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2023/9/12 岸田首相 13日に内閣改造 顔ぶれ明らかに

2023/9/12 夜のニュース比較

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日本テレビ:NewsZERO

TBS:news23

岸田首相 13日に内閣改造 顔ぶれ明らかに

小川アナ「この人事は、どう評価されます?」
星浩氏「女性閣僚が5人ということは非常に良かったと思いますね。一方で、岸田さんは今回骨格の部分、茂木幹事長の部分とか松野官房長官の部分を刷新して、新しい人材を入れて、出来れば女性を入れて、支持率アップに繋げたい、政権の勢いを戻したいと思っていたんですけど、結局麻生さんとか茂木さんの派閥の力で押し返されてしまった、というのが現状なんですね。そういう点では、岸田さんからすると、ちょっと悔いが残る改造人事だったと思います。それから、木原官房副長官は岸田さんの側近として、政策だけじゃなくて、政局においても官房長官の仕事の一部を担っておりましたので、木原さんが今度欠けるという点では政権にとってダメージだと思いますね。ただ、全体としてバランス重視にはなったんですけど、ちょっとパワーに欠けることになってまして、政策課題が非常に難しい問題が山積してますので、その難しい課題を打開出来るかどうか?それだけのパワーがあるかどうか?というと、ちょっと疑問が残る、と。そういう布陣になってますね。」
小川アナ「支持率を回復するというよりは、再選に向けた足場固めを優先したとも言えるんでしょうか。」

小川アナ「地道に積み上げて支持率回復を目指す。星さん、狙い通り進むんでしょうか?」
星氏「岸田さんは今から考えると、8月のアメリカで開かれた日米韓首脳会議で外交の岸田をアピールして、今回の改造・党役員人事で刷新感を出して、そういうことで支持率をグッと上げようと思ったんですけど、それが叶わなかったということで、今後は政策の展開で支持率回復に繋げるということなんですけど、それそう簡単ではない。」

小川アナ「課題が山積する中、岸田総理はどう克服するのか?どうご覧なってますか?」
星氏「まず物価高対策ですけども、景気対策として従来ですと公共事業とかバンバン財政出動やってたんですけども、今かなりオーバーヒートしてますので景気が、その中で公共事業で景気対策というのは、なかなか難しい。ガソリンとか電気代の補助とか、そういうとこでやっていくしかないんですけど、そうするとインフレ手当をすることなんですけど、一方で日銀は低金利、マイナス金利政策でインフレを加速する政策をやってるんですよね。どうも金融では加速して、こちらはインフレを抑えるというチグハグな政策になってますので、その辺の政策の整合性をどうするのか?というのが1つのポイントになると思います。それから、防衛費にしても少子化対策にしても、負担増に繋がるんですね。防衛費増税の議論がありますし、少子化対策にしても社会保険の引き上げとか、社会保障の削減で、その中で工面しましょうという話になってますので、国民生活に非常に直結してくる問題なんですが、これは年末の予算編成に向けて議論が本格化するんですけども、これ非常に問題が多いので、そう簡単に打開出来るということは難しいんですね。」

小川アナ「この布陣で(解散総選挙を)戦えるのかな?というところは正直疑問を覚えるところでもあるんですけど。」
星氏「女性閣僚は増やしましたけど、全体としては地味な布陣で刷新感はあまり出なかったので、支持率もそんなに上がるとは、ちょっと思えない訳で、自民党の中では、この布陣でスタートするのでは、なかなか衆議院の解散総選挙は難しいという反応は多いんですが、今晩あたり政府高官の何人かに聞いてみますと、それでもやはり岸田さんは年内の解散を狙ってるという情報があるんですね。やり方は、臨時国会の中で3つありまして、1つは臨時国会の冒頭でいきなり解散しちゃうということ。もう1つは、景気対策の全体像、柱だけを示して、それによって解散総選挙に打って出て信を問う、と。もう1つは、補正予算を作って補正予算が通るまで臨時国会をやって、その後に選挙に打って出るということなんですが、どうも岸田さんは2番目の景気対策の柱だけを示して解散総選挙に打って出て、体制を整えたい、と。で、来年の通常国会、それから色んな諸課題、政策課題ですね。あるいは増税もあります、負担増もありますので、そういう課題に向き合いたい。更には、来年の総裁選挙での再選を目指したい、と。そういうのが岸田さんの戦略なんですね。そういう点では臨時国会での年内解散というのは、まだまだ消えていない。むしろ要注意という状況だと思います。」

フジテレビ:Live News α

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