に溢れるものの、90%以上は、誰かや何かの「パクり」から入っているといっても過言ではない。
人のアイディアなんて、どんだけ賢い人が考えても、限界がある。ましてや自分より賢い人がたくさんいるなかで、果たしてどれほどまでに完全オリジナルなものが考えられるか。そう考えたら、パクリなんて、全然オッケーなんですよ。
ただ、やんやんのパクりの違うところは・・・・・・
① コンテンツの由来そのものを明らかにする。嘘はつかない。原作を自分のアイディアとしない。しっかり元ネタを考えた人や組織を称賛したうえで、その趣旨に賛同したうえで、同じような取り組みをしているということを表明する。
② 原作者の合意を得ている。あるいは、相手も浸透に協力してくれている状態を作る。原作者の理解のないパクリは、単なる「盗作」
③ 使命感を持ってパクっている。そのコンテンツを、自分たちでやることに社会的な意義があることが前提。「問題提起」「問題意識」「問題解決」の視点を常に忘れずに。
④ アイディアは独占しない。自分のコンテンツを他の人にもどんどん使わせる。それが結果として、オリジナルのコンテンツが世の中にもっと広まるきっかけとなる。
その上で、例えば一つのコンテンツをそのまま丸パクりするのではなく、
AとBといった、全く違うコンテンツを掛け合わせてみる。
例えば、過去に企画した実例では・・・
①ながおか史遊会×まわしよみ新聞×お誕生日新聞コンビニプリントサービス
=50年前の新聞記事をまわしよみしてみよう!
70年前の新聞記事をまわしよみしてみよう!
②まわしよみ新聞×ラジオ=まわしよみラジオ
③まわしよみラジオ×怪談=まわしよみ怪談
それに加えて、コミュニティや関わる人を変えてみる。
例えば・・・
ながおか史遊会のメンバーで、まわしよみ新聞をやってみる
ながおか史遊会のメンバーで、デスカフェをやってみる
ながおか史遊会で、ヒューマンライブラリーをやってみる
ながおか史遊会で、怪談イベントをやってみる
など・・・
そうすると、
「まわしよみ新聞」を歴史系のサークルが扱う意義は?
「ヒューマンライブラリー」を歴史系のサークルが扱う意義は?
「怪談コンテンツ」を歴史系のサークルが扱う意義は?
という「自己反省」が生じてくる。
こうなったときに、はじめて「ながおか史遊会」そのものも、元となった社会教育団体の形態を大きく離れ、歴史系サークルだからって、別に歴史知識の習得ばかりに拘らない。
どちらかというと、発想法や思考法、「問題意識の立て方」に拘った、全く新しい、‟異次元の”(お?w)社会教育系サークルとして、生まれ変わる。
貴方のまわりのアイディアマンといわれる人たちは、皆こうやって新しい何かを創り出している。
では、彼らのアイディアの元となっているのは何か。
信じられないほどの情報量。つまり、インプットの力。
ある人は、読書だったり。
ある人は、ネットサーフィンだったり。
ある人は、他の人との対話だったり。
リソースは、それぞれ違うけれども。
結果、
情報力×問題意識+課題解決力=新しいアイディア
となる。
つまり、「アイディアマン」とは、誰よりもアクセスできる情報量が多く、情報と情報の掛け合わせがうまい人のことをいう
ね、簡単でしょ?
さて。皆様、明日から是非やってみて^^
そうすればあなたもコンポーザー、プロデューサーになれる。
ハハっ!
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