仕事は、人生の価値を残すための手段だと思う。

やりたいこと、自分のありたい姿がある程度明確な私ですが、就職活動中の今大きな壁にぶち当たりました。

夜間の大学に通っているということもあり、就業時刻や大学に通える範囲なども考慮すると、職場が限定されてきてしまいます。
今の自分にとって、大学を無事に卒業することを一番に優先して行動していかなければならないのは分かっているのですが、私としては大学と同じくらい仕事も大切で、仕事も自分のやりたいことをやりたい…。

そんなことを考えていたら、
①大学に無事に通えるところで就職すべきなのか
②自分のやりたいところで就職すべきなのか
この2つで迷い、自分はどうしたいのか分からなくなっていました。


そこで、私は人生の先輩に質問しました。
「この場合どうしたらいいのか、アドバイスをください。」

先輩は、こんなアドバイスをくれました。

『何が本当の目的か、はっきりさせよう。それ以外はそのための手段であって、そうすれば自ずと優先順位が決まるはず。』

その言葉を聞いて、ものすごくハッとさせられました。

私がいま就活をしている、そして学生であっても日中は働きたいと思う本当の目的は、自分のやりたいことに挑戦するために、今よりもっと多様な視点と技術を身につけたいと思ったからでした。
大学に入ったのも、これと同じ目的があったからです。

”職場は勉強する場所じゃない。”と叱られるかもしれませんが、
”働く”というのは、自分にしかできないことで誰かの役に立つことが出来るだけじゃなくて、自分自身の新たな発見や成長と出会うこともできると思うんです。


大学が優先であると決定づける前に

大学に無事に通えるところで就職するか、
自分のやりたいところで就職すべきなのかの判断をする前に

まずは自分にとって、何が目的なのかを考える方が大事だということに気づきました。


別な日に、その先輩はこんなことも話してくれました。

自分の人生において、「何をすべきか」「何をした方がよいか」は他人軸の言葉であって、自分の人生を他人軸で決めるほどおかしいことはない。
自分の人生の選択において、「すべきこと」や「した方がよいこと」なんてない。それよりも「自分は何がしたいか」これを問い続けることが大事。

私も最初、「大学を優先した方がいいのか。」など自分がすべきことはなにかでずっと物事を考えていました。

けれど、このお話を聞いて、
そんなことを考えるよりも、いま自分のしたいことを一番に考えようと、今まで抱え込んでいた悩みが晴れて気持ちが楽になったと同時に、すごく心が軽くなりました。



最後に、私が読んだ本の中で、印象に残った言葉を紹介します。

変化を望むようになると、身軽になるというか、固執しなくなる。

一方方向から見たり考えたりすると、それに当てはまらないのは例外だとされ、排除されてしまいます。きっと仕事の仕方も、この考え方と結びつくものがあると私は思います。


変化を恐れることはない。
失敗を恐れることはない。

それらを肯定してチャンスに変えよう。

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