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会社(co-meeting)やSalesforceのこと

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自分の会社(株式会社co-meeting)のことや、本業であるSalesforce関連のお話をまとめたマガジン
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記事一覧

リモートワークで雑談を生むために必要な「ゆるい」強制力

あっという間に大晦日。それもあと数時間で2024年だ。だがギリギリ間に合った。 年の瀬なので、今年始めたうちの会社(co-meeting)の取り組みでうまくいった取り組みの紹介で締めくくりたいと思う。ここ数年ずっと解決できずにいた、リモートワーク下でのある種類の雑談を生み出す手段の話。 ツールだけでは実現できない類の雑談2年前(2020年)にDiscordを利用して雑談がうまいことできれば、リモートワークはもっと楽しくなるよって記事を書いた。 この時はツール(Disco

健康的で多彩なオフィス飯をmiiveとnoshで社食のように

一昨年くらいから、miiveという福利厚生サービスを導入している。 やたらと好評な福利厚生サービス「miive」miiveはプリペイド型のクレジットカードを利用した福利厚生サービスで、カードを社員に配布し、毎月ポイントを一定額付与しておく。後は普通のクレジットカードと同じように利用するだけで、福利厚生対象の店舗やサービスでの決済時にポイントが自動的に引かれていく仕組み。 利用できる店舗は「食事」「エンタメ」「学び」などのカテゴリに分かれていて、利用するカテゴリによって自動

co-meetingのメンバーが大切にしたい5つの価値観

こんにちは。co-meetingの矢野です。 co-meetingでは、このnoteアカウント「株式会社co-meeting」以外にも、「コピペテック」という弊社のエンジニアたちの遊び場ともいえるアカウントも公開しているのですが、note proの魅力に負けて、半ば勢いで会社としても公式アカウントを作ることになりました。 このアカウントで発信していきたいことについては下記の記事にまとまっていますので、併せて読んでもらえたら嬉しいです。 大切にしたい価値観をカタチにさて、

Scratchpad - なんだかんだとレスポンスは正義か

「Salesforceの入力をシンプルにするツール」とのこの記事の言葉に惹かれてScratchpadを触ってみた。 ScratchpadはChromeの拡張機能として提供されているSalesforceの利用支援ツールで、組織的な利用よりも個人の生産性の向上に特化している。 拡張機能なだけに、レスポンスは普段利用しているSalesforceの画面と比べると異常に速く、各個人が普段利用するデータのリストや入力画面に表示する項目を自由に取捨選択したり、配置を変えながら使うことが

極めて個人的な課題解決のために作られたツールの面白さ - co-meeting社内ハッカソン成果物まとめ(全4ツール)

5月頭を締め切りにco-meeting社内の課外活動として取り組んでいた社内ハッカソン。 これまで、この課外活動枠は自分たちの興味があるテクノロジーを触って試して形にして、そのプロセスをコピペするだけで楽しめるチュートリアルコンテンツを作成するコピペテックに使っていた。 今回はちょうど技術書典も終わり、これといったアウトプットの場がなかったことと、コピペテックのゴールであるチュートリアルコンテンツの作成に敷居の高さを感じる声もでてきたので、ちょっと毛色を変えて、各個人がツ

仮想のオフィスで雑談がうまいことできるなら、リモートワークはもっと楽しくなる

自分の中でのコミュニケーションの距離感がこのところ変わってきている。近くなったーーーのは確かにそうなのだけど、境界線みたいなものがより曖昧になってきたってのが、感覚的には近い。 そう感じたトリガーは、Discordを仮想オフィスとして、いつでも緩くオンラインでつながっていられる場所をつくり、そこで自然発生的に生まれるコミュニケーションが、以前オフィスに人が集まった時に自然に生まれていた雑談とほぼ同種なものであることを体感してしまったからだ。 どうやら近いことを感じていたの

快適なWeb会議のための良いヘッドセット探し

Web会議ツールなどを利用したテレカンを快適に(ストレスを溜めないようにするにはヘッドセットの性能は案外重要だ。iPhoneに付いているEarPodsとかも悪くないが、多少周囲の雑音が多い場所とかだとしんどくなる。 昔からテレカンといえば会議室に集まってテーブルの真ん中にスピーカーフォンを置き、お互いに聞き取りにくい音声を必死に聞きながら行うものだったが、たまの会議なら良いけど日常的にあらゆる場所で個々がテレカンに参加するようになると通話品質にストレスを溜めている場合ではな

