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2021/9/7 専門家 "今後新型コロナ重症者増える可能性も"

2021/9/7 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

【専門家 "今後新型コロナ重症者増える可能性も"】
NHK:ニュースウォッチ9 6’30

田中アナ「新規の感染者の数については、東京はこのところ減少傾向になっていますが、VTRに出てきた松本さんは今月の後半辺りから増加に転じる恐れがあると指摘していました。医療現場の負担緩和には程遠い現状で、安心出来る状況ではないと話しています。」

【新型コロナワクチン接種後の社会予測】
テレビ朝日:報道ステーション 9’22

徳永アナ「今もありましたけれども、どのような社会を目指していくのか、状況に応じて一人一人が考えて、社会で議論していく場というのが、これから本当に大事になってくる訳ですね。」
太田昌克氏(共同通信社 編集委員)「ご指摘の通りだと思いますね。ある程度長期戦になるということで、やはり科学的根拠にしっかり根ざした上で、これからの未来・生活に向き合っていく必要があるんじゃないかと思いますよね。やっぱりこれまで、3密回避とか、手洗い・うがい・マスク、感染予防対策効いている訳ですから、ここを大事にしながら、先生もおっしゃってた治療薬の普及であるとか、病床の確実な確保ですよね。それからやっぱり手立てを増やす、備えを増やすことが重要ですから、これ色んなご意見あると思うんですけど、ロックダウンの是非についても、国会でしっかり議論していく必要がある。やっぱり長期戦に備えた備え、これをやっていくことが何より大事だと思いますね。」

自民党総裁選挙

コロナ禍という“災害級““有事“と呼ばれる最中
政策
よりも政局ばかり追っているようなので
菅首相の自民党総裁選挙不出馬を表明した9月3日からの
各番組の累計取り上げ時間をグラフで示していこうと思います。

【自民党総裁選挙 "ポスト管"活発化】
日本テレビ:Newszero 7’28

落合陽一氏(筑波大学 准教授)「派閥政治というのは、昭和の産物だと思うんです。でも、ほとんどの政治家は昭和生まれですけどね。別に人間生まれ持っての性質と長年培ってきた文化というのを変えることは出来ないから、変えたいとは思うんですけれども、変わるのには時間がかかるんじゃないかなと僕は思っている方です。」
有働アナ「今の仕組み上、これが私達のリーダーを決める戦いになる訳ですけれども、今回ガチンコで一票を奪い合う生々しいドラマとなりそうですので、政治に興味を持つ入口にしてもいいんじゃないかな、と思います。」


【河野太郎氏の政策は?市場関係者に"モヤモヤ"】
テレビ東京:WBS 1’52

大江アナ「今日は東京市場で日経平均株価終値で3万円には届かなかったということなんですが、自民党総裁選で候補者が打ち出す政策、これが影響を与えそうだ、ということなんですが。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「とりわけマクロの経済政策だと思います。今有力候補と言われている河野太郎さんについてですね、やっぱり政策にちょっとモヤモヤ感があるということが、マーケットが気にしてるんじゃないかということです。」
大江アナ「まだよくわかっていない、ということですか?」
滝田氏「まだ打ち出していない、マクロの政策を。そして、エネルギー政策ですよね。」
大江アナ「大臣になる前は、反原発というのを掲げていらっしゃいましたよね?」
滝田氏「いきなり原発ゼロというのを河野さんが打ち出すとは思えないんですけれども、しかしそれにしても政策のスケジュール感とコストをですね、そこをはっきりさせる必要があるという風に思います。」
大江アナ「その他、岸田さん、高市さんはどうでしょうか?」
滝田氏「高市さんに注目したいんですけども、経済対策はアベノミクス2ndバージョンということで相当積極的。そして、原発の政策なんですけれども、小型炉や核融合といったようなところについても指摘してる。かなり政策の違いが出てますね。」

IR汚職事件

【IR汚職事件 秋元司被告に懲役4年の実刑判決】
NHK:ニュースウォッチ9 4’14
日本テレビ:Newszero 1’19
TBS:News23 1’24
フジテレビ:FNN Live News α 1’21
テレビ朝日:報道ステーション 4’32

徳永アナ「現職の国会議員の実刑判決となりましたね」
太田氏「裁判長の言葉を聞いてて愕然としましたよね。と言いますのも、こうおっしゃってるんですね。公人としての倫理観はおろか、最低限の遵法精神すら欠如している。もうこれ異例の厳しい批難だと思うんですね。浮かび上がるのは、やはりですね、凄まじいまでの私は政治の劣化だと思うんですね。そもそもこのIRですけれども、国民の間には反対論が根強い訳ですよね。昨年1月の共同通信社が世論調査を実施したところ、7割の方がこのIRを見直すべきだ、と、そういう風にこの事件を受けて、おっしゃってるんですね。パンデミックの時代ですよ、今。果たしてこれインバウンドに依存したIR事業が本当に実現可能で、我々国民に必要なのか?ぜひ総裁選では、IRの見直しというのも一つ争点にしてもらいたいと思いますね。」

テレビ東京:WBS 0’39

ミャンマー情勢

【ミャンマー 民主派勢力 "自衛のための戦闘開始"】
NHK:ニュースウォッチ9 0’46
フジテレビ:FNN Live News α 2’14

三田アナ「ミャンマーの民主派による呼び掛けですが、どうご覧なりますか?」
風間晋氏(解説委員)「国軍に対する蜂起と言っても、普通に考えたら敵う訳がありません。2月のクーデター以降、市民の側の死者は1000人を超えています。もう力の差は圧倒的ですから、これが蜂起ともなれば、犠牲者の数は桁違いに増えるのは間違いないです。私は蜂起の呼び掛けの真意は、国際社会に対する介入の要請だと思っています。この数ヶ月間、世界の目は新型コロナやアフガン情勢に注がれていて、ミャンマーへは向いていません。そして間もなく梅雨が明けると、国軍が弾圧を再活性化するでしょう。民主派の頼りは国際社会、特に民主主義陣営による介入です。今月は国連総会が開かれ、東アジア首脳会議などが続きます。この秋こそミャンマーに関与してほしい、そんな悲痛な声に聞こえてきます。」
三田アナ「国軍との対立を激化させないためにも、これ以上犠牲者を出さないためにも、国際社会の役割が問われます。」

テレビ朝日:報道ステーション 1’02

福島第1原発処理水海洋放出

【IAEA 福島第1原発処理水海洋放出めぐり協議 年内評価開始予定】
テレビ朝日:報道ステーション 1’56

太田氏「福島の漁業者の皆さんの大反対にも関わらず、国は海洋放出ありきですよ。見てまして、既成事実を積み上げて、何か外堀を埋めてってる。そんな印象が私抱いてしまうんですね。そもそも政府は6年前に福島県魚連に対しまして、関係者の理解なしにいかなる処分も行わない、そういう約束までしている訳なんですよね。本当に海洋放出しか技術がないのか?この春以降、私取材を進めてきたんですけれども、この問題のトリチウムを相当程度取り除く、除去出来る技術をほぼ確立した国際原子力企業も実際あるんですね。この問題、福島の方だけの問題じゃないですよ。我々日本国民全体の問題だとして捉えながら、ずっとこの問題注視していきたいと思いますね。」

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