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2022/9/15 中ロ首脳会談開催 習近平国家主席の狙いとは

2022/9/15 夜のニュース比較、文字起こし

国際

中ロ首脳会談開催 習近平国家主席の狙いとは

青井アナ「中国とロシアはアメリカに対しては連携を強化する姿勢を見せている。ただ、経済面では、なかなかそう簡単にはいかない。この微妙な距離感というのが、よくわかりました。」
田中アナ「戦況の厳しさも伝えられるだけに、プーチン大統領は中国から具体的な協力を是が非でも取り付けたいはずです。しかし、習主席にとっては、今は国内の安定が大事な時期です。それには経済の安定というものが最重要です。欧米や日本と距離を取りながらも、制裁を受けたり、経済的な損失を被ったりしないよう、注意深く国際情勢を読んでいることがわかれば、その対応は自ずと見えてくると思うんですよね。」
青井アナ「強かな戦略という言葉もありましたしね。そして、日本としてなんですけれども、こうした中国の本質を見極めながら、その出方を見ていくということが必要になりますよね。」
田中アナ「その通りだと思います。今回冒頭、発言でお互いに讃え合っていましたけども、今回の会談から中国の微妙な立場の違いが、より一層見えてくると思うんですね。そこを見据えながら、日本からも中国に対ロシアで働き掛けを続けていく必要があります。」
NHK:ニュースウオッチ9

米国 バイデン大統領 米国デトロイト「北米国際自動車ショー」視察

大越アナ「うん年前の大統領選挙で、あのトランプさんを大統領に押し上げた、その要因の一つが今出てきたデトロイトに代表されるような衰退した工業地帯、ラストベルトと呼ばれていましたけれども、そうした場所の労働者達の不満がその大きな要因の一つだったという風に言われています。で、そのトランプ前大統領は必ずアメリカの雇用を守るんだということで、保護主義的な政策を推し進めた訳ですけれども、実はそのトランプさんと敵対しているはずのバイデン大統領も同じ保護主義的な政策を踏襲していくということがわかります。中国の存在感が更に大きくなりますと、その傾向に拍車がかかることも想定しておく必要がありそうです。」
テレビ朝日:報道ステーション

WHO テドロス事務局長 パンデミック“終わり視野に”

田中アナ「日本の感染状況も減り始めたとは言え、まだ高い状況ですよね。」
青井アナ「そうですね。その中でこちらでした。」
田中アナ「テドロス事務局長のこの、終わりが見えてきた、という発言。各国はここで改めて対策を徹底すべき、というメッセージとして受け止めるべきなんでしょうね。」
青井アナ「そうですね。濱田特任教授は、これからの季節、気温が下がってくると、次の感染拡大の波がくる恐れもあると話していましたし、ですからゴールを目指しつつも、気を緩めずに生活を過ごしていきたいですね。」
NHK:ニュースウオッチ9

世界文化賞 受賞者発表

内田アナ「今世界には様々な困難がありますが、芸術には人々の心を癒し、元気づける力があります。芸術文化のノーベル賞とも言われる世界文化賞の授賞式は来月19日に東京の明治記念館で感染拡大防止対策を取りながら行われます。」
フジテレビ:FNN Live News α

政治

政府 海外からの個人旅行客受け入れ検討

佐々木アナ「インバウンドへの期待は高まっていますけれども、政府関係者によりますと、この円安の状況下、裏を返すと、インバウンド以外に頼るものがないというのが本音のようなんですよね。円安を活かす成長戦略となると、どう見ますか?」
入山章栄氏(早稲田大学ビジネススクール 教授)「インバウンドって言うと、一般に観光客の方が日本に来るというのをインバウンドだと考えがちだと思うんですよね。でも、私にはこれから大事なのは、企業のインバウンドじゃないかと思うんですね。」
佐々木アナ「企業のインバウンド?」
入山氏「これどういうことか?と言いますと、企業が海外に行ったりすること、対外直接投資と言うんですが、それから海外の企業が日本に来ること、対内直接投資と言うんですが、その推移を見ると、実は海外に出ていく日本企業は非常に多いのに、海外から日本に来る対内直接投資はずっと低いままという、日本の長年の課題なんですね。ということは、今回の円安で割安になりますから、今海外から企業を呼び込むチャンスなんですよね。ただ気をつけないといけないのは、直接投資というのは半分くらいはいわゆるM&Aなんですね。つまり、企業買収ですね。ということは、対内直接投資を増やすということは、逆に言えば、日本企業がある程度海外企業に買収されるということでもあるということですね。」
佐々木アナ「今円安ですから、海外から見れば、日本の企業というのは大バーゲンSALEだという風に言われているんですけれども、海外の企業に買収されるというのは日本企業にとっては、なかなか残念な話というか、抵抗があるんですが。」
入山氏「なかなか気持ち的に抵抗があるのはわかるんですが、経済安全保障とか、そういうことは当然気をつけるべきだと思うんですが、メリットも結構あるんですよね。例えば日本の場合期待出来るのが、一つが事業承継ですね。今、日本中で後継ぎ足りない会社さんいっぱいありますので、そういうところが海外企業に買収されると一つの出口になれる訳ですね。それから、もう1つよく言われるのが、中国も東南アジアも成長してきた国というのは、だいたい海外の外資、対内直接投資を受け入れて、海外の様々な技術や経営ノウハウやブランドを学んで、それが競争を活性化させて、実は経済全体の競争力に繋がってきたという、これは専門家がよく言っていることですので、そういった意味でもイノベーションを生み出すという意味でも海外の知見を取り入れるということが大事なんじゃないかなと思いますね。」
佐々木アナ「企業のインバウンドも増やすべきだ、ということで、その環境作りというのも重要ですね。」
テレビ東京:WBS

