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2022/6/13 侮辱罪厳罰化改正刑法 成立

2022/6/13 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ロシア プーチン大統領「ロシアの日」に演説 ウクライナでも記念行事 支配の既成事実化 いっそう進む

田中アナ「食糧危機を巡っては、アフリカでは3億5千万人の人が深刻な危機に直面していると言われているんですね。にも関わらず、ウクライナから輸出される小麦はロシアの侵略で今年の夏から来年にかけて、およそ半分に減ると見込まれているんです。」
山内アナ「こんな状況の中で、自由貿易の番人、旗振り役でもあるWTO、円滑な食糧の輸出入、進めてほしいですね。」
田中アナ「本当にそうですよね。WTOとして、食糧危機を阻止するという一致したメッセージを打ち出すことが出来るのかどうか?この点が問われています。」
NHK:ニュースウオッチ9

国際

米国議会上院 超党派の議員グループが銃規制強化策で合意

山内アナ「今回の合意は共和党も含めた超党派での合意となりましたが、前進とは言えるんでしょうか?」
田中アナ「アメリカでは、そう受け止められているようですね。悲惨な銃撃事件が続いて、アメリカの政治家も何とかしなければならないという世論に突き動かされた結果だと思います。」
山内アナ「ただ、バイデン大統領は必要な対策全てを満たすものではないとも述べていました。この発言、どう見ますか?」
田中アナ「抜本的な対策は盛り込まれず、妥協の産物と言っていいと思います。こういう風に言われています。“控えめな”新たな銃規制、と伝える新聞もあるんですね。実現には、この後が大切です。それは“法制化”です。今回の合意はあくまでも原則、そして枠組みについて合意したんです。今後の法制化が欠かせないんですね。その過程で総論賛成、各論反対となれば、法律が成立するまで時間がかかる可能性もあります。」
山内アナ「その間にどんどん犠牲者が新たに増えていかないか?というのが懸念ですよね。」
田中アナ「そういう意見はやっぱり強いですよね。私達から見ますと、もっと根本的な対策を、と感じるんですが、銃を巡ってはアメリカでは規制を求める声と所持の権利を訴える声が真っ二つに分断した状況です。本当の意味での規制強化は難しいのが実情です。」
NHK:ニュースウオッチ9

新型コロナ

政治

侮辱罪厳罰化改正刑法 成立

有働アナ「厳罰化で歯止めがかかるというのはいいんですけれども、例えば政治家を名指しで批判した時、もちろん程度はあると思いますけど、侮辱罪で捕まっちゃうなんていうこともあるんですか?」
櫻井翔氏「その点、上原弁護士に聞きますと、そうした乱用はないようにしないといけないし、最後は裁判所が適切に判断することになっている、と言いますが、今回の法改正では「表現の自由」を制約していないか?など、3年後に有識者を交えて検証していくことも明記されています。匿名だし、みんなやっているから大丈夫などと、軽い気持ちで侮辱したことが、厳しく罪に問われることになります。自分が発信する内容には責任を持ちましょう。」
日本テレビ:Newszero
国山アナ「映像にもありました侮辱罪の厳罰化ですが、似たような罪で名誉毀損罪というものがあります。」
小川アナ「侮辱罪と名誉毀損罪、どう違うのか?ここわかりづらいですよね。」
国山アナ「そうですね。それぞれ見ていきましょう。例えば、〇〇さんは会社のお金を横領している、といった誹謗中傷は具体的な事例を提示しているため、名誉毀損罪にあたる可能性があります。一方、侮辱罪は具体的な事例を示さなくても、“死ね”“きもい”といった言葉だけでも、処罰の対象となるということなんですね。」
小川アナ「具体的な事例があるかどうか?が、この2つの罪を分けるということですね。」
国山アナ「そこが1つのポイントとなります。一方、侮辱罪の厳罰化をめぐっては、国会では政治家への正当な批判を萎縮させるなどとして、憲法が保障する「表現の自由」が脅かされるおそれがあるという懸念の声が上がりました。そのため付則には、3年後に「表現の自由」を制約していないかどうか?検証するということが盛り込まれているということです。」
小川アナ「運用の慎重さは必要にはなりますけれども、改正刑法成立ということになります。」
TBS:News23
大越アナ「木村さんの死のような犠牲を生まないためにも、今日の刑法の改正をその一歩と位置付けて、時代に応じて実効性のある対策を追い求めていく必要がありそうです。人をいたずらに傷付けるネット上の心ない誹謗中傷を許さない。そんな仕組みを作っていくことは健全な言論の自由を守ることにも繋がっていくのだと思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

