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2022/5/5 岸田首相 英国ロンドン 日本への投資呼びかけ

2022/5/5 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ロシア 核弾頭搭載できるミサイル 模擬訓練実施

田中アナ「ポーランドに来て取材してみますと、ロシアの侵略がヨーロッパ各国に与えた衝撃の強さを感じました。今ポーランドはロシアを抑止する軍事的な体制づくりをアメリカ、NATOと共に急ピッチで進めていることを肌で感じました。そこには、平和と安定を守るためには、しっかりとした自らの力の裏付けと、アメリカを中心とするNATOとの連携が生命線になるという国としての覚悟があります。特にNATOとの連携の動きは、ヨーロッパ全体で見ますと、これまで距離を置いてきた北欧の国々まで加盟を目指す動きを見せるなど広がり始めています。こうした意味でNATOの拡大阻止を狙ったはずのプーチン大統領のウクライナ侵略は結果的にNATOの結束を強めています。この戦略的な失敗を覆い隠すためにプーチン大統領がどう対応するのか?が今後の焦点となります。今夜までウクライナ、そしてその周辺国の最新の動きをお伝えしてきましたが、明日はフランスのパリに移って今回の戦争の歴史的な意味やヨーロッパの今後に何をもたらすのか?展望して、お伝えしたいと思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

<ウクライナ侵攻が変えた世界>ボートピープルは今

大越アナ「外国からの難民を受け入れるのであれば、受け入れる側にはそれなりの相応の覚悟とか体制というのが必要になのではなかったか?と思うのですが、今のVTRを見る限り、私達の日本社会というのは、どうもそこのところに無頓着だったように思えてなりませんね。」
小木アナ「私も気になったのは言葉の問題ですよね。短い研修期間で覚えられる日本語を挨拶程度覚えても、出来る仕事というのは限られるでしょうし、じゃあ改めて日本語を勉強しようという余裕もなく一生懸命働いて、何十年も経ってコミュニケーションに難儀する、というのを見ると、やっぱり支援というのは本当に長い期間考えなきゃいけないんだな、と思いますよね。」
渡辺アナ「長期での支援が必要となると、ウクライナの方達にも、どのようなケアが必要なのか?というのは、しっかり考えないといけないなという風に感じました。」
大越アナ「そうですね。そのことも、取材をした寺本信生さんなんですが、外国から難を逃れて日本にやって来た人達に対しては、その人の次の世代、二世の世代ですね、そしてその次の三世の世代までどうやって生きるのか?ということを、しっかり長いスパンで考えて、支援をしていく必要があるのではないか、という風に話していました。ウクライナからの避難民のニュースが連日伝えられる今だからこそ、考えなければならない課題だと思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

国際

岸田首相 英国ロンドン 日本への投資呼びかけ

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・円安でインバウンド需要喚起の可能性
・求められる起業文化 環境分野に期待
・貯蓄から投資へ 非課税枠拡大など政策を

内田アナ「これまで投資に興味はあったけれども、一歩を踏み出せなかったという方も多いと思います。その背中を押すように国が投資への環境づくりに積極的に取り組んでいくことがカギとなりそうです。」
フジテレビ:FNN Live News α

英国政府 福島県産食品などの輸入規制を撤廃へ

佐々木アナ「今回外遊先で色々情報が出てきているんですが、日英首脳会談でイギリスは福島第1原発事故を受けた福島県産の食品の輸入規制について撤廃する方針を示した、ということで。」
山川龍雄氏(解説キャスター)「これ背景にあるのはTPPですよ。2月に台湾がTPPに絡めて、この輸入規制を撤廃して輸入再開したんですけども、なぜこれが交渉材料になってるか?と言うと、科学的にもう福島原産の食品などの安全性が証明されているのに、それをいつまで経っても輸入規制してる。そういう国はTPPには入れませんよということを、言わば脅しを掛けて交渉材料に使っている訳です。結果的に台湾もイギリスも、それでこういう形で輸入を再開していくという形になってる訳で、やはりこれを考えると、日本というのはルールメイキングの側に先に入っておくということが非常に大事で、後になってルールの中に入っていくというのは立場弱いんですね。ですから、TPPについてはまさに、このルールの設計者になったことによって色んな外交交渉が有利に働いている。これがこれから先も大事だと思います。」
佐々木アナ「ルールづくり。ですから、色んな安全保障とかもそうですね。作るのに関与する、と。」
テレビ東京:WBS

萩生田経済産業大臣 米国 レモンド商務長官と会談

長内厚氏(早稲田大学ビジネススクール教授)
・民生用とは異なる安全保障分野開発の必要性
・リスクに備え台湾依存度の引き下げ急務
・まずは人材育成 日米の強みで世界リードも

その他

大型連休 3年ぶり制限なし 各地にぎわう

山内アナ「心の余裕、そして時間にも余裕を持って運転したいところですが、渋滞を避けるために可能であれば、高速道路が比較的空いている深夜などに移動するのも手かもしれませんね。」
青木アナ「そうやって渋滞を避けるために時間をずらしたり、インターネットで渋滞予測を見たり、そういった工夫もいいですよね。」
山内アナ「渋滞、そして車のトラブル。大きな事故につながる恐れもあります。これから運転をするという方、ぜひ万全の準備をお願い出来たらと思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