その他

台風14号情報

有働アナ「3連休は?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「僕は遠出する予定ないんですけど、最近九州、沖縄台風よく来てるので、集中豪雨はすごい心配ですね。」
有働アナ「そうですね。気をつけて頂きたいと思います。3連休ですので、前々から予定を立てて、お出掛けを楽しみにしてるという方も多くいらっしゃると思いますけれど、場合によっては延期や、そして安全なところに留まる方法というのを、ぜひ今の内から検討してください。」
日本テレビ:Newszero
国山アナ「今後の進路が気になりますが、情報を小まめにチェック頂いて、地域によってはこの3連休の予定の見直しなども検討すると良さそうです。」
TBS:News23

東京駅八重洲口 国内最大級のバスターミナル「東京八重洲」出発式

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・待ち時間&乗り継ぎなどの課題解決へ
・“新しい街づくり”日本橋・銀座回遊も
・観光立国へ東京から新しい価値の創出を

内田アナ「新しい街、八重洲に高速バスで向かったり、ここから旅に出たり。新たな体験が広がっていくかもしれません。」
フジテレビ:FNN Live News α

千葉県 幕張メッセ 「東京ゲームショウ2022」開催 メタバースの可能性とは

佐々木アナ「東京ゲームショウも注目メタバースの世界ということなんですけれども、まあ若者を中心にどんどん進化してるんですね。」
入山氏「盛り上がっていますね。面白い考え方があって、資本主義というのはフロンティアを常に切り開くことで成長するという考え方があるんですね。たしかに、例えば大航海時代で、株式会社で東インド会社が出来て、資本主義がある意味発達し出した時期なんですけど、大航海時代なんで新しい国や地域に進出していった訳ですよね。資本主義のフロンティアを開拓したのと相性がいいんですよ。ところが、今世界中で地球上はほぼ市場は覆い尽くされてるじゃないですか。なので、今そこにフロンティアが少なくなってきてるから、メタバースという今まで何もなかったフロンティアを切り開くことで新しいビジネス、資本主義が出て来ているという風に考えることも出来ると思うんですね。」
佐々木アナ「そうですね。ですから、もう今まさにそれが作られているところだと思うんですけれども、ただどうでしょうね?スピードが早くて、ルール作りとかやっぱり必要になってくるんじゃないですか?」
入山氏「これからそういった法規制みたいなものは確実に入っていく必要があると思いますね。そういった中で、健全の中で新しい世界でビジネスが生まれると楽しいなあという風に思ってます。」
佐々木アナ「そうですね。」
テレビ東京:WBS

東京江東区 長周期地震動 最新技術に密着

田中アナ「超高層ビルと地震の話でしたが、最近の超高層ビルは技術が進んでいるため、倒壊する可能性は低いと専門家は話しています。」
青井アナ「ただ一方で、高層階では助けがすぐには期待出来ない可能性もあります。そこで事前の対策が大切になってきます。家具やオフィスにあるキャスターがついた机などの固定を進めたり、エレベーターの閉じ込めを想定した訓練を行う。安否確認の方法をあらかじめ決めておくなど、こういった超高層ビルが年々増加している中、こうした対策を改めて確認してほしい、ということでした。」
NHK:ニュースウオッチ9

米国 TikTok 検索「1/5」誤情報…見抜くには

有働アナ「フェイクニュースに対して心掛けてることってありますか?」
廣瀬氏「僕は誰が?何を元に発信してるのか?まず考えます。ちょっとでも気になったら、深掘りしたり、友人に聞いたりして、一旦自分でも発信しないとか工夫しています。」
有働アナ「ただ、どう見極めるか?というのって、子ども達にとっては難しいんじゃないかなあとも思うんですが。」
廣瀬氏「本当そうですね。僕も子どもいますけども、色々調べたりするのは嬉しいなあと思う一方で、ネットリテラシーを完璧に持つことは難しいなと思っています。だからこそ、情報を鵜呑みにするんじゃなくて、実際見聞きする習慣をつけて、ネットの特性をしっかり学んでほしいなと思います。」
有働アナ「デマや嘘が広がるスピードというのは、事実の6倍という研究もあります。大人でも見破るのは難しいので、急に広まったバズってる話ほど、誰が言っているのか?出所はちゃんとしてるのか?立ち止まって、確かめていきましょう。」
日本テレビ:Newszero

