見出し画像

学術変革領域研究テーマ一覧(2023年6月2日クオリア追記)

はじめに

令和5年度の学術変革領域に採択された喜びのツイートがTLを賑わしているので、以下に学術変革領域(A)に選択されたテーマをまとめてみました
いや~、多彩なテーマがありますね
とりあえずリンクを貼りましたが、まだ全容を理解できていません

これからぼちぼち勉強させてもらいます

競争率は約10倍

ちなみに、区分って何?とBingさんに聞いたら、秒で教えてくれました

学術変革領域研究は、文部科学省が定めた大学等の研究分野の区分で、以下の4つに分かれています¹。
- 区分Ⅰ:新しい学問領域の創出
- 区分Ⅱ:既存学問領域における新しい研究手法・技術の開発
- 区分Ⅲ:既存学問領域における新しい研究対象・問題意識の発見
- 区分Ⅳ:社会的課題解決に向けた研究

それぞれの区分には、以下のような特徴があります¹。
- 区分Ⅰ:新しい学問領域の創出
- 新しい学問領域を創出することを目的としています。
- 研究者が自由な発想で取り組むことができます。
- 研究成果が社会に直接的な影響を与えることは少ないです。
- 区分Ⅱ:既存学問領域における新しい研究手法・技術の開発
- 既存学問領域において、新しい研究手法・技術を開発することを目的としています。
- 研究成果が社会に直接的な影響を与えることは少ないです。
- 区分Ⅲ:既存学問領域における新しい研究対象・問題意識の発見
- 既存学問領域において、新しい研究対象・問題意識を発見することを目的としています。
- 研究成果が社会に直接的な影響を与えることは少ないです。
- 区分Ⅳ:社会的課題解決に向けた研究
- 社会的課題解決に向けた研究を行うことを目的としています。
- 研究成果が社会に直接的な影響を与えることが期待されます。

以上、ご参考までに。

ソース: Bing との会話 2023/4/8(1) 令和3年度科学研究費助成事業「学術変革領域研究(A .... https://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1412385_00008.htm アクセス日時 2023/4/8.
(2) 学術変革領域研究(A・B) - 日本学術振興会. https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/39_transformative/index.html アクセス日時 2023/4/8.
(3) 審査区分表等 | 科学研究費助成事業|日本学術振興会. https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/02_koubo/shinsakubun.html アクセス日時 2023/4/8.

Bingさんに「学術変革領域研究の区分Ⅰから区分Ⅳの特徴を教えてください」とだけ聞いた答え

区分Ⅰ(新しい学問領域の創出)

令和5年度~令和9年度

クオリア構造学:主観的意識体験を科学的客観性へと橋渡しする超分野融合領域の創成

2023年6月2日(NEW!)

2023年5月13日

2023年4月10日

日本列島域における先史人類史の統合生物考古学的研究ー令和の考古学改新ー

尊厳学の確立:尊厳概念に基づく社会統合の学際的パラダイムの構築に向けて

令和4年度~令和8年度

令和3年度~令和7年度

令和2年度~令和6年度

区分Ⅱ(既存学問領域における新しい研究手法・技術の開発)

令和5年度~令和9年度

1000テスラ超強磁場による化学的カタストロフィー :非摂動磁場による化学結合の科学

アシンメトリが彩る量子物質の可視化・設計・創出

メゾヒエラルキーの物質科学

天然物が織り成す化合物潜在空間が拓く生物活性分子デザイン

マルチメッセンジャー宇宙物理学:静的な宇宙から躍動する宇宙へ

炭素資源変換を革新するグリーン触媒科学

令和4年度~令和8年度

令和3年度~令和7年度

令和2年度~令和6年度

区分Ⅲ(既存学問領域における新しい研究対象・問題意識の発見)

令和5年度~令和9年度

 タンパク質寿命が制御するシン・バイオロジー

細胞外情報を統御するマルチモーダル ECM

冬眠生物学2.0:能動的低代謝の制御・適応機構の理解

動的な生殖ライフスパン:変動する生殖細胞の機能と次世代へのリスク

光合成ユビキティ:あらゆる地球環境で光合成を可能とする超分子構造制御

令和4年度~令和8年度

令和3年度~令和7年度

令和2年度~令和6年度

区分Ⅳ(社会的課題解決に向けた研究)

令和5年度~令和9年度

植物気候フィードバック

予測と行動の統一理論の開拓と検証

令和4年度~令和8年度

令和3年度~令和7年度

令和2年度~令和6年度

おわりに

科研費の領域型プロジェクトは「特定領域」「新学術領域」「学術変革領域」と名前が変わってきている

研究者としては
「若手A」→「基盤A」→「基盤S」→「領域代表」

「さきがけ」→「CREST」→「ERATO」
の2ルートがあると思う

これに並行して、「日本版NIH」「グリーンイノベーション」「ムーンショット」および「Impact」などの予算獲得を目指すことになります

ただし、このレールに乗るとトップ研究者の道を駆け上がるが、マネジメントに忙殺されて研究時間がほとんど取れなくなる
また、所有する研究設備と研究費で雇用した期限付研究者の将来を保障する活動もたいへんな体力を必要とする

しかも、自転車のように、予算獲得に失敗して資金がショートするとこけてしまう

完全に個人的な見解ですが
これらの問題が日本の研究の質的低下の一因だと思っています

ただし、本noteの研究テーマはいずれも提案者が「やりたいこと」に予算が付いているように見えるので、これらの研究成果が世に出る頃には日本の研究競争力も上向くかもしれないと感じてもいる

本noteは私の備忘録ですが、自由に読んでください サポートは、興味を持ったnote投稿の購読に使用させていただきます