見出し画像

2022/3/25 北朝鮮 新型ICBM発射映像公開

2022/3/25 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

テレビ東京:WBS
【ウクライナ情勢 各国の思惑 ロシア プーチン大統領はいらだち?】 

佐々木アナ「ウクライナ侵攻から1ヶ月ですけれども、各国の思惑、これまで絵にして表現して頂きましたけれども、現状はどうなんでしょうか?」
山川龍雄氏(解説キャスター)「まずプーチン大統領、かなり苛立っていますね。いわゆる平坦なロシア軍伸び切っていて、かなり苦戦しているということで、ただその追い込まれれば追い込まれるほど、より残忍な攻撃をして相手の戦意を喪失するという方向にいく可能性も高くなっていて、化学兵器サリンなど言われてますけども、専門家は使用の可能性否定出来ないと言っていますね。」
佐々木アナ「そうした中でゼレンスキー大統領はどうなんでしょうか?」
山川氏「そうですね、こちらも実は内心相当苛立っていますよね。このNATOの会議なども見ていても、やはり飛行禁止区域を設定してほしい、ということなどあるんですが、そこになかなか欧米が乗ってこない、ということです。今回のNATOの会議の結果を見ていても、やっぱりバイデン大統領、ウクライナが自衛のためのことをやるためには積極的にシェアするんだけども、直接アメリカ軍が関与することはしない、とこのラインははっきり示しています。プーチン大統領の化学兵器使うことについても、断固した措置を取ると言っていますけども、じゃあ具体的にどういう内容になるのか?と言うと、これはロシアの攻撃次第だ、と言い方をしてますから、ちょっとこれは圧力としては弱い。で、私一番気になった象徴的なシーンというのは、G7とNATOの会合の中でみんなこうやって笑顔で談笑しているシーンがある。これやはりウクライナとかポーランドとは、やはり切迫感にだいぶ温度差がある。これをゼレンスキー大統領、この映像どう見たのかな?とちょっと気になりましたね。」
佐々木アナ「そして、肝心の中国どう動くか?なんですけれども、微妙に変わってきましたか?」
山川氏「これは元々かなり困ったことをプーチン大統領やってくれたな、ということで焦ってたとこあるんですが、そこは頭の切替えが中国早いですね。ここへきて、むしろロシアを止めるには欧米だけでは無理でしょ?と。中国の力が必要でしょ?ということで、かなりアメリカやイギリスのリーダーと会ったりして、恩を売ることによって、何か条件を引き出そうと、そういう方向に頭を切り替えてますね。」
佐々木アナ「情勢をしっかり見極めているんですね。」

NHK:ニュースウオッチ9
【ウクライナ 先の見えない避難生活 子どもたちの心に深刻な影響】

和久田アナ「今回の侵攻によって国外に避難した人は372万人を超えました。国内で避難する人と合わせると、ウクライナの全人口の4人に1人が家を追われたことになります。いかに多くの家族が、このように強い不安、そして心の傷を抱えながら、今この瞬間も過ごしているのか。決して忘れてはならないと思います。」
田中アナ「ウクライナ情勢を巡って今週は外交の週となりました。NATO、G7などの一連の首脳会議はプーチン大統領の当初の想定とは異なり、欧米や日本は結果的に一段と強い結束を示すことになりました。侵略を始めてから誤算続きと言われるプーチン大統領。これ以上は誤った判断を重ねてほしくない。強く願います。」

北朝鮮

【北朝鮮 新型ICBM発射映像公開】
フジテレビ:FNN Live News α

内田アナ「ワシントン、そしてニューヨークも射程に入るということですが、どう見ていますか?」
風間晋氏(解説委員)「岸防衛大臣の、これまでとは次元の異なる深刻な脅威、という発言の通りなんですね。アメリカも日本も、見て見ぬふりはもう続けられません。金総書記は日米韓の最大限の制裁と圧力を跳ね除けて、新型ICBMを手にしたことで、アメリカなどに対して強い立場に立てるという自信も深めているに違いありません。映画のトレーラー風の演出が入った映像は、北朝鮮がこの発射成功をいかに待ち望んでいて、誇らしく思っているかを示しています。」
内田アナ「こうした中、北朝鮮は今後核実験も再開してくるんでしょうか?」
風間氏「はい。ICBMは核弾頭があってこそです。核実験やICBMの発射実験は中国、ロシアに配慮して、当面行わないのでは?という見方もされていましたが、楽観的に過ぎました。北朝鮮は今後日本列島を飛び越える軌道でのICBM発射や核実験をも行う可能性が予想されます。その時は一段と深刻な脅威への日米の対応が問われることになります。」
内田アナ「ウクライナ情勢の先行きが見通せない中での北朝鮮のこうした動き。国際社会のより一層の連携が求められています。」