行動制限なしのGWで“リベンジ消費”

小川アナ「このGW、VTR見ていましても、久しぶりにここまでウキウキした皆さんの表情見たなという。」
国山アナ「驚きましたね。笑顔が溢れてましたね。」
小川アナ「溢れてました気が致しましたけれども、どうなんでしょう?このコロナ禍というのが続く中で経済活動を今後盛り上げていくために、どんなことが必要になってくると思われますか?」
小島武仁氏(東京大学経済学部 教授)「こういう時についやりがちなのが、例えば観光業が苦しいから旅行に補助を出そうとか、あとはガソリンが高騰したから補助を出そう。そういうことだと思うんですけども、あくまで一般論としましては価格をちょっとそういうことをすると、捻じ曲げてしまって、逆に結果的に社会や経済を弱くしてしまうという懸念があります。なので、例えば直接給付なんかよりも悪い面があると言われているんですね。そういうことなんで、本当に事業者や一般消費者の助けに繋がっているのか?というのは考えるべきだと思います。」
小川アナ「旅行への補助もガソリン元売りへの補助も実際に今行われていることではありますけれども、ちょっと踏み留まる必要もあるかということなんですかね。」
小島氏「そうですね。慎重に検討するべきですね。」

熊本県八代市 秀岳館高校サッカー部暴行問題 高校が会見

有働アナ「ずっとスポーツの現場に身を置いてらっしゃいますけれども、この問題、暴力も含めて、どうしてこう繰り返されるじゃないですか?これは何でなんですかね?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「まず暴力で解決しようとすることは絶対あり得ないなと思います。高校スポーツというのは競技力向上だけでなく、人間教育の場なんですけども、だから指導者は教えるだけでなくて、自分自身磨かないといけないと思ってるんですけども、そのためには学びが必要ですけども、そういった学びの場がなかったりですとか、学ぶことの重要性を知ってる人がまだまだ少ないというのが問題だなあ、と思ってますね。」
有働アナ「そういうところの対策も早急に取り組んでほしいですよね。」
日本テレビ:Newszero

宇宙開発に注目 鳥取県で壮大な実験

佐々木アナ「宇宙が身近に感じられそうですよね。鳥取砂丘ムーンパーク構想では、宿泊棟の他に五感で宇宙を体験出来る世界初のサウナ施設も建設される計画で、現在宇宙の匂いも研究中だということです。」
テレビ東京:WBS

円安で恩恵を受けるのは?

佐々木アナ「結局のところ、ちょっと円安方向というのは変わらないのかな?というところになりますと、やはりこの円安、日本にとっていいのか?悪いのか?という議論、巻き起こっています。」
山川氏「輸出主体の企業、つまり自動車メーカーなんかがそうですけども、プラスになりますけれども、輸入依存度の高い企業はマイナスになる。ということは、一部の大企業はプラスになりますけれども、大半の中小企業というのは内需主導ですから、当然マイナスになってくる。それを個人に落とし込むと、一部の大企業の幹部や社員はプラスですけれども、消費者や生活目線になると、これだけモノの値段が上がっている訳ですからマイナス。特に収入が増えない年金の生活者というのは厳しい。」
佐々木アナ「そうですよね。ただ、日銀の例えば黒田総裁などは“全体としては円安はプラスだ“という風に話しています。日本の全体、経済で言いますと、どっちなんでしょうか?プラスですか?」
山川氏「全体のGDP、国内総生産で言うと、だいたい多くのエコノミストはプラスマイナスほぼ中立の状況にあるという分析をします。ただ、はっきりしてることが一つあるんですよ。それは、一部の人が総取りをしている状態で、この恩恵は。大半の人はマイナスである、と。つまり、大企業が例えば下請けだとか、中小企業に還元をしたりとか、あるいは非正規社員も含めて賃金で還元するという仕組みが回っていたらいいんですけども、そうではない訳ですから、大半の人が人数にしてみるとマイナスを感じてるということですよね。」
佐々木アナ「いい循環が起きていないのだとすると、この円安をメリットに変えるには何をしたらいいんでしょうか?」
山川氏「前向きに捉えることも大事だと思うんですね。例えば、製造業の国内回帰。そもそもが円高進行していた時に空洞化が言われていた訳ですから、円安になった時は工場が戻ってくることも考えられるし、その繋がりで経済安全保障ですね。いわゆる安保に関わる部分、ここを出来るだけ国内で賄えるようにサプライチェーンを組んでおくということも出来るチャンスだ、と。それからインバウンド。これ今、外国人から見たら日本は割安ですから、コロナが明けたらインバウンドの拡充も狙えるということで、つまり円安はプラスか?マイナスか?じゃなくて、プラスにするにはどうしたらいいんだろう?というそういう議論が大事だと思います。」
テレビ東京:WBS

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