松野官房長官 日米韓防衛相初言及で“台湾安定は重要”

大江アナ「この日米間の防衛相会談に注目なさったということですね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「はい。今も出てきましたけれども、日米間の防衛相会談で台湾海峡の平和と安定という言葉が盛り込まれた。しかも、韓国がそれを盛り込むことにOKと言ったことに注目したいと思うんですけど、やっぱりアメリカが韓国の政権変わったのをきっかけにして、引っ張り込んだ。そういう感じですね。」
大江アナ「あとは韓国の新政権、日本との関係改善にも随分力を入れているように見えますよね。」
滝田氏「今、大江さんおっしゃった通り、韓国の国防相が日本と真剣に対話する、というようなことを言って、まさに秋波を送ってるような感じなんですけど、これまでアメリカは対中政策で足並みを揃えて、ということを、後ろで背中を押してるということが大きいと思いますね。」
大江アナ「そうなると、次の注目は?」
滝田氏「次の注目点は、6月末にスペインのマドリードで開かれるNATOの首脳会議なんですけれども、岸田総理と韓国の尹大統領共に出席しますから、その場で首脳会談が行われるかどうか?という注目点ですね。」
大江アナ「行われますかね?」
滝田氏「実現の方向に調整は進むと思うんですけれども、問題はやっぱりゴールポストを韓国側が動かさないというところを、ちゃんと日本側も釘を刺しておく必要があるんじゃないか。そこを見守りたいですね。」
テレビ東京:WBS

その他

東京外国為替市場 円相場一時135円台 24年ぶりの円安

崔真淑氏(エコノミスト)
・円安ドル高が続く要因 日米の金利差
・ドル高を望む米国 協調介入に応じずか
・訪日客&国内回帰で円安メリット拡大

三田アナ「アメリカが牽制という話もありましたが、日銀の黒田総裁も急速な円安は望ましくないと述べ、政府と連携し市場動向を注視する考えを示しています。今後の判断が注目されます。」
フジテレビ:FNN Live News α

円安に…株価800円超下落 24年ぶり一時135円台前半

大江アナ「非常に値動きが激しい状況です。」
滝田氏「日米の長期金利を見ながら、本当に条件反射で動いてるという、そういうような感じのマーケットだと思います。」
大江アナ「本当に変動の大きい状況ですね。ただ、先週のことを思い出しますと、先週金曜日ですね。財務省と日銀、金融庁、異例の共同声明を出しましたよね、こちらです。急速な円安の進行が見られ憂慮している、という声明文を出した訳です。ただ、これあまり効果がなかったということですか?」
滝田氏「憂慮というのは、かなり強い表現だったんですけど、この表現自体は焼け石に水だった感じがするんですよね。なぜか?って言うと、海外の市場関係者にメッセージを届けるには、英文を使わなきゃいけないんですけど、英文の声明がないんですよね。」
大江アナ「ないんですか。」
滝田氏「更に、日本銀行はこの日本語の声明文さえHPに載せていない、ということなんですよね。なんでか?って言うと、7月の参議院選挙を控えて財務省が国内向けに、言わばやってる感を出したという、そういう演出のための声明だったという感じがしてる。そういう風にマーケットに見られてるんじゃないでしょうか。」
大江アナ「そうですか。ただ、財務省の神田財務官、円安を止めるための円買いドル売りの為替介入については、可能性は否定していませんよね?」
滝田氏「はい。介入をするためには、アメリカのドルを売らなきゃいけないんですけど、そのためにアメリカの財務省がどう考えてるのか?というのがポイントになってくる訳です。こちらをご覧ください。」
大江アナ「こちら、アメリカ財務省の半期為替報告書ですが、為替介入は非常に例外的な環境において、適切な事前協議を伴った場合にのみ留保されると強く期待している。」
滝田氏「色々言ってるんですけど、ポイントになるのは、非常に例外的な環境という言葉遣いなんですよね。要するに、経済やマーケットが大混乱に陥ってるという、そういうようなイメージですけど、現状はそういう状況にありません。と言うことで、現状でアメリカ財務省が日本に対して介入OKと言ってくる可能性は低いということだと思いますね。」
テレビ東京:WBS

