MTBコースのこういう風の道を「ダブルトラック」ってことで
世の中って、キーワード化がされているんだなぁ、検索キーワード。脳内のね。
例えば、「トレイル」って聞くと、脳内で検索が始まって、「マウンテンバイク」がヒットする。みたいな。ライダーの思考の中での展開としてね。
そこを「グラベル」って、働きかければ、「グラベルロード」の方をヒットさせることができる。みたいなコントロール感。
目的が自転車を売る側の商売なら、それらのキーワードをライダー達に植え付けることから始まっていて、ユーザーがキーワードを喜んで沢山発信して拡散するようにしていることで、ゴールに向かって自動的に目的が達成できるシステムみたいな。
ヒトの「思い込み」ってすごいですね〜。
支配下に置かれてしまう感。
その道は「トレイル」でも「グラベル」でもあるけど。“でもない”ようにしたい場合の呼び名を使いたい場合は、これだな、ってことで。
「林道」「未舗装路」「ジープロード」… 「ダブルトラック」ってことで
「林道」って、
舗装路も「林道」って言うみたいですよ、例えば白山スーパー林道はアスファルト舗装だし、「未舗装路」のことを「林道」って思い込んでいたけど、でもそもそも砕石で舗装された路なら未舗装じゃないってことでもあるみたいですよ。
「舗装路」か「未舗装路」かみたいな分け方ってよりは、ライド的には、滑る路面か滑りにくい路面か、みたいなことが要素として大事かな。あとは路面の凹凸とかバンプとかギャップとかの大小に気を遣っている。
路面のマテリアルは、別問題だと思えば、スマートになるような気がする。
別に、アスファルト舗装がガタガタしてたらマウンテンバイクでたのしいし。濡れたら滑るし。BMXトラックはロードバイクと同じだし(笑)。って思えば、路面マテリアルってよりは、摩擦係数の違い、なんだろうなぁ、ケースバイケース的な。
その見極めと判断がたのしめるマウンテンバイク。ってことですね。
「ジープロード」ってなんなんですかね?ちょっと不明。想像するところのクルマのジープ(四輪駆動車なワイルド的な)が走っていそうな道なのかなぁ。ちょいググったけど出てこなかったので一旦保留。
「グラベル」と言わせれば、聞く者には、「グラベルロード」をヒットさせることになるけど、マウンテンバイクの方へ導きたい時は、「グラベル」ってあえて使わない方がいいのかもね。
「トレイル」を言い換えたい時に使える「シングルトラック」がベースで、「ダブルトラック」が便利。
「シングルトラック」が並列になっていて、並走できる道幅だから、「ダブルトラック」って呼ぶと、MTB歩きも会話が弾むよね。
隣同士、喋りながら走れる山道。たのしさが倍増です。クローズドなコースの「ダブルトラック」。
ちなみに、道路上だと道路交通法で「並進は禁止」ですね。事実上「ダブルトラック」じゃなくなるよね。
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