12歳のドラマー 相馬よよかさん 夢のため渡米

小木アナ「大越さん、いかがですか?いきなり飛び込んでいこう、と。」
大越アナ「いやあ、驚きましたね。でも、何か話ぶりを聞いてると、12歳と言えば子どものように思うけれども、話の中身はしっかりとしたミュージシャンだなという風に感じません?」
渡辺アナ「そうですね。」
小木アナ「渡辺さんはドラムの経験があるとか?」
渡辺アナ「本当にかじった程度なので、お恥ずかしいんですけども、私は結構自分の性格もあって、譜面通りきちっとやらないといけないと、どうしても思ってしまうんですけど、よよかさんは本当に自由に楽しそうに演奏してるのが印象的で、もう何かアーティストとしてのスタイルを持ってるんだなというのを感じましたね。」
小木アナ「そうですね。やっぱり才能のある人のところに行って、自分もより刺激を受けて、歌詞を作ったり、成長していきたいということで飛び込んでいくということなんですけど。」
大越アナ「ご家族が。」
小木アナ「家族もだって仕事を辞めて、これから家探しをして、学校も決めてっていうのに。」
大越アナ「我が子が心配でというよりも、彼女をミュージシャンとしてリスペクトしてるから、そこが選択出来るんでしょうね、家族として。」
小木アナ「家族としてやっていこう、応援していこうということなんですが、よよかさんは自身のHPで夢は世界を回って、世界中の人達とセッションすることという風に言っています。」
テレビ朝日:報道ステーション

三井不動産 最新オフィスビル公開 出前ロボットにジムまで

佐々木アナ「今までにないものを作り出すということなんですね。」
中垣アナ「そうですね。上層階にはホテルが入る予定でして、低層階は小学校も入る予定なんですね。」
佐々木アナ「小学校?」
中垣アナ「ですから、オフィスだけではない要素をたくさん盛り込むことで、他のオフィスビルとの差別化を図っているんだなという風に感じました。」
テレビ東京:WBS

多目的スポーツ車 競争激化で各社の戦略は?

佐々木アナ「EV化が加速する中で、あえて大型ディーゼルエンジンで勝負するマツダということで、これどうご覧なりますか?」
入山氏「私は高く評価したいですね。非常にマツダというユニークな会社の意思を感じますよね。会社の意思ってすごい大事だと思っていまして、CO2を減らさなきゃいけないと世界で言われていて、これ間違いなく重要なんですが、一方でCO2を減らすための手段でEV、電気自動車が大事だと言われている訳ですけど、EV大事なんですが、EVだけではダメで、その電源のほとんどが再生可能エネルギーにならないと、実はCO2全体ってそんなに減らないって言われている訳ですね。EV=CO2を減らせる、というのは、ちょっと短絡的なんですね。それに比べると、マツダはエンジンであっても、大型エンジンであっても、工夫をすれば、むしろ直接CO2が減らせるんだっていう、そういう意味では、本当に何が目的か?ということをよく捉えた意思を感じるということですね。」
佐々木アナ「そうですね。ガソリン車からEV、一気に変えることは出来ないという難しい移行期に今ありますから、そこに更にそういう意思を持って勝機と見て、やっているということなんでしょうかね。」
テレビ東京:WBS

広がるスマホ証券 資産運用の動き若者にも

佐々木アナ「これまでの運用スタイルと随分変わってきたというか、若者にとっては身近になりますよね。」
入山氏「そうですね。私こういった若者が資産形成やることは、とてもいいことだと思うんですが、ただ一つ重要なポイントをちょっと強調したくて、資産形成というのは終身雇用と≠、真逆の考えなんじゃないかな?と思うんですね。私はアメリカで向こうの大学に就職したんですけど、一番最初に実は受けたレクチャーが、投資信託の運用だったんです。実はアメリカの会社って、結構就職すると一番最初に資産形成の研修を受けるんですよ。というのは、アメリカというのは終身雇用ではありませんから、いくらうちの会社で給料を稼いでも、いつかは辞めるかもしれないから、ちゃんと自分の力で最初から人生のための投資、資産形成をしておきなさい、というレクチャーをするんですよ。」
佐々木アナ「自立してますね。」
入山氏「そう考えると、日本が何で今まで若い方が投資しないか?というと、終身雇用だったからなんですよね。会社に守られてきた訳です。ということは、資産形成を促したいんであれば、むしろこれからの時代は終身雇用の時代というよりは、若い方が自らの力でキャリアを変えたり選んでいく、と。そういうことがあるから、資産形成が大事なんだよ、というここまで説明していくことが大事なんじゃないかなあと思っています。」
佐々木アナ「そうですね。そういう意味では個人の意識を変えていくこと。それから、会社も意識を変えていく時代だ、ということになりますね。」
入山氏「そう思います。」
テレビ東京:WBS

<どう変わる?働き方>建設現場で驚きの「革命」

佐々木アナ「ゼネコン会社は2年後に迫る残業時間の規制を前に、急ピッチで技術開発ですとか、こういったデジタル化を進めているんですけれども、まだまだ個別に導入しているケースが多いのが実情なんですね。旗振り役の国が業界全体をしっかり後押し出来るか?も問われることになりそうです。」
テレビ東京:WBS

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