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すぐに「~しよう」ではなく、「なぜしたいのか」から考えること

わたしは最近、学校や仕事、日常生活の中で、自分の判断に迷ったらまず、自分の本来の目的を考えるようにしています。

「~したい」と思うことがあれば、なぜしたいのか目的を考え、目的にそっているか、あるいはそれは優先すべきことかを考えるようにしています。

そしていまは、将来の夢に関して
自分のやりたいことに挑戦するために、今よりもっと多様な視点と技術を身につけたいという目的を持って、それらを軸に活動をしています。


わたしは実際に社会で働いて、自分の目で見て、体験して、そこで得た経験をもとに、自分のスキルや考え方を今よりもっともっと磨いていきたい。そして、大学で学んだことを仕事に活かしたり、あるいは仕事で悩んだことを大学で学んだり、すぐさま対応できる人材になりたい。

その思いがあってこそ、私は昼間ではなく、夜間の大学を選びました。 


だからこそ、何のために大学に入ったのか忘れないよう、ただ単位が簡単に取れるからと履修するのではなく、ひとつひとつの講義の内容を、教授の言葉を聞き逃さないよう、大切に聞いています。

6月から新しく始めるお仕事も、前職とは全く関係のない分野かもしれませんが、私が以前からやりたいと思っていた仕事でもあるので、何か小さなことでも自分にしかできないことを精いっぱいやろうと思っています。
そして、もっともっと自分のできる範囲を広げたいと考えています。

また、大学や仕事以外でも、余暇として土日は色んな分野のコミュニティに参加したり、自分が会いたいと思った人に直接話を聞きにいったりと、大学在籍中にできることをしたり、色々な分野に触れて、自分の教養をもっともっと身につけて、色んな人とコミュニケーションをとれるひとになりたいと強く思っています。



人間誰しもが過去と未来とのつながりを持っていますが、そのことを意識するかしないかで大きな違いが生まれます。
自分が何をしたいのかに重点に置き、他人から評価される人生ではなく、自分が得する人生を送った方が、きっと人生は楽しいです。

そして、同じように誰もが、毎日の生活の中で日々選択をしながら生きています。その選択のもとになっているものは、自分の情熱や、好奇心です。 

私の周りには、就職や進路で悩んでいる若い人たちがたくさんいます。
でもきっと、そのひとたちの悩みを解決するカギとなるのは、自分の幸せや「~したい」という想いです。

「本当はああなりたいけど自分はあの人とは違う」
「本当はやってみたいことがあるけど自分には無理だ」と言い聞かせて、
自分で自分を無理させるのは、良くない。

やりたいことがある人ならなおさらです。

「~してみたい」「ああなりたい」というような自分の想い、すなわち自分の欲求を知ることは、自分を知ることにもつながります。

そういった自分の欲求や好奇心をもとに、人生を選んでこそ、
その人の人生を思いっきり楽しむ方法だと私は考えています。

高校生の時、私は「今は進学しないで、夢が見つかったら大学でその分野を学ぼう」と決意して、専門学校に進みました。
そして、高校を卒業して2年後に大学に入学し、学生兼社会人としての人生を歩み始めました。

いまになってやっと、この選択は自分に合っていたと、自信を持って言うことができるようになりました。


決められたレールの上を走るのは、すごく安心できるし、すがりたい気持ちになるのはよく分かります。けれど、決められたレールの上をずっと歩いていても、いつか限界が来ます。学校を卒業した後、あるいは家庭の事情や社会情勢による変化であったり、そのタイミングはさまざまですが、学生であっても社会人であってもその状況は変わりません。

だからこそ、自分で考えて選択し行動する力は、今後の未来を生きる上でもとても重要になってきます。


自分の欲求や好奇心は、いつしか自分の目的になります。

「~したい」→「~しよう」
ではなくて
「~したい」→「なぜしたいのか(目的)」→(「何を優先すべきか」考える→)「~しよう」
という転換が、幸せな人生を歩むひとつの方法なのではないでしょうか。

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