テレビ朝日:報道ステーション

富川アナ「しかも来月15日は故金日成主席の生誕110年の記念日ですので、何か大きな動きがあるのではないか?と警戒が強まっているんですね。専門家は大陸間弾道ミサイルに搭載する小型の核、この核の小型化が十分に進んでいない可能性もあると見ていまして、今後核実験を行う可能性も排除出来ないと指摘しています。」

テレビ東京:WBS
【北朝鮮 新型ICBM発射 日本にとっての脅威は…】

佐々木アナ「さて北朝鮮国営メディアは今日新型のICBM、大陸間弾道ミサイル火星17の発射実験を行い、成功したと報じました。金正恩総書記が発射に立ち会う様子も映像で確認。演出されている訳ですけれども、政府はもう次元の違う脅威だとしていますね。」
山川氏「今回の射程を伸ばしてアメリカ大陸全土に届くようにしたというだけではなくて、多弾頭化、つまり複数の核弾頭を一緒に積むとか、あるいはおとりの弾を一緒に積むとか、そういうことをしてアメリカサイドから見れば、より迎撃しづらい設計になっている。そういうものをアメリカの目がロシアに向いている最中に、どんどん実用化を急ごうというそういう狙いがある。」
佐々木アナ「やはり専門家もやはり核兵器という抑止力、ミサイルを持っていないとアメリカから攻撃を受けてしまうかもしれないということを考えているのではないか?ということだったんですが、更なる挑発行為も懸念されますね。」
山川氏「そうですね、気になったんですよね。北朝鮮側のメディアが言っているんですけれども、予定した水域に正確に着弾した、と言っているんですよ。つまりは、今回は日本のEEZ内に最初から狙って落としたんだ、と言っている訳です、平然とね。それに対して岸田総理や岸防衛大臣がペーパー、紙に目を通して、準備された、ずっと非難の声明を出しているんですけども、これだと相手側に怒りというものが伝わらないと思うんで、表現の仕方をもう少し考えてもらいたいと思運ですね。先日ウクライナのゼレンスキー大統領の演説を見た後だけに、余計にそういうことを感じてしまいますね。」
佐々木アナ「危機感を高めるような、やはり訴えが必要だということですね。」

国際

その他

テレビ東京:WBS
【SMBC日興証券 相場操縦事件 不正取引背景に“高値アピール”か】

佐々木アナ「このSMBC日興証券の相場操縦事件ですけれど、異例の事態となっています。どう見ますか?」
山川氏「まずこれ見て頂きたいんですが、大正製薬HDの株価の推移なんですが、まず棒グラフ、4月8日のところの売買が異常に膨らんでいます。この折れ線グラフ、株価がちょうどそこで下げ止まっている形になっている訳で、これ市場が閉まる間際に証券会社側が大量に発注する典型的な相場操縦が行われたのではないか?と疑っている訳ですね。」
佐々木アナ「どうしてそういうことをするのか?その問題となっている取引きはどういうものなんでしょう?」
山川氏「これはブロックオファーという取引きなんですけども、これは証券会社側が大株主から株を買い取って、それを別の投資家に転売するものなんですけども、ここでその銘柄があまりにも株価が下がってしまうと、大株主が安値で売ってしまうのを嫌がって取引が不成立になる。だから買い支えたと見られていますね。」
佐々木アナ「これなぜSMBC日興証券だけ、このいい条件が出せるのか?と業界関係者から疑う声も出ていた、ということなんですけれども、これだからつまり買い支えていたから?」
山川氏「そうですね、そういう仕組みがありますから、その分だけ高く自分達は売ることが出来ますよ、と確信を持って大株主に提案が出来てた訳ですよね。ただ、この実行していたものが、だいたい外資系証券会社などから引き抜いてきた人材が中心になってやっていて、非常にそれが成長していたので、会社の中でガバナンスが効かなかった面があると思いますね。」
佐々木アナ「ただこの相場操縦で誰か損をする人がいるということなんですね?」
山川氏「歪な価格形成をやっている過程で、当然本当はもっと安く株を買えたはずの人が高値で買っている訳ですよね。で、これは証券業界の中では昔から損失補填だとか飛ばしとか、色んな事件があっては信用を失ったという経緯があって、今回の件もやっぱりこういうのを見せられると、一般株主としては株は怖いなあみたいな、そういう空気が広がるのが一番怖いところですね。」
佐々木アナ「そうですよね。」

フジテレビ:FNN Live News α
【<αism~SDGs新時代~>サステイナブルのカギは「利便性」プラントベース冷凍宅配食】

松江英夫氏(デロイトトーマツグループCSO)
・自宅を起点としたサステイナブルな食習慣
・時間や手間を省ける→働く人へさらなる普及
・“消費者と作り手”による環境志向の好循環

内田アナ「意識して学ぶことというのも大切なことだと思いますが、このように日々の食卓の中に溶け込むことで、子ども達が自然と環境について学べるようになるのかもしれないですね。まさに多くの方に知ってもらいたい取組みだなと感じました。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?