たくさん歩く(御首神社) #160
美濃赤坂線荒尾駅
大垣駅を起点とする美濃赤坂(みのあかさか)線という地元の人と鉄道マニアしか知らない路線があります。
大垣駅を出発して最初の駅が荒尾(あらお)駅といい、木造の味のある小さな駅舎がひっそりと佇んでいます。
ちなみに小学校のとき、この荒尾駅の絵を2回ぐらい図工で描いた覚えがあります。1つは先生に選ばれて市で入選したかな。もう1つは残念でした。
御首神社
この駅のすぐそばに御首神社(みくびじんじゃ)という神社があります。
御首神社の入口。
そして、ここは首から上にご利益がある神社になります。
昔の首って頭のことを指しますからね。
さざれ石
神社の境内には君が代に出てくるさざれ石があります。
さざれ石は岐阜県の揖斐や伊吹山で主に産出されるということでこちらにもそこで算出されたものが納められています。
湿ってないから「苔が生す」になってないけど長い年月がかかって作られた石です。
小さいながらも神様にお供えする稲(神饌田)を育ててました。
正面からの神社
フラッシュバックしてくるけど、この風景も小学校で絵に描いた記憶がある。旗を描くの難しいなって思った記憶があります。だって動くからな。
首が矢で射抜かれたデザインが絵馬に描かれています。
秀逸だなぁ
合格祈願とか髪の毛とか、首上に関するお願いがたくさんあります。
自分も髪の毛と頭の回転はお願いしておかないとダメか😆
なぜ首か?
なぜ首なのか?
これには言い伝えがあり、平将門のさらし首が怨念の力で京都から関東に飛び立ち、それを見た南宮大社(なんぐうたいしゃ)に仕える兵が、その首を弓で射って落ちたのが、この荒尾の地らしい。
平将門は自分のことを「新しい天皇=新皇」と名乗っていた。
自分のことをそんなふうに呼ばせるなんて・・・厨・・w🤣
もう少し詳しく知りたい人はこちらを読んでくださいね!
神社の裏手は荒尾古墳群という古墳がある場所でした。
いつの時代も神聖な場所だったわけです。
神社の裏側へ。この辺りが古墳なんだけど近寄れない。
今は入ってはいけない聖域となっていましたが、昔はここを自由に駆け回っていました。不届き千万とはこのこと😆
鉄道好きの理由
そして御首神社から荒尾駅を挟んで向こうにあるのが
宇留生(うるう)小学校
漢字が一発で変換できません。水が豊かに潤う村だったのが由来っぽい。
校庭で遊んでいるときも、授業を受けているときも電車が見えるとちょっとテンションあがってました。
時刻表は朝夕は多少増えますが、日中は2時間空くことも。
電車の時間でお昼の時間も帰りの時間も把握できました。
というわけで、めったに電車が通ることはないんですけど、荒尾駅に電車がやってきた時は出発する電車に抜かれる前にこの細い道を通り抜けるチャレンジとかこっそりしていたわけですよ。
1人鉄腕DASHです。追いつかれたら鉄道事故で死亡ってね。🤣
スタンド・バイ・ミー。何度も死んでたなぁ。
小学校で植え付けられた記憶。
だから鉄道好き、単線好きになったのかもですね😁
続く
#この街がすき #写真 #鉄道 #御首神社 #美濃赤坂線 #荒尾駅
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