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tokyojack
2022/7/20 全国 新型コロナ新規感染者“過去最多”15万2452人確認
2022/7/20 夜のニュース比較、文字起こし
新型コロナ
全国 新型コロナ感染者数過去最多 子どもへの拡大も懸念
青井アナ「このところ急激な感染の拡大の中、救急搬送にも影響している。そして、医療の逼迫も日に日に深刻になっているという状況ですね。」
山内アナ「その医療の逼迫度合いが、どのレベルにあるか示す指標なんですが、昨日時点での確保病床の使用率、沖縄県では74％、熊本県では65％など全国5つの県で、政府の分科会が示す対策を強化すべきレベルの50％という目安を上回っているんです。」
田中アナ「感染者の数、今日はちょっと驚くような数字でしたよね。制限のない夏を過ごすために、今後重要になってくるのは病床の使用率です。逼迫の度を強める医療現場を守るために、感染対策の徹底を意識したいと思います。」
全国 新型コロナ新規感染者15万人超で過去最多
国山アナ「映像にもありましたけども、駒澤大学での無料配布、今回で4回目ということです。支援規模を拡大して、3日間で8万食を上回る食料品を提供する見込み。それでも担当者は、困窮している学生が常態化していて、十分なサポートが必ずしも行き渡っていないところもある、と話していました。」
小川アナ「大学側が福祉の受け皿になってしまっている現実がある訳です。参院選前に学生の皆さんにお話を伺う機会があったんですけれども、政治が自分達の方を向いていないと感じる方が本当に多かったんですね。今こそ、こうした局面だからこそ、政治がどう訴えるのか？そして、どう対応していくのか？が問われていると感じます。」
厚生労働省専門部会 塩野義製薬“新型コロナ飲み薬”承認見送り
佐々木アナ「国産初の新型コロナの塩野義の治療薬、またも承認見送りとなりましたね。これ、どう見ますか？」
原田亮介氏(解説キャスター)「今度の緊急承認というのが5月に出来たんですけれど、一種仮免許で運転を認める仕組みなんですよね。なので、緊急性を考えると、承認すると私思っていたんですけどね。そうならなかった。」
佐々木アナ「そうですね。今流行しているBA.5への効果がわからないという理由もあるようなんですけれどね。」
原田氏「ただ、塩野義側は追加のデータを公表してるんです。で、申請通りなら、12歳以上の軽症の人が飲めて、感染初期に服用すると、周りにうつすリスクも減る。インフルエンザのように早く飲んで、職場復帰を早めるという、そういう効果
も見込めるんですね。そういう意味で、この審査の仕組みが今のままでいいのか？やっぱりちょっと再検討すべきじゃないか？というのが、私の考え方ですね。」
佐々木アナ「こうした国産薬というのは、今経済安全保障上でも重要だという風に言われていますからね。」
原田氏「そういう面もあります。」
佐々木アナ「そうですね。さて、どうなるでしょうか。」
松野官房長官 新たな行動制限行わない方針
山田悠史氏(マウントサイナイ大学病院 内科専門医)
・まずはワクチン3回目接種を済ませること
・過剰な行動制限はせず基本的な感染対策を
・身近で感染の可能性 シミュレーションが大切
三田アナ「これだけの急速な増加ですと、発熱外来などコロナ対応の医療従事者の方は大変な状況だと思います。その負担を減らすためにも、まずは徹底した感染対策を心掛けたいと思います。」
国際
ドイツ ガス供給めぐり高まる懸念
山内アナ「ドイツへの天然ガス、そして日本へのLNG。東西で同時に行われているロシア側の動き。今後の影響、気掛かりですよね。」
青井アナ「ノルドストリームについて、欧米の一部メディアは明日の21日に再開する見通し、と伝えている訳ですよね。」
田中アナ「ロシアのこれまでの行動から考えますと、先行きちょっと不透明、予断を許さないと思いますね。」
青井アナ「そうですよね。一方で、日本なんですけども、サハリン2の新会社の設立については、まだ発表はありません。」
田中アナ「日本も天然ガスの価格、そして供給の2つの側面から、揺さぶられていますよね。大切なのは、その揺さぶりに振り回されないこと。そして、ロシアへのエネルギー依存を少しでも下げていくこと。この2つが今は重要です。」
IMF ゲオルギエバ専務理事 世界景気「後退リスク高まる」
佐々木アナ「今日はゲオルギエバ専務理事にインタビューされたということで、景気後退のリスクが高まっているとの見立てでしたけれども、どんな印象を持たれましたか？」
原田氏「かなり強い調子でリセッションへの懸念を気にされてましたね。現にIMFが4月に出した経済見通しというのを、来週26日に大幅に下方修正するんです。」