書きやすい場所にしとかないと書けない

最近は毎日更新することもなくなったnoteだけど、自分が最も書きやすい場所は今でもnoteだ。 noteが書きやすいからこの書きやすさはnoteそのものが持つ空気に後押ししてもらったり、テーマ設定をしないとか、スマホだけで書くようにするとか、自分の工夫も多少はあって、過去に自分が書いていたどのブログよりも投稿数が多い場所になっている。 書きやすい場所にしたことで、それまでは別の場所に書いていたような自分の会社(co-meeting)に関わるSalesforceやもくもく会

iPadOSの登場で自分の業務はiPadだけで回せるか

iPadOSの機能拡張でマウスが使えるようになり、ブラウザ〈Safari)がPC相当になる。 この2つの機能拡張にはとても期待していて、うまく機能すれはPCを持ち歩かずにiPad Pro(自分のは9.7)のみ済むのではないかと思っているからだ。 今はSurface Goを持ち歩いていて、PCの軽さとしては特に問題はないのだが、iPadでのデモのためにiPadも持ち歩いているので、もしiPadだけで済むようになればPCを持ち歩かなくて済むようにになる。これは大きい。 と、

久々にもくもく会を開催したら何やら状況が変わっていた

久々に「もくもく会」を定期開催し始めている。来てくれた皆様、ありがとうございました。 生まれた背景元々は「サービス開発もくもく合宿」と名付けていた。日々の仕事がある中で、自社サービスの開発をまとまった時間を確保して行うために開発合宿を社内で企画したものの、社内だけで開催するといつものメンバーで集まるだけになってしまうのでつまらない。 であれば、公開イベントにすれば自分たち以外の人も多少は集まってくれて、いつもとは違う楽しみも生まれるのではないかと。そんなことを考えたのが発

co-meetingを創業して丸8年の振り返り

3月14日は株式会社co-meetingの8回目の誕生日でした。 3月14日当日がイベントだったので忘れていました。創業日を素通りしてしまうことはよくあるのですが、たまにはちゃんと書き残しておきたいと思います。 創業して丸8年経った創業してから丸8年。大きな成長をしたわけでも、会社規模が大きくなったわけでもないですが、とりあえず生きてはいますし、緩やかですが成長もしています。事業的にも、たぶん個人的にも。 設立日は2011年3月14日でしたが、登記手続きを行ったのはその

久しぶりに開催したもくもく会

久々にオフィスでもくもく会を開催した。実に2年ぶりの開催になる。 もくもく会は文字通りもくもくと仕事をするための会で、うちのオフィスに集まり、それぞれが持ってきた仕事をそれぞれが自由にもくもくとやる。こちらから干渉することもなければ、これと言ったイベントもない。その日の最後に飯を食いながらその日にやったことを軽く発表するくらいか。それも特に必須ではない。 元々は「サービス開発もくもく合宿」と題して、泊りがけか2日連続で開催していて、日常の業務時間ではやりにくい実験的な取り

主体的な日程調整を手伝ってくれるツールたちの話

「以下の日程でご都合いかがでしょうかメーカー」の記事がちょっと前に盛り上がっていた。 このツールは自分から候補日を提示して主体的に日程調整を行う際の「候補日生成ツール」というところ。自分のスケジュールやワークスタイルをコントロールするためには候補日を自分から提示することは重要なことなので、このタイプのツールを何も使ったことのない人は何か使った方がいい。 このタイプの日程調整ツールの国内での走りは今はサービス停止中の「Cu-hacker」で、自分はCu-hackerの大ファ

タスク管理ツールとしてのSalesforceの力

タスク管理ツールは世の中に山ほどある。軽くあげてsみよう。 Trello、Asana、Flow、Wrike、Wunderlist、OmniForcus、Things、Todoist、Any.do、Remember The Milk、Jooto、TaskChute… 個人用とチーム用のものが入り混じっているが、タスク管理と聞いてすぐ思い出せたものでこんな感じ。これが、プロジェクト管理よりのツールや、他のツールに含まれる タスク管理機能などを含めたらどれだけあることやら。