アリーナライブ初体験と耳の保護と映画館の話
息子がアニメ「炎炎ノ消防隊」のオープニングにハマったことがきっかけで、Mrs. GREEN APPLEのライブに行ってきた。
お金を払ってまともなライブに行くのは思えば初めてのこと。知り合いや友人のライブを観るためにライブハウスに行くことはあったけど、1万人を超える箱に行くのは本当に初めてだった。
ライブは素晴らしかった。とんでもない歌唱力と体にぶつかってくるような音量と、曲に合わせて練り込まれた映像演出を浴びているのは気持ちがいい。すごいものだ。ライブが好きな人の気持ちが少し分かった気分で、Mrs. GREEN APPLEだけの話ではないが、またライブには行きたいと、素直に思う。
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ライブは良かったが、あの爆音は中々にしんどい。ライブはそう言うものだと言ってしまえばそこまでなのだが、耳で届く音、耳で感じている「このくらいの音量」よりも実際の音量はでかいのではないだろうか。
終わって以降には特に感じることはなかったが、ライブ中は耳鳴りが続いていたし、この音量の中に身を置き続けて、観客はもちろんアーティストは平気なんだろうかと心配になってしまった。
で、気になってちょっと調べてみると、それなりに記事がでてくる。なんとなくしか知らなかった知識だが、騒音性難聴やら音響性難聴やら色々出てくる。そりゃなるよな。あの音量。
ただ、最後の記事にもあるようにライブ時の耳を守る道具も色々あって、イヤープロテクターと呼ばれる耳栓の立派なのがある。オーダーメイドのものもあるようだ。
使ったことがないので分からないが、音質を極力変えずにに音量を下げるような作りになっているとのこと。まあ確かに、音が生み出す圧力みたいなものは音が小さくなったところで変わるものではないので、こうした道具を使うのは大事なことかもしれない。次回は買って行くことにしよう。
ちなみに、アーティストの耳はカスタムIEM(Custom In Ear Monitor)と呼ばれる耳の形を取って遮音性を高めたモニター用の高級ヘッドフォンみたいのがあって、適正な音量で利用すれば耳を守れる仕組みがあるらしい。
昔はそんなものはなく、自分たちの音を聞くためのモニター用でステージに向かった巨大なスピーカーを利用していたらしく、その当時はアーティストも爆音に晒されていたようだ。
。。。まあ、うまく運用されてないみたいな話もあるようだけど。
耳の外傷によって活動停止なんてのは寂しい限りなのでうまいことやって欲しいとは思う。
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音響と言えば、昨年末の映画「ボヘミアンラプソディー」に感動したのは記憶に新しい。
この映画のラストのライブエイドの再現シーンを観ていたとき、「当時のライブを会場にいた人はこんな感じだったんだろうか」とか思っていたが、こと音に関しては映画館の方が良かったのだろうな。
箱も小さく、最近の映画館の音響設備は新しい、そもそも設計思想も異なるわけだから当然なのかもしれないが、映画館での感動的な音質でライブ^も聞いてみたいとか、それは無理でも映画館用に作り込まれたライブ動画をもっと見てみたいと思ってしまった。
今の時代だから、ライブのサテライト会場として映画館を使ってストリーミングするとか、技術的には可能な感じもするし、サテライト会場までひっくるめたライブの一体感を作れる人もいそうな気がするが、スポットで開催したら大変な混雑になって運用大変そうだし、かと言って映画のように上映するには映画を流すのと同じような収益性が必要そうで大変だったりするだろうか。
なんでことを考えていたら、やっている会社があった。
今日(2019/12/08)も「Superfly Arena Tour 2019 “0” LIVE VIEWING」をやってるや。会場数もすごい。
いいなこれ。今度観に行ってみよう。どんな音響、音量でやってんのかも気になる。
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