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2021/10/13 国会 衆議院解散前に最後の論戦

2021/10/13 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

日本テレビ:Newszero
【英国 新型コロナ対応「史上最大の失敗」分析公表】

有働アナ「失敗をきちんと認めて、次の対策に活かすというのは非常に大事だと思うんですけど、日本の国会での総括は?」
小栗泉氏(解説委員)「まだされていないんですよね。日本のこれまでの感染者数はおよそ171万人、死亡者数は1万8千人ほどなんですけれども、初期対応にあたった安倍前総理“全体的な政治判断を含めた検証は収束した段階で行いたい“と言っていました。ただこれだけコロナ対応が長引きますと、収束っていつなの?という風になりますし、実際検証するにも時間が掛かってしまいますよね。なので、まずは中間評価などを行なって、今の対応にも活かしていくということが望ましいですよね。」
有働アナ「はい、ぜひそうしてほしいですけれども、辻さんはどういう意見ですか?」
辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「第6波に備えるためにも、後世のためにも検証はもちろん必要ですし、客観的事実は残しておくべきだともちろん思います。イギリスと比べて感染者数も死者数も少ないから、まあいいか、ということではもちろんなくて、その数字の向こうには一人一人に大切な人生があるというのも忘れてはいけないな、というところも思います。今後の給付金の話も選挙を前に今話題になっているところだと思うので、経済の面でも検証が必要じゃないかなと思います。」
有働アナ「そうですね。日本では明日衆議院が解散されて、選挙モードに入る訳なんですけれども、やっぱりコロナ対策争点の一つですね。」

政治

【国会 衆議院解散前に最後の論戦】
NHK:ニュースウォッチ9 

和久田アナ「国会での論戦は終わりました。これからは選挙を通して有権者が判断し、選択する期間に入っていくことになります。今回の選挙は新型コロナ対策に加えて、生活に厳しい影響を受けた人への対策など、私達国民にとって大きな意味を持つ選択の機会です。」
田中アナ「明日から事実上の選挙戦が始まります。衆議院選挙で何が問われているのか、総力を上げて読み解き、伝えていきたいと思います。」

【衆議院選挙 31日投開票へ】
テレビ朝日:報道ステーション

大越アナ「明日の衆議院解散から投票日まで異例の早さということですけれども、岸田さんによる新政権の発足から投票ということで考えても、かなり異例の早さです。野党側が予算委員会の開催を求めた意味もそこにあるかと思います。ただ衆参の本会議での代表質問で、いくつかの問題が明らかになったと思います。今後のコロナ対策、そして成長と分配のバランス、あるいは先ほどもありました選択的夫婦別姓のあり方をはじめとするいわゆる多様性の姿。論点はたくさんあります。投票日31日に向けて、明日から事実上の選挙戦。私達は自分達で、自分達からむしろその争点を探しにいきたいものだなと感じます。」

国際

【IMF 世界の経済成長率を下方修正】
フジテレビ:FNN Live News α

崔氏(エコノミスト)
・“デルタ株・供給網混乱“で回復遅れ
・“成長見通し“日本は主要国で断トツ最下位
・ウイルスめぐる「ジレンマ」抜け出す必要

三田アナ「まずは感染が拡大しても、経済を回せるように、医療体制は今こそ拡充させておく必要があると思いますし、感染の動向やこれまでの対策しっかりと検証して、国民に開示することで、一人一人が合理的に考えて、感染対策をしながら経済を回すことにも繋がるように思います。」

【日米豪印 共同訓練開始】
フジテレビ:FNN Live News α

三田アナ「4カ国の結束、どう見ていらっしゃいますか?」
風間晋氏(解説委員)「20日前には4人の首脳がワシントンに集まり、今は海軍の共同訓練中です。となると、中国包囲網強まると思われがちですが、実際には微妙だと思います。それぞれの国の中国との距離感がまちまちだからで、とりわけインドは米中どちらにも与しない非同盟が基本です。中国とロシアが中核の上海協力機構のメンバーでもあって、2018年には中露と合同軍事演習も行なっています。アメリカもそういうインドに配慮して、クアッドを同盟とは区別し、パートナーシップと呼んでいます。4カ国の共同訓練もインドがまず中心にあって、日米と行なってきた訓練にオーストラリアが参加する形は崩しません。こうした微妙な事情に配慮しながら、パートナーシップが深く強くなるように手を尽くす、それが将来の自由で開かれたインド太平洋に繋がっていくんだと思います。」

その他

【全国 自殺した児童&生徒 過去最多の400人超】
NHK:ニュースウオッチ9 

和久田アナ「苦しい気持ちや悩みは抱え込まずに誰かに相談してください。」
田中アナ「長引くコロナ禍で大人も大きなストレスを感じています。しかし、近くで子どもを支える事ができるのも私達大人です。追い詰められている子どもがここまで増えている現実をしっかり受け止め、その声に耳を傾ける努力を続ける必要があります。」

【半導体不足 アップルが「iPhone13」減産 経済安保の"司令塔"に直撃】
テレビ東京:WBS 

佐々木アナ「流石にまだお話出来るタイミングではなかったようで、むしろ誘致に関しては明言されませんでしたが、表情はもう答えていらっしゃるような感じでしたね?」
原田亮介氏(日本経済新聞 論説主幹)「答えていたと私は思いました。」
佐々木アナ「やはり半導体のサプライチェーンの重要さというのは、力説されていました。」
原田氏「元々半導体って産業の米って言われていましたが、もっと進んで産業の基盤とか心臓とか言われるくらいですね。人工知能も自動運転もとにかく半導体の塊ですから、これがないといけない、と。ただ現時点で言うと、日本メーカーの影はほとんどないので、巨額の投資を負担出来る、そういう企業が日本にはないんですよね。」
佐々木アナ「だから国が補助をして支援をしないと、という局面にあるということなんですね。」
原田氏「そうなんですよね。temc、SAMSUNG、intelこの3社、ハイエンドから下まで一応カバー出来る。日本はどこにいるかと言ったら、このミドルレンジというところとローエンド。ここで例えば自動車の半導体とか家電の半導体をやってる、と。それで今回のtsmcはミドルレンジのところの多分半導体の工場になるんじゃないか、と言われてます。」
佐々木アナ「日本メーカーというのは、ハイエンドの方にはいないというのが現状なんですよね。」
原田氏「残念ながらいないです。」
佐々木アナ「ですから、大臣も半導体工場がないと、日本の持つ素材メーカーなどが海外に行ってしまう。ですから、まず引き留めることが大事、ということ?」
原田氏「そうですね。空洞化を止める、と。その先は、例えば半導体の電力消費を出来るだけ小さくするという省電力型の半導体をどう開発するか、そういうニーズはある訳ですよ。日本のメーカーの強さ弱さというのを十分分析して、やり方を考えてほしいですね。」

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