佐々木アナ「なるほど。ただ、アメリカに関しては今月既に下方修正をしているんですね、こちら。」
原田氏「そうです。今年1月に4.0だったんですけれど、今年の年間の予想なんですけど、直近で2.3まで下げたんですね。来年の予想も大変大幅な下方修正なんです。で、何と言ってもインフレが長期化して、パウエルさんの金融引き締めが急ピッチだということが理由ですね。」
佐々木アナ「利上げが続くということですよね。そして、ヨーロッパの方は、どんなことを話されていたのか？やはりウクライナ危機に直面して厳しい状況。エネルギー問題、喫緊の問題ですよね。」
原田氏「そうですね。専務理事、ロシアのガスパイプラインの天然ガス供給が滞る。そこがポイントになってますけれど、EUが緊急プランを用意して、ガスの利用制限まで検討していることを称賛してました。多くの国が共同で対応して、負担をシェアするということ。このやり方が大事だとも言っていました。個人的には冬のやっぱり需要期が心配ですよね。」
佐々木アナ「そうですね。それから中国ですけれども、ゼロコロナの影響でしょうか。」
原田氏「単に都市封鎖の影響だけじゃなくて、不動産問題を基点にして経済の悪影響が出ることを心配してましたね。その結果として、中国の成長率について専務理事は大幅に下方修正する、という風に明言してました。」
佐々木アナ「そうですか。一方、日本は？と言いますと？円安です。」
原田氏「日本はコインの裏表だと、円相場は。で、円安は輸出企業にはプラスでしょう、とおっしゃってましたね。これを活かせば、日本経済も真っ暗ではない訳です。そういうことで言うと、嵐を前にしてるので、備えあれば憂いなし、ということだと思います。」
ネットフリックス 世界の有料会員数2期連続で減少
佐々木アナ「動画配信ネットフリックスですけれども、3か月前に会員数が減少して、株価が暴落したんですよね。その後も結局、会員数の減少は止まっていないということだったんですね。」
原田氏「そうですね。こちらが前の期に比べた会員数の増減なんですけれど、過去10年で初めて1-3月に減って、4-6月も97万人減った訳です。7-9月は増えると見てるんですけれど、これどうなるか？減ってる理由は3つあるんです。1つはコロナ禍で巣ごもり需要が剥がれてきたことですね。」
佐々木アナ「経済が動き出しましたもんね。」
原田氏「2つ目が物価高が響いて、消費者の節約思考が強まっている、と。節約がサブスクの契約見直しに繋がっている。アメリカでは、ガソリン買えないのにサブスクという訳にはいかない訳ですよね。」
佐々木アナ「中には3つ4つ契約してる方いますから、1つくらいやめようか、ということもあるということですよね。そして、その他、理由3つ目これです。」
原田氏「競争がやっぱり激しくなってるんですね。」
佐々木アナ「激しいです。」
原田氏「ネットフリックス以外にもAmazonやU-NEXTがあって、今ディズニー、自社作品だけではなくてマーベルやスターウォーズなどの人気コンテンツも取り込んで攻勢強めてます。サブスク動画というパイが成長している内はいいんですけれど、成長が止まると、レッドオーシャン、つまり過当競争に陥る訳ですね。」
佐々木アナ「限られた時間の奪い合いですから、そうした過当競争の中で、ではどうしたらいいのか、ネットフリックス。どう打つでしょうか、手を。」
原田氏「1つはマイクロソフトと組んで広告付き動画で安い配信をしようとしてる、と。もう1つは、市場がまだ成熟してないアジア地域で会員を増やしたい。更に水膨れした会社のスリム化。人減らしでコストを減らす。そういう全体を見ると、ネットフリックスも普通の会社になってきた、という感じですね。」
政治
安倍晋三元首相「国葬」 9月27日で最終調整
田中アナ「国葬について、松野官房長官は今日の会見で、説明していきたい、という考えを示しました。与野党や世論に賛否両論があります。その説明を注視したいと思います。」
有働アナ「これについては、どう考えますか？」
辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「あくまで公のものとして行うのが国葬な訳ですので、時の空気感で決めるべきではないなという風にまず思います。税金を使って個人の葬儀を特別に行うという訳ですので、それにどういう意味があるのか？なんでこの元総理は国葬をして、この方は国葬しないのか？そういった明確な説明を国民に出来ずして、閣議決定をするべきではないんじゃないかな、と思います。」
有働アナ「国の行事としてやることで、対立や分断が生まれないように、やると決めた総理、政府は今からでも、しっかりと説明することが必要だと思います。」
離婚後の子どもの養育 制度見直しへ
有働アナ「この問題に関しては、どう考えますか？」
