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我々は失敗したくない感情で消費している
僕らが買い物をするときに気をつけるのは何か?
例えばこれから友人と一緒にランチへ行くとしよう。
その時に何を重視しますか?
美味しさ?見栄え?コスパ?居心地の良さ?
評価の高さ?
何かしらの観点でグルナビなり、Instagramなり、 Googleマップで良さげなお店をピックアップすると思います。
上に挙げた重視する観点をなぜ意識するのかというと、
''失敗しないものを買う''ためです。
買い物でも、時間の使い方でもなんでもそうですが、
できる限り失敗した使い方を避けたくありませんか??
映画を観る時も事前に口コミや評価がどうなのか?
本を買う時だって、Amazonのレビューが気になるし、
家電を新調するときだって、慎重にですもんね。
少し話は変わりますが、
僕は休みの日に行くことが多い場所として、
"書店"と"アパレル"の2つが挙げられます。
この2つに行けることがすごく幸せだし、
何時間でもいられます。(とくに書店は!)
おすすめの本屋は蔦屋書店ですね。
とくに二子玉川の蔦屋書店さん、JR大阪駅直結のルクア大阪上の蔦屋書店さんが好き〜
さて…なぜ自分はこの2つが好きなのか…
ふとそんなことを考えた時、ある発見がありました。
それは書店も、アパレルも、"試し"ができること。書店で言えば立ち読みで、アパレルで言えば試着である。
本の場合、口コミとかも参考にはしますが、
それ以上にその場でさっと立ち読みして、
「この後の展開が気になる」
「面白そう」と思った本を購入します。
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服を買うにしたって、実際に試着してみて、
「このサイズ感さいこうやね」
「この生地すごくええやん!」
「これはいいね!」と思って買った服は、
購入後の満足度が高いです。つまり失敗しにくい購入だったということです。
そうですよね…せっかくお金を払って購入するものであるので、できる限り失敗(購入しなければ良かった…)は避けたいものです。
なので、"試すことができ、失敗をなくせる"というのが人が物を買う上でポイントになるのかもしれないなと思っています。
商品を購入する際も、
一ヶ月間返品交換無料!とか、
14日間お試し無料!とあると、ついつい
「それなら買ってもいいかしら?」となると思います。
そう、あれは"試し"なのです。
NetflixやHuluなどの動画サブスクで言えば、
月額数千円でドラマ映画が見放題なわけです。
聞いたこともないような、レビューもほぼ無いようなタイトルの映画を200円でレンタルする、2000円で購入するのはリスクがあるけど、
見放題であれば、もし仮に「面白くなくても金銭的な損はしない」と思って、気軽に見れるということです。
ただし、昨今は人々の可処分時間は限られているため、現代人は急かされているため、
時間すら惜しいものとなり、
事前に口コミレビューや、ランキング、
友人からのおすすめがないと
見ようとはならない…
そんな感じでしょうか?
この数年、自分は家電を買うではなく、
"借りる"が増えてきています。
家電量販店で髭剃り買ってみたものの、
自分には合わなかったという失敗リスクを
下げるために、まずは1ヶ月間お試しでレンタルしてみる。
そういうサイクルが出来上がっています。
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東京駅で東京土産を買おうと思ったら、
とりあえず〇〇ランキング1位ていうものを
買っておけば「まあ失敗はしないか…」で
選んじゃうのもそうかもしれません。
本日は、人々が失敗したくないという感情を
試しによって払拭する。
こういうビジネス増えてるね〜という話でした。
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