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パソコンは商売道具です

「いつもパソコンを丁寧に扱っていますね」

 出張先の担当者からこんな事を言われました。

「商売道具ですから」

と、だけ答えました。

 私はここ数年、ほぼパソコンだけで仕事しているので、パソコンは商売道具であると同時に生命線です。普段使っているメイン機の他に、自宅には予備機があり、常に最新のアップデータとウイルスチェックをおこなって待機させています。データはクラウドにバックアップしているので、万一故障しても対応出来る体制は取っています。しかし、出張中に故障されると、その日一日を棒に振る可能性が高いのです。おのずと丁寧に扱います。パソコンを乱暴に扱う人は使っているパソコンの要求スペックが足りてなくて無意識にストレスが溜まってるんじゃないでしょうか。私もかつてはそうでした。

 思えばこの考えは、以前勤めていた会社で身についたものです。その会社は設備投資に極めて消極的で、十年前のパソコンをだましだまし使っているようなところでした。パソコンを使う頻度が高い社員は、支給されたパソコンでは仕事が追いつかず、仕方が無いので自腹で最新のパソコンを購入して使っていました。会社はそんな社員に甘えて、ますます設備投資をしなくなる悪循環でした。

 職場は変わりましたが、今も自前のパソコンを短いサイクルで買い換えながら使っています。最小限のストレスで成果を最大化する為に必要な投資だと考えています。

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