辻氏「実際に起こっている問題は、共同親権さえ適用されれば、全て解決するというものではないんじゃないかな、というような気がします。例えば、先ほどのお金の話もそうですし、ひとり親世帯のそもそもの支援だったり、経済的に苦しむのが母子家庭に比較的多い現状も含めて、そもそも男女間の格差是正の課題ですし、親権以外のアプローチも同時に必要なんじゃないかなあ、という風に思いました。」
有働アナ「この親権については、これといった正解はない問題なんじゃないかと思いますが、これ中間の案がまとまり次第パブリックコメントという形で誰でも意見を寄せることが出来ますので、ぜひ皆さんの気持ちを国にコメントとして寄せてください。」
気象
ヨーロッパ猛暑の要因 日本にも…
山内アナ「この農家の鈴木さん、このまま暑さが続いてしまうと、これからの時期に作付けをして、そして10月以降に収穫をする白菜、サニーレタスといった、また別の野菜も生育不良になってしまうのではないか？と、影響の長期化というのを気にしていた、ということです。」
田中アナ「そうですか。そして、暑さについて、この数字です、3528人。先週1週間に熱中症で救急搬送された方の数なんです。とても多いんですけども、今新型コロナの患者が急増しているため、救急搬送が遅れてしまう可能性もあるということなんです。コロナに加えて熱中症にも十分注意が必要です。」
その他
首都圏新築マンションが高値 中古マンションに商機
佐々木アナ「やっぱり割安感だったり、それから中古でも広い間取りというのに魅力を感じてる人、多いようですね。」
角谷アナ「そうですね。それに加えて、VTRに出てきました三菱UFJ信託銀行の船窪さんによりますと、消費者が新築至上主義から変わってきたというところもあるそうなんです。フリマアプリなどの人気で中古品そのものへの抵抗感が薄れてきているということでした。」
電子決済サービス「Kyash」悪用 中国籍の男ら4人逮捕
青井アナ「こういった電子決済サービスに詳しい専門家は、社会で利便性が求められる中、本人確認が不十分なことで事件につながるケースが多い、と指摘しています。」
田中アナ「本人確認の作業って入力が面倒ですけども、やっぱり大事なんですよね。」
青井アナ「そうなんですね。更に、専門家の方は、日本ではこれからも新しい電子決済のサービスが次々に増えていくことが予想される。事業者もユーザーも、そうしたサービスについては、セキュリティリスクがないか？確認していく必要がある、と話していました。」
<#つながるニュース>カラフルなキクで自由研究
辻氏「まさに自由研究の季節なので、子ども達が自分でも挑戦出来るいい動画ですし、大人も楽しそうだなと思いました。」
<αism~イノベーション2.0~>ナゾの箱で「なんだ!?」の出合い “選ばない”新たな消費の形
鈴木智子氏(一橋大学ビジネススクール准教授)
・モノだけでなくワクワク感も求める消費者
・サプライズで感動 顧客ロイヤルティー獲得へ
・リスク回避傾向が高い消費者には逆に不満も
三田アナ「そういった課題をクリアしたその先には、あえて選ばないというのも、商品との出会いの新たな選択肢として浸透していくのかもしれません。」
ホテル＆旅館 売却相次ぐ
大越アナ「外国の資本が日本の旅館やホテルを買い取ることによって、例えば従業員の雇用は守られるのかなあ？とか、あるいは日本特有のおもてなしの文化は大丈夫なのかなあ？という心配する声も上がっているんですが、一方で日本の魅力を理解して買い取ってくれるのであれば、そのまま廃れてしまうよりはずっといいという声もあります。ただ、いずれにしましても、このところの円安を背景にして、いわゆる日本売りがこの宿泊業界でも進んでいるのか、という風に考えますと、正直複雑な気持ちになります。」
昭和40〜50年代に活躍 レトロ自販機の“新天地”は？
佐々木アナ「あのハンバーガー、私食べましたよ。」
原田氏「いやあ、すごい。」
佐々木アナ「昭和と言えば、原田さんですね。懐かしいんじゃないですか？」
原田氏「やっぱり昔はコンビニがなかったから、こういう自販機で軽い食事をするとか、そういうマーケットがあったんだろうと思うんですね。私はちょっと田舎だったんで、こういう自販機もないし、信号もないくらいの田舎でしたから。」
佐々木アナ「そうだったんですか。でも、落ちてくるのドキドキしますけど、角谷さんからすると、新しいんですかね、こういうの？」
角谷アナ「そうですね。レトロな色合いとかがかわいらしくて、とてもおしゃれに見えますね。」
佐々木アナ・原田氏「おお〜」
佐々木アナ「昭和に商機あり、かもしれませんね。」
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