インバウンド復活の注意点…?

大江アナ「今、円安なこと、それから外国人の入国制限人数緩和したことなどで、インバウンド観光の期待というのが高まってる訳なんですが、ただ中国からの観光客についてはVTRにもありましたように隔離措置がある。それから、団体旅行が認められない。パスポート申請、難しい。当面、日本には入って来ないようですね。」
滝田氏「ないない尽くしということでしょうね、先方としては。コロナ禍の前の2019年はどんな感じだったか?を、ちょっと見ておきたいんですけれども、全体の外国人観光客の中で中国から来られた方が3割を占めてましたから、夢をもう一度で復活を期待したいという気持ちが観光地の方にあるのは、やっぱりよくわかるんですよね。ただ、中国のゼロコロナ政策、そんな簡単には修正されないと思いますから、そこを注意しておく必要がありますよね。もう1つは、やっぱり東アジアでの国際環境は厳しさを増してるということも考慮しておく必要もあると思います。」
大江アナ「それは先ほどの解説でもありましたけれども、台湾を巡っての話ということですよね?」
滝田氏「台湾への直接の武力侵攻というのは、さすがに当面ないとしても、中国が経済活動に関して、様々な形で圧力を掛ける、干渉をしてくる可能性は十分考えておく必要あると思うんですよね。これは既に日本、韓国、そしてオーストラリアがかつて、そして現在経験していることですから、中国に対してインバウンドの過度な依存を強めないということをちょっと考えておく、そういう戦略も必要になってくるんじゃないでしょうか。」
大江アナ「インバウンドについても経済安全保障の観点が重要になるんですね。」
滝田氏「はい。その観点を忘れてはいけないと思います。」
テレビ東京:WBS

フリーランスのドライバーが労働組合結成

山内アナ「例えば、宅配サービスって誰もが使う、私達の暮らしになくてはならないものですよね。ただ、その便利さの裏側にある、こういった問題を考えるのは、消費者としての責任でもあるように感じます。」
田中アナ「そうですよね。フリーランスという働き方自体、数も増えて定着してきましたよね。こうしたフリーランスの人達が働き続けることが出来る環境を整えていくことは、企業にとっても重要ですし、安全にもつながると感じました。体制づくりを急ぐ必要があります。」
NHK:ニュースウオッチ9

「ターゲッティング広告」私たちの閲覧履歴は…

山内アナ「これ自分の情報が知らない内に使われているのは心配なんですけれども、例えば出てくる広告が本当に自分が欲しいものだったり、買い忘れていた物だった、という時もありますよね。」
田中アナ「確かに便利ではありますよね。閲覧の履歴を広告会社などに提供する場合、利用者にどう通知するか?については、今後官民で議論することになっているんです。利用者を守る視点に立って、進めてほしいと思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

<αism~働き方新時代~>見えない痛みを共有「ヘンズツウ部」の狙い

稲葉可奈子氏(産婦人科専門医)
・見えない痛みはそれぞれ 求められる理解
・適切な治療で休まなくてよい体調に
・セルフケアにとらわれず快適な毎日を

三田アナ「悩んでいるのは自分一人じゃないと共有出来ることで気持ちが楽になれることもあると思います。それぞれが適切な治療が見つかること。そして、周囲の理解が広がることを期待したいと思います。」
フジテレビ:FNN